押して知るべし
刈谷市ZEHが標準の「アイディールの家」です。24日、25日は公開気密測定でしたが、気密測定では、ファンで室内を減圧し、風量と室内室外の圧力差の関係から隙間相当面積を求めます。どれくらいの減圧かと言いますと、風の影響が無視できる状態であれば、通常10~50Pa程度の圧力で測定します。50Paとはどの程度かと言えば、水頭差で5mmなので、家中で一番大きな扉である玄関ドアですと、YKKapヴェナートの場合DW864×DH2300なので、面積は86.4×230=19,872cm2 となり、この面全体に5mmの水圧がかかるわけですから、19,872×0.5=9936g 即ち約10kgの力で押さねば、玄関ドアは開かないことになります。