はなひな~アメリカの子育て日記~

2006/03/30(木)07:11

じゃあどこのキンダーに行くの?1

学校は、日本と同じく、公立と私立がある。 私立はどんな学校があるかというと、 学業に力を入れる私立、 自然派の教育を目指す私立(アルファベットを1年生過ぎるまで教えない) 宗教色の強い私立 などがある。 でも、以下の二つの学校が、特に日本と違うので、 インターネットから見つけた情報を私なりに省略して説明したいと思います。 チャータースクール 教育者、親、コミュニティーグループなどが、 それぞれの主義や哲学にのっとって設立した、学校。 公立の学校区からの支配は受けない、独立した学校。 学校への公的補助があるので、授業料は基本的に無料の場合が多い。 Charter schools are semi-autonomous nonsectarian public school choice educational alternatives (いい訳が見つからなかったのでそのまま載せておきます) という説明のとおり、独自の教育ができる。 無料なんだけど、独立しているので、私立っぽい独自のカラーをだせて、 いいところは本当に評判がよい。 マグネットスクール たとえば、体育、コミュニケーション、数学、芸術など、 それぞれの学校が力を入れている分野があり、 それを、特に強化していく学校。 生徒は、学校がある都市のそれぞれの地域から、 そしてそれぞれの人種から決まった数の子供をそれぞれ学校に入れる。 だから、色々なところから皆バスに乗って通う。 たとえば名古屋市のマグネットスクール(所在地昭和区)の場合、 昭和区の学校の周りの子は、その学校に、抽選なしで、 普通に通ってもよいけど、 それ以外は、人数が多い場合、願書をだしてから、それぞれ抽選される。 その抽選の方法だけど 「瑞穂区から白人系を1人、アフリカ系を1人、アジア系を1人。 次は東区から・・・・」みたいな選ばれ方をしていくらしい。 私のお友達で、お子さんが体育のマグネットスクールに行っている人の話によると アメリカの普通の公立は体育の授業がないけれど、 その学校は、体育強化学校なので、普通の勉強はすべて午前中に回し、 午後は、体育ばかりやるそう。 他にも言語強化のマグネットスクールでは 「英語、スペイン語」というのがよくあるそうだけど、 うちの近くには「3年生までフランス語でしか授業をしない」 という公立のマグネットスクールがある。 フランス人とアメリカ人ハーフの子供もここに願書をだしているけど、 普通のアメリカ人、親は英語のみ話す、家族も願書をだしたそう。 日本語マグネットスクールがあったら最高!だよなーー。 さて、この二つ以外に、ホームスクールという選択肢もある。 その名のとおり家で勉強するという方法。 でも、多くの人はやっぱり、ホームスクールを選んでも、週に何回か、 チャータースクールに通ったりしているようです。 私が以前ホームステイしていた家族は 「今の世の中学校なんて危ないところにいれて、 要らない情報を子供に与えなくない」 という理由から、ホームスクールを選んで、 チャータースクールにも行ってなかった。 母親が「私が教える」って言ってフランス語も教えてたけど、 「おい、そのフランス語、私が大学で習ったのより下手やね」 って言うレベルで、ちょっとがっくり。 しかもお母さん妊娠中で、午前中は寝てばかりの日が続いてて、 子供が洗濯とかしてたし、何のためのホームスクールだよっ、 という感じだった。 結局お母さんは、その程度しか教えられないから、 三人姉妹が、一日中家にいて、なんだかんだで、勉強できてないし、 「今日は図書館に行く」って言う日もあったけど、基本的に退屈そうだった。 唯一教会に行くとお友達と遊べるので、教会に喜んでいっていたけど、 周りの評判は 「やっぱりあの子達学校に行ってないから、話題がずれちゃって面白くない」 だった。 お友達の家には、遊びに行っちゃだめで、自分の家にお友達が来るのはいい、 という考えなんだけど、いっても親が厳しいから、変なこと口にできないし、 だんだん誰も来なくなってきていた。。。。。 というのも、私のお友達の娘さん(普通に学校に通っている) が、この三姉妹と同じ教会で、年齢が近かったので、いつも 「遊びにおいで」って誘われていたんだけど、お友達の娘さんは 「えーーーやだー、つまんないし、私学校に友達いるもん」 って言ってたから・・・・。 家でずっと囲い込んで、突然大人なって社会に出たほうが、 危ないんじゃないかな?とおせっかいにも思っていた私。 ま、でも、このホームスクールっていう選択肢は、 病気の子供とか、芸能人などにはいいよなーって思った。 はなも、たとえば、斜視の手術だと目が使えないからだめだけど、 高校生くらいで足を手術することになっても、 ホームスクールっていう選択肢を選べば、留年することなく、 学年をあがることができるし、日本で言う 「不登校だから、とりあえず中学だけは卒業証書もらったけど、 高校はいけない」なんてことはない。 他にも 「頭がよすぎるので、今、高校一年生の年齢で、ホームスクール生だが、 実はUCSDの大学院の教授に数学を習っていて、 この間数学のコンテストで優勝」 なーんていうホームスクールを活用している子供もいる。 確かに、頭よすぎたら、同じ年齢の子供と話も合わないもんね。 納得です。 うまく使うと、かなり活用できる、アメリカの学校の選択肢。 アメリカは銃社会、学校の場所などは、色々考えるます。 それでは、私とお友達がどのように学校を選んでいるのか、 次でお話したいと思います。 ←ふー聞いてるだけで疲れてきたーーというあなた、私も最初、頭こんがらがりましたよー。アメリカ生活大変ね、の同情クリックよろしくお願いしまーす。

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