カテゴリ:経済学
読み方 : きんゆうせいさく
金融政策とは、中央銀行による貨幣供給(money supply)を調整する取り組み。 金融政策によって、市場に出回るお金が増えると、相対的に貨幣の価値が下がるので物価は上昇する。逆に、市場から貨幣が消えると、相対的に貨幣の価値が上がるので物価は下落する。物価の安定は中央銀行にとって最重要課題の1つである。 現在の日銀は、量的緩和と呼ばれるお金を大量供給する金融政策を採っている。これは世界的にも類を見ない金融政策だといわれるが、不良債権処理に苦しむ銀行を救うためにやむを得ない処置だというのが専門家の共通認識。 ちなみに、日本とアメリカ以外の先進国では、法人税の引き下げが加速している。これは、中央政府による税制改革であり、その根拠は次のように説明される。 まず、会社にとって有利な優遇政策を与えて、企業業績を向上させる。その結果、従業員が豊かになり、最後に一般の生活者に恩恵が行き渡る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.09 09:11:15
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