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私の大好きなメールマガジン
「がんばれ社長!今日のポイント」03/8/18号 『その性格を変えてみよう』の感想。 http://www.e-comon.co.jp/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000041796 私はIT分野でコミュニケーションを支援する会社を経営しています。 特に日本企業と中国企業との間で発生するトラブルを専門的に扱っていますが、IT技術者の「性格」でいつも頭を悩ませています。 今回のメルマガを読んで「その通り!」と共感しました。 私の会社では別の言葉を使って同じことを表現していますので、簡単に紹介します。 私たちは「性格はかえられないが、行動パターンはかえられる」と表現します。 武沢さんが書かれた「気質」に相当するのが「性格」、「役割性格」に相当するのが「行動パターン」と理解しました。 ちなみに「役割性格」は「観念」に相当するのかなぁと思っています。 「観念」のことを「人生脚本」と呼ぶこともあります。 ITの世界では「役割性格」の影響がこんな場面で現れます。 中国人:「プログラムが完成しました」 日本人:「でも、エラーが残っているよ」 中国人:「はい、まだテストしていませんから」 日本人:「・・・・・・」 日本人の観念= プログラム完成というのは、エラーがすべて無くなった状態をいう。 これだから中国人は信用できない。 中国人の観念= プログラム作業とテスト作業は異なる工程である。 「プログラム完成」と報告して何が悪い? このような小さなコミュニケーションのギャップが引き金となって、プロジェクト全体が破綻することがよくあります。 実は、中国企業との共同プロジェクトが失敗する原因は、ほとんどがこのような意思疎通の不具合にあるといえます。 > ●学習すること、成長することにどん欲であればあるほど一番外の性 > 格、つまり「役割性格」が進歩する。その反面、学習も成長も乏しい > 人は、限りなく「役割性格」が薄っぺらいものとなり、「気質」の通 > りの人間にとどまっている。 まさにその通り!! 人間の「気質」や「環境性格」はほとんど変えられないので、私たちが成長するためには「役割性格」(行動パターン)に着目するしかない。 私は日ごろから次のように心がけています。 ・自分の「観念」を知りなさい ・相手の「観念」を知りなさい ・そして相手に合わせた最適な行動パターンを選択して最大の価値を得なさい 実際、中国ソフトウェア開発の現場ではかなり有効な交渉術として 機能しています。 > 『何かを得たければ何かにならねばならない』という言葉があるが、 > haveしたければbeしよう。getしたければbecomeしよう。 最近の私にとってはとても心に響く言葉です。 本当にありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003.08.19 20:26:02
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