なんだかとっても不思議でした。
保育園に到着するまで、私の自転車に一緒に乗り、
同じ風景を共有して、一緒に会話し、同じ世界ではないけど、
とても似た世界を共有していたにもかかわらず、
保育園に入って、他のお友達と混ざって遊びだしたとたん、
私と共有していた世界から離れ、自分とお友達との世界を
作りだしているのだと実感。
お友達が持っていた新幹線のおもちゃを追い回す息子。
それが欲しくて、お友達の手から取ろうとする息子。
いつもなら私が奪われる人で、いつもならママはどうぞ
ってかしてくれる。でも今日はちがう。
お友達は逃げてしまい、あきらめて座る息子。
いつもなら彼の取る行動ほとんどに私も混ざっているのに、
今日は私は遠くで見ているだけ。
本当に不思議でした。
こうやって子供の世界は出来上がっていく。
いつか彼を手放して行かなくてはならない。
彼の成長が嬉しくありつつ、どうしても私の世界に引き止めて
おきたい。。。などといったママの自分勝手もあったりします。
でも、ちょっとだけ、自分勝手なママが嬉しかった事。
お友達と遊んでたと思ったら、とことことこっと私のところ
にやって来て、私の手をとって、こっちきて~と言わんばかりに
ぐいぐい私をひっぱってくれました。
嬉しすぎて顔はにたついていたものの、頑張って
”Mommyとは後で遊ぼうね~。お友達と遊んでおいで~”
と心で滝のような涙を流しながら言いました。
誘ってくれてありがとね。
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