日田市議会議員・井上明夫のブログ

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• がんばろう東日本！がんばろうニッポン！

  　陸上自衛隊湯布院駐屯地から東日本大震災の救援活動に参加した隊員による発表会が大明小学校体育館で開催されました。　　この催しは、日本青年団協議会が主催する「２０１０年度全国地域青年実践大賞」の奨励賞を受賞した、夜明地区のまちづくりグループ「ＴｅａｍＡｃｔ（チーム･アクト）夜明」が企画したものです。　体験発表では聞けば聞くほど災害の悲惨さを感じましたが、「国民の皆さんの役に立つことは何でもしたい｣という自衛隊の皆さんの気持ちも伝わってきました。　発表のほかにも被災地を写した写真の展示や、被災地から仕入れた商品の販売、チャリティーバザーなども行われました。　「ＴｅａｍＡｃｔ夜明」の皆さんも暑い中お疲れさまでした。（写真は装甲車の試乗の様子。子供たちが大喜びで乗っていました。）

  2011年07月24日

• 暑い中、大明小学校の児童有志も山鉾巡行に参加！

  　今年も日田祇園山鉾巡行が勇壮に行われ、多くの観光客も訪れる中賑わいました。 私は平成１６年から豆田上町の祇園に参加していますが、それをきっかけに当時私が育友会長だった静修小学校の児童も平成１７年から豆田上町の祇園に参加するようになりました。　今年は４月に静修小学校と夜明小学校が統合して、大明小学校となりましたが、今回も参加して７年連続の参加です。　今回は他の行事と重なった影響で普段より参加者が少なかったのですが、まだ大明小学校の法被がないので、子供たちは静修小学校のそろいの青い法被を着て元気に山鉾を押したり引いたりしました。（写真）　他の町内の巡行にも周辺部の学校の子供たちが参加しており、これらの取り組みによって、歴史と伝統を誇る日田祇園祭が日田市全体のまつりとして深く認識されることを願うところです。

  2011年07月24日

• まさに豪華絢爛！！日田祇園集団顔見世！

  　国指定重要無形民俗文化財の日田祇園の集団顔見世が、午後７時からＪＲ日田駅前で開催されました。　日田市の夏の風物詩「日田祇園祭り」は今日の集団顔見世を皮切りに始まり、２３･２４日に８つの山鉾が地元を練り歩き最高潮となります。　私は議長になってはじめての集団顔見世で、主催の日田まつり振興会の副会長として壇上に上がり、鏡割りも行いました。　今年の「日田祇園祭り」も盛会に・無事に終わり、日田地域の無病息災がはかられることを願います。

  2011年07月21日

• 暑さに負けず「なでしこ」につづけ！！サッカー少年少女たち！

  　「ＪＦＬキッズサッカーフェスティバルin日田Ｕ-１０、Ｕ-８」の大会が、１７日～１８日の日程で萩尾公園グランドで開催されています。　Ｕ-１０は小学３～４年生、Ｕ-８は小学２年生以下でチームを構成し、今回は日田玖珠から１８チームが参加しました。　私は市サッカー協会長として開会式であいさつしましたが、「なでしこジャパン」の活躍もあり子供たちのモティベーションも上がっているようです。　猛烈な暑さなので体調の管理に気を使うところですが、指導者や保護者のみなさんも水分補給には十分気を配っているようです。　サッカーをする子供たちに対する熱心な指導が日本全国でおこなわれ、サッカー人口の裾野が広がっていることが、最近のサッカー日本代表（男女とも）の活躍につながっていっていると思います。

  2011年07月17日

• 今年も食べよう日田の鮎！「日田鮎やな場」７月１６日オープン！！

  　「日田鮎やな場」が７月１６日にオープンするのに先立ち「試食会」が開催され、私も出席しました。　三隈川の鮎やなは昔は２箇所にありましたが、昭和２８年の大水害で消失しました。　その後、伝統漁法のやな漁の継承と観光振興のため、平成元年に「日田鮎やな場」として設置されています。　鮎は清流の象徴であり、三隈川で多くの人たちが鮎釣りを楽しみ、やな場で舌鼓を打つことができる環境こそが「水郷日田」にふさわしいものです。　市民あげて三隈川の水質浄化に取り組み、永代にわたって清流を維持していかなければなりません。　「日田鮎やな場」は１０月まで営業する予定です。　皆さん、お誘い合わせの上、清流を眺めながら「日田鮎やな場」で川魚料理をお楽しみください！

  2011年07月15日

• みんなで守ろう、日本の森林！！

  　「全国森林環境税創設促進議員連盟」の役員会と総会が鳥取県三朝（みささ）町で開催され参加しました。　この連盟の目的は「森林の公益的機能を国民に周知し、森林･林業・山村対策の強化を図るため、ＣＯ２排出源（企業など）を課税対象として地方財源を確保するための『森林環境税』を創設する」ということです。　林業のさかんな全国２９９市町村議会が加盟しており、今年で第１８回の総会となりました。　日田市議会は旧日田郡時代の２町３村議会も含めて早くから参加していましたが、今回の総会で九州地区を代表して副会長を務めることになりました。　林業が家業である私が議長の時の就任なのでタイムリーではあるのですが、１８年も前から要望していて実現せずに、今年は東日本大震災まで発生したので、なかなか状況はきびしいと思います。　しかし、森林の保全は防災や水資源の確保などのために重要であり、近年懸念されている「外国資本による森林買収」を防ぐためにも、森林をしっかりケアする地方財源の確保のために頑張ろうと思います。（写真は鳥取県三朝町の旅館から見た風景）

  2011年07月14日

• 今年も行こう！中央公園のフリーマーケット

  　まちづくりグループ「日田プレイス」が毎年４月～１１月（８月は除く）の第２日曜日に開催している「日田いち」が今年も活況を呈しています。　一昨年までは日田駅前で開催していましたが、１０周年となった昨年から「パトリアひた」の前の中央公園で開催しています。　第１回のフリーマーケットは５組の出店だったそうですが、回を重ねるごとに出店者もお客さんも増え、今日１１日は４２組の出店で、約７００人の人出でした。　出店内容は日常雑貨・アクセサリー・工芸品・米などで、１０周年を期にカレーやクレープなどの食品類も加わりました。　また、三隈高校生徒会も出店していましたが（写真）、売上金は「東日本大震災」の義援金とするチャリティーでした。　野外ステージではパフォーマンスも同時に行われ、ここでは藤蔭高校吹奏楽部が登場し、高校生の活躍が目立ちました。　このような民間独自の取り組みと、行政主導の中心市街地活性化の取り組みが、うまく結びついていくことが肝要だと思います。　出店の参加費は１ブースにつき４００円（食品関係に限り１，０００円）。　今年、まだあと３回あるので、希望者は代表の西岡さんまでお問い合わせください。　携帯０９０－８８３３－２３１９　

  2011年07月10日

• 「井上明夫新聞～日田市議会だより」通算３３号を発行！

  　私が初当選した平成１５年から年４回発行している「井上明夫新聞～日田市議会だより」の最新号、通算３３号を発行しました。（写真）　内容は、「６月議会の結果」「議会改革検討委員会の設置」「私が大分合同新聞にインタビューされた内容」「日田市議会の会派構成」です。　私のホームページにもアップしているので読んでみてください。

  2011年07月08日

• 「梨の日」に竣工式！今年も日田の梨を食べよう！

  「な（７）し（４）」の語呂合わせから、７月４日は「梨の日」とされています。　梨は数少ない国産の果物で、詳しいルーツはわかっていませんが、「日本書紀」には梨の栽培技術が書かれています。　日田市の農業産出額は約１３０億円で、このうち梨を中心とした果実は約２０億円です。　市内の梨園は２２０haにおよび、大半の生産者がＪＡおおいた梨部会（会員１０６名）に所属し、共同出荷しています。　梨の生産は７月から出荷される「幸水」をかわきりに「２０世紀」「豊水」「新高」「新興」、１２月から年明けにかけての「晩三吉」と品種リレーによる長期出荷の体制が取られています。　今回、ＪＡおおいた日田梨選果場集荷施設が改装され、本日竣工式が開催されました。　今年もおいしい日田の梨を食べましょう！！（写真は竣工式前の神事で私が玉串奉奠をしているところ）

  2011年07月04日

• 犯罪のない社会をめざす

  　朝９時から「第６１回社会を明るくする運動」推進大会が文化センターで開催され、来賓として出席してあいさつをしました。（写真）　社会を明るくする運動とは、犯罪をなくして社会を明るくするために、すべての日本国民が犯罪の防止と犯罪者の矯正および更生保護についての正しい理解を深め、すすんでこれらの活動に協力するように全国民によびかける啓発活動です。　この運動は昭和２４年（１９４９年）、戦後の荒廃した社会にあって大きな社会問題となっていた少年の非行に心を痛めた有志が開催した「銀座フェアー」に始まったものであり、地域住民によって自発的に生れた活動が原点です。　大会は保護司会の皆さんが主になって運営していました。保護司の皆さん（犯罪や非行から立ち直ろうとする人をボランティアでバックアップする人たち）は「安心安全なまちづくり」をする上で重要な役割を果たしておられます。　しかし、近年、保護司の後継者が育ちにくく、人数が減少傾向にあるようです。　今後、更生保護に対する国民の理解を深めて、一部の人に負担をかけず、社会全体で対象者を支える仕組みが必要です。

  2011年07月03日

• がんばれ！日田検診バレーボールチーム！

  　今日は済生会病院となりの日田検診センターで健康診断を受けました。最近、運動不足の上に飲み会の数が増えたので、どういう結果が出るかちょっと心配です（笑）　ところで、７月１６日から１８日に東京で開催される「全日本実業団バレーボール選手権大会」に日田検診センターバレーボール部が出場するそうです。　それを支援するためのボールペンを販売していたので、さっそく購入しました。（写真）　１本３００円です。みなさんも是非ご協力ください。　日田検診バレー部のご健闘をお祈りします！！　

  2011年06月30日

• 日田材、韓国輸出へ発進！

  　林業・木材産業は日田市の基幹産業ですが、ここ十数年来需要の不振に悩まされています。そこで、業界（木協・商工会議所等）と日田市が連携して日田の木材の海外輸出を模索するため「日田材海外出荷対策協議会」で検討してきました。　そして、韓国の木造建築物施工事業者である「株式会社自然とともに」がソウル市や忠州市に建てるモデルハウス２棟（約１１坪×２）を日田材で建てることになり、今日２８日に日田木材協同組合で材料の出荷式が行われました。　これまで韓国の木造住宅には集成材が使用されることがほとんどだったようですが、同協議会が韓国のハウジングフェアに杉乾燥材を出品するうちに、「株式会社自然とともに」が無垢材に興味を示したため、今回は約３２立方メートル（１２mコンテナ１台分）が出荷されました。　「日田材」はこのあと陸路で福岡へ着いた後、船で釜山港へ入り、再度陸路で目的地へ向かいます。　まずは小さなスタートですが、これが日田材の海外での需要拡大のきっかけになってほしいと思います。（写真は出荷式でのテープカット。向って右から３番目が私、4番目が佐藤市長です。）

  2011年06月28日

• 議会改革へ向けてスタート！

  　２７日は６月議会の最終日でした。　今回上程された各議案のうち、「暴力団排除条例の制定」「企業立地促進条例の一部改正」「一般会計補正予算案（中津江・上津江小学校統合による小中一貫校設計委託料等）」などが全会一致で可決された後、委員会審議で全会一致ではなかった案件について起立採決がなされました。　そのうち今年度の国民健康保険税を平均で約２％下げる条例案は起立多数（２０人）で可決、「高齢者を孤独死・自殺から守る施策を求める請願」も起立多数（１４人）で可決、「国民健康保険税の引き下げなどの改善を求める請願」は起立少数（９人）で否決されました。　本会議終了後には、第１回の「議会改革検討委員会」が開催されました。　「議会改革」については４月の市議会議員選挙で多くの候補者が豊富として掲げていましたが、その思いを形として示すための取り組みをする必要があるため、私が議長就任後に議会運営委員会や全員協議会で趣旨説明を行い、６月議会中の検討委員会の設置を目指していたものです。　検討委員会は６つの会派から一人ずつの委員と私を加えた７名で構成され、今後、活動の方向性を検討し、議会改革を進めていく予定です。（写真は日田市役所議会棟）

  2011年06月27日

• 「森は海の恋人」の英訳は？

  　「日田の森は有明海の魚附き林」のタイトルで、有明海再生講演会がパトリア日田で開催されました。　基調講演を行った畠山重篤氏は、東日本大震災の津波による被害を受けた宮城県気仙沼湾で牡蠣や帆立の養殖業を営んでおり、今回、職場や家族が被災されています。　もともと畠山氏は森･川・海の関係に目を向けた活動を行い、漁民による「森は海の恋人」活動の創始者です。　講演では大震災の生々しい体験談に始まり、森林と海が如何に関わりが深いかということについて、化学や文学の知識や自らの体験をもとにユーモアとウィットを交えながら語ってくれました。　その中で特に印象に残ったのは「森は海の恋人」を英訳する話です。　当初、通訳が「フォレスト・イズ・ダーリン・オブ・ザ・シー」などと訳すことに違和感があった畠山氏は、常々、「童話の英訳をされるなど英語に堪能な美智子皇后陛下にお尋ねすれば、よい英訳を思いついてくださるかもしれない」と感じていたそうです。　その後、光栄にも皇后陛下の接見に浴する機会を得て相談したところ、「long for」という熟語を使ってみてはと言うアドバイスを受けたそうです。　「long for」は「恋い慕う」という意味で、旧約聖書では「神の救いを恋い慕って絶え入るばかり」というような表現の時に使われます。　この言葉を使うと「森は海の恋人」は「The sea is longing for the forest」となり、この英訳だと欧米の人たちもたちどころにこの言葉の真の意味を理解するそうです。　空から降った雨が腐葉土の中にあるフルボ酸と結びついた地中の鉄分といっしょに川を下り、海に注ぎ込むことがプランクトンの増殖に寄与します。その結果、魚が増えることにより、漁業者がたくさんの魚を収穫することにつながります。　この仕組みを多くの人が知ることにより、自然の摂理の偉大さや第1次産業の重要性がより理解されていくことにつながると思います。

  2011年06月25日

• 東日本大震災に係る全国市議会議長会義援金を被災地に配分

  　東京都の日比谷公会堂（写真）で開催された「第８７回全国市議会議長会定期総会」に出席しました。　全国から８０８市の議長と事務局長が出席し、来賓のあいさつは内閣総理大臣の代理として福山内閣官房副長官・横道衆議院議長・片山総務大臣が行いました。　　総会では「東日本大震災に関する決議」「原子力発電所事故の早期収束及び再発防止に関する決議」「地方議会の権能強化に対する決議」など６つの決議が採択されました。　また、全国から２４の要望が出されましたが、九州市議会議長会からの要望は「抜本的な有害鳥獣対策について」「九州における高速交通網の整備充実について」「自治体病院の医師確保について」です。　東日本大震災に際し、全国の市議会議員から寄せられた義援金（日田市議会からも約７８万円拠出しています）１億８０００万円の６県（宮城・岩手・福島・青森・茨城・千葉）に対する配分を決定したことに関して、被災地を代表して仙台市議会議長からお礼のあいさつがありました。　今回被災した地域のみなさんの生の声を聞くと、「西日本が経済活動を頑張って、日本をなんとかしなければ」と改めて思いました。　

  2011年06月15日

• 観光立国は温泉から！

  　東京都の全国都市会館で開催された「全国温泉所在都市議会議長協議会」の総会に出席しました。　この協議会には全国９０市が参加していて、大分県からは別府市・由布市・日田市の３市が参加しています。　今回は第４０回の総会で、今年度の運動方針として「観光立国に向けた振興施策の強化とともに、観光振興に対する支援や財政措置を期すること」など８項目の運動方針を決定し、国に対する「温泉所在都市に対する税財政措置等に関する要望書」を採択しました。　参加している９０の市は登別市・熱海市・加賀市など有名温泉郷を擁するそうそうたる顔ぶれですが、日田市も天瀬温泉（写真）などの温泉資源をもっと生かして負けずに頑張らなければなりません。　

  2011年06月14日

• 「防災」と「酒蔵」に質問が集中！

  　６月議会は一般質問が始まりました。　今議会では１４日と１５日に私が全国議長会（東京）に参加するため、一般質問が１３日・１６日・１７日という変則の日程になっています。　今回の一般質問は１６人の議員が質問の通告を行っており、今日は６人の議員が質問を行いました。　質問の通告内容は日田市議会ホームページに掲載しているとおりですが、初日は６人のうち、「災害時の防災行政」についてとりあげたのが４人、「豆田の酒蔵を活用して岩澤美術館を造る構想案」についてとりあげたのが４人ということで、この２つに質問が集中しました。　現在、日田市民の多くが最も関心を持っている項目かもしれません。　「防災」については『想定外』のことにどこまで対応するのかむつかしいところですし、「酒蔵」については私からのコメントは差し控えますが、今後紆余曲折がありそうです。　一般質問は２日目（１６日）に６人、３日目（１７日）に４人が質問することになろうかと思いますが、議会は何が起こるかわからないので、このとおりとは限りません。

  2011年06月13日

• 今年も植えた、ヒノヒカリ

  　小雨の中、朝６時から田植えをして、今年もヒノヒカリを植えました。　実質１反６畝（１６００平方メートル）しか作ってないので、機械で植える作業は正味３時間くらいしかかからず、９時ごろには終わりました。　田植え機械は乗用ではなく、今年もまた機械の後ろからついていくタイプ（写真)の「みのる式」なので、正直言って疲れます。　１０時からの会議のため市役所の階段を登っている時、さっそく疲れを感じました（笑）　最近運動不足なので、県民体育大会の練習を兼ねてジョギングでも始めないといけません。

  2011年06月07日

• ６月議会が開会しました。

  　私が議長になって初めての定例会である６月議会が開会しました。　開会後の市長の一般報告では、（１）川開き観光祭は天気のくずれもそれほど大きなものではなく、東日本大震災の影響で心配されたスポンサーの数も例年どおりで成功のうちに終わったこと。（２）キャノンマテリアル用地の工事が予定を前倒しして５月２日に着工したこと。（３）夜明地区に進出したもやし工場「九州ジージーシー」日田工場がいよいよ６月２６日に竣工式を迎えること。（４）小野地区で発見されていた「約９万年前の阿蘇山大噴火による火砕流でなぎ倒され、埋没した『埋没林』」が日田市としては初めて天然記念物となったこと。（５）東日本大震災の被災地に市職員を派遣すること。　などが報告されました。　その後、本定例会へ上程される議案等の趣旨説明が行われたあと本会議は休会となり、議案勉強会が行われ、最後に全員協議会が開催されました。　全員協議会では、今後「議会改革・議会活性化」に取り組むことに関する検討会の立ち上げについての趣旨説明を私から行いました。　全国的に議会のあり方が問われる中、「議会改革・議会活性化」については、今回の日田市議選でも多くの候補者が自分の抱負として取り上げていました。　今後どのような形になっていくかはこれからの話ですが、日田市議会がまとまって「議会改革・議会活性化」に向けて動いていけるよう努力していきます。

  2011年06月06日

• おごそかな雰囲気の中、未来の看護師がナースキャップを戴帽

  　看護師をめざす生徒達が病院での本格的な実習のためにナースキャップを授かる戴帽式が昭和学園高校で行われ、私は来賓として出席しました。　「戴帽」では体育館の明かりが消された中、生徒一人ひとりの名前が呼ばれ、ナースキャップが授けられ、ステージ上でろうそくを掲げて整列するといちだんとおごそかな雰囲気になりました。（写真）　そして、「患者のために任務を尽くす」という主旨の「ナイチンゲール誓詞」を述べ、将来の仕事に対する決意の程を示しました。　今回「戴帽」したのは３年生６２名です。　医療現場は大変な職場でしょうが、しっかりと実習してすばらしい看護師として巣立っていってほしいと思います。

  2011年06月01日

• ＫＣＶの取材を受けました。

  　議長室でＫＣＶの取材を受けました。（写真）　番組は２８日と２９日放送の「ニュースウィークリー」の中の「おはなしプラザ」のコーナーだそうで、２日間で８回くらい放送するようです。　インタビューを受けた内容は次のとおりです。（１）議長に選任された時の感想（２）いくつかの行事に出席しての感想（３）今回の日田市議会議員選挙の投票率の低迷（６９％）を受けて感じたこと（４）今後の議会運営について心がけたいこと（５）市民の皆様に向けて、所信を兼ねた挨拶をひとこと　投票率については、日田市議会議員選挙の場合、戦後に普通選挙が始まって以来、昭和５０年代までは投票率９０％台、昭和６０年代から平成１５年の選挙までは投票率８０％台で、平成１９年に初めて８０％をきって７８％だったので、今回の落ち込みは相当なものです。　市民のみなさんが市議会議員を身近な存在と感じなくなってきたのか、選挙そのものに関心が薄くなったのか、理由はいろいろあると思います。　私個人的に考えれば市議の仕事について情報発信が足りなかったのかと反省しています。　いづれにしろ、どんな番組になっているのか楽しみですが、残念ながら市のネットワークのエリアにはＫＣＶの放送ははいりません。　私が昨年９月議会の一般質問で取り上げたように、市のネットワークとＫＣＶでお互いの番組を放送しあうことも今後実現できれば良いと思います。

  2011年05月24日

• 今年も雨にたたられながら盛況だった「お祭りどんたく広場」

  　午前１１時からは「お祭りどんたく広場」でパレードが行われ、私も一緒にパレードした後、参加した芸能隊の採点をする審査員を行いました。　審査員は市長・議長・自治会連合会長・商工会議所会頭・観光協会長・キャンペーンレディでした。　あいにくの小雨の中、市民芸能隊２５団体が参加し、ダンスや日本舞踊・楽器演奏などを披露し、元気やチームワークやコスチュームを競いました。　雨空のように沈滞ムードの日本ですが、この日田の元気を復興につなげていかなければなりません！！（写真は最後に登場した藤蔭高校吹奏楽部）

  2011年05月22日

• 小中学生の力士が集い、伝統の「川開き相撲大会」

  　竹田公園の相撲場では第４９回川開き相撲大会（第１２回クラブ対抗小中学生大会）が開催され、大分県内外から１３のクラブチームが参加して熱戦を繰り広げました。　相撲は日本が世界に誇る国技であり、その頂点にあるのが大相撲ですが、残念ながら現在きびしい立場にあります。しかし、近い将来立ち直って、必ずもとの輝きをとりもどすはずです。　今日参加した「豆力士」たちも（といっても体重９０キロの選手もいましたが）、大相撲の威信の復活を願う気持ちをこめて頑張っていました。

  2011年05月22日

• 今年も「水神祭」で川の恵に感謝

  　第６４回川開き観光祭「水神祭」で開会の言葉を述べました。　日田に夏の訪れを告げる風物詩、「川開き観光祭」も６４回を数え、いよいよ、夏本番を迎えます。　この「水神祭」は、観光祭の一連の催し物に先立つものでありますが、先の東日本大震災では、多くの方の尊い命が奪われました。　そのご冥福をお祈りするとともに、この「恵み多き三隈川」への感謝と、シーズン中の無事故を祈願しました。　「水神祭」のあと引き続き水上ステージで「水郷ひたキャンペーンレディ」の委嘱式が行われました。（写真は報道陣に見守られながら鮎の稚魚を放流するキャンペーンレディ）

  2011年05月21日

• アユ漁解禁！「魚霊祭」で豊漁祈願

  日田漁協主催の「魚霊祭」が市内大宮町の漁協事務所で開催されました。　漁協会長のあいさつでは「アユ漁が解禁された今日は、漁協関係者にとって元旦のようなものです」とのあいさつがあり、関係者のみなさんのこの日に対する思いが伝わってきました。　読経と焼香で魚の霊を慰めたあとには、関係者でアユ約１０００匹を放流しました。（写真・とび入りでアユの放流をする女の子）

  2011年05月20日

• 国東市で企業の廃校利用を視察

  　大分県市議会議長会が国東市で開催されましたが、会議の後、廃校になった小学校の校舎を企業が利用している事例を視察しました。　旧・国東市西武蔵小学校は平成２０年３月に閉校しましたが、その後、アキ工作社（ダンボール・クラフトの製造販売会社）と二豊製畳（琉球畳表の製造加工販売）が国東市と契約し、それぞれ校舎と体育館を利用して、事業を行っています。　いづれも賃貸料を支払っていますが、校舎や体育館のまわりやグランドの管理を両社に請け負わせて、その額を同額にしているようです。　ここ数年で日田市も廃校が増えそうなので、ひとつの事例として参考になりました。（写真はアキ工作社の立体造形d-toruso（ディー・トルソ）のサンプル置き場となっている教室）

  2011年05月19日

• 大明小学校が初の校区内鼓笛パレード！！

  　４月に新設された大明小学校の４～６年生５１名による鼓笛隊の校区内パレードが行われました。　統合で工区が非常に広くなり、大鶴の小鹿田から夜明関町まで２０キロくらいあるため、実際はパレードではなく、バスで移動してポイントポイントでの演奏を行いました（写真）。　演奏した曲は、できたばかりの「大明小学校校歌」（作曲者の鶴河内町在住・本河毅氏の編曲）・静修小学校時代から好評の「島唄」・「ふるさとのメロディー」です。　昨年までは静修小学校が大鶴地区で校区内パレードを行うだけだったので、今回は夜明地区の皆さんも喜んだことだと思います。　日田市では上津江・中津江両小学校の統合も決まっており、そのほかにもいくつかの学校の統合が検討されています。　統合により、新たな取り組みを行うことができれば、地域も活気づくと思います。

  2011年05月17日

• 日田市議会議長に就任しました

  　本日開催された日田市議会臨時会において、日田市議会議長選挙が執行され、私が議長の大役を仰せつかりました。　近年、二元代表制における議会の役割が問われることも多く、責任の重さに身の引き締まる思いです。　今後、議員それぞれが立場を超えて議論する場を設置することを念頭に置きながら、議会改革をめざしていきたいと思います。　議員のみなさんのご協力をいただきながら、議長の職務を全うしていきたいと思います！！（尚、今臨時会より日田市議会でもクールビズが導入され、上着とネクタイを着用しなくてもよくなりました。）

  2011年05月16日

• 大明中学校の校舎と体育館に名残を惜しんで

  　大鶴地区では毎年９月の第１日曜日に、大明中学校を会場に「町内対抗ミニバレーボール大会」と「ソフトボール大会」を行っていますが、大明中学校の立て替えに伴い、今年７月には校舎や体育館が解体されグランドも使えなくなります。　そのため、今年は大会の開催を前倒しして、今日、現在の会場を使う最後の大会を開催しました。　ミニバレーボール大会は第２５回大会（写真）、ソフトボールはもっと古くからの開催です。　今日はさわやかな五月晴れで、毎年残暑きびしい９月初旬に行っていたのと比較すると「正解」と言う感じです。　来年はこの大会がどうなるかわかりませんが、２年後は日田市で最初の小中一貫校のグランドと体育館で開催できると思うと今から楽しみです。　そのときは大鶴・夜明地区合同でできるとベストだと思います。

  2011年05月15日

• 川開き観光祭近し！「TeamAct夜明」も準備万端！

  　日本青年団協議会が主催する「２０１０年度全国地域青年実践大賞」の奨励賞を受賞した、夜明地区のまちづくりグループ「ｔｅａｍＡｃｔ夜明」（中間朋海代表、１２人）がＪＡ大明出張所前の広場（大鶴駅前）で、朝１０時から「よさこいソーラン」のパフォーマンスを披露しました。（写真）　会場にはたくさんのギャラリーが集まり声援を送っていました。今年度から夜明地区と大鶴地区は小学校が統合し「大明小学校」となったこともあり、両地区の交流の気運が高まっています。　小学校の統合を前向きにとらえ、日田市の西の玄関口である大明地区の活性化につなげていけると良いと思います。

  2011年05月15日

• 仮住まいの静修放課後児童クラブの総会を開催

  　静修放課後児童クラブは平成１８年４月の発足で、私が静修小学校の育友会長を退任する直前に、関係する保護者の皆さんと一緒に苦労して立ち上げたので特別な思いがあります。　これまでは静修小学校の一角を借りて運営していましたが、今年３月末の小学校の閉校に伴い、大明小中学校の新校舎ができるまでの２年間、大鶴本町公民館を借りて仮住まいで運営しています。　今日の総会には私は運営委員として参加しました。　小学校は夜明地区にあり、放課後児童クラブは大鶴地区にあるため、利用する子供たちはスクールバスを利用しています。　小学校の下校班や少年野球や保護者の仕事の都合などいろいろな要素がからんで、お世話をする指導員の皆さんもこれまで以上に大変そうです。　旧夜明小学校には放課後児童クラブがなかったのですが、４月から大明小学校となり、さっそく静修放課後児童クラブに加入した夜明地区の児童もいます。　共働き家庭が増加する中、放課後児童クラブの役割りは今後ますます大きくなっていくことが予想されるます。　放課後児童クラブを利用する児童がスクールバスを降りる場所など、行政が関係者の悩みに耳をかたむけ融通をきかせて、不安なく保護者が放課後児童クラブを利用できるようにしていってほしいと思います。（写真は熱心に意見交換を行う総会参加者）

  2011年05月08日

• レンゲとバルーンとウォーキングで大鶴の春を満喫

  　大鶴地区でレンゲにまつわる２つのイベントが開催されました。　　ひとつは今回はじめての開催となった「おおつる華の会」主催の「れんげまつり」。会の人たちの呼びかけでＪＲ大鶴駅周辺の水田約４ｈaの所有者の皆さんが昨年秋にレンゲを巻いて協力してくれました。　地元の少年野球チーム「静修少年野球団」もレンゲの種まきを手伝っています。　朝一番には佐賀の熱気球グループ（BEAVER BALLOON CLUB）の協力で熱気球も上がりまつりに花を添えました。（写真）　約３００人の参加者が観覧バルーン体験などを楽しみました。なお、観覧バルーン乗物券の売り上げは東日本大震災の義援金となります。　また、大鶴公民館主催の「れんげウォーク」も開催されました。　こちらはＪＲ大鶴駅で開会式をした後、大鶴駅から岩屋駅までＪＲで移動し、岩屋駅から大鶴駅までの１１キロをウォーキングする大会です。　約１００人が大鶴の自然を満喫してウォーキングを楽しみました。　大鶴と夜明地区を合わせた大明地区は日田市の西の玄関口であり、今後もいろいろな活動で交流人口を増やし、地域の活性化ができれば良いと思います。

  2011年05月01日

• 「当選証書」をいただきました。

  　４月２４日に投開票された日田市議会議員選挙で私は３度目の当選をさせていただきました。　投票率は６９％で、前回より９ポイント低くなったのは残念でした。　今日は「当選証書」（写真）の交付式が行われました。　何度やっても身の引き締まる思いです。　市民のみなさんの付託を重く受け止め、御期待に答えられるようがんばります！！

  2011年04月26日

• いよいよ明日は日田市議会議員選挙の告示です！

  　いよいよ明日は統一地方選挙第２ラウンドの日田市議会議員選挙の告示です。　今年は「東日本大震災」に配慮した自粛のため、４月１０日投開票された県知事と県議の遊説による選挙運動の時間帯は午前９時から午後６時までと申し合わされていました。　明日からの市議会議員選挙では、遊説は午前９時から午後５時までという申し合わせができています。　そのため、各陣営とも市内をくまなく回ることはなかなか大変ではないかと思います。　市内のあちこちに「選挙ポスター掲示板」が設置され、各陣営も準備万端だと思います。　現職にとっては、４年間の活動に対する有権者の審判が下されることになります。　なお、公職選挙法により、選挙運動期間中はホームページやブログの更新ができません。　４月２５日以降も、このタイトルのブログを続けられるように、がんばります！！

  2011年04月16日

• サッカー少年たちも全力プレーで被災地にエール！

  　第９回の日田ライオンズクラブ杯少年サッカー大会が今月９日から１０日までの日程で萩尾公園で開催されています。　昨年は萩尾公園のグランドが芝の張替えの作業中だったので、他の２会場に分けて開催されましたが、今年は新装成った芝のコートでの開催となりました。　現在の芝の状態は「立派な芝」と言いたいところですが、芝が思うように生育しておらず、今年の夏を越した時点でどうなっているか心配です。　会場は桜が満開で、子供たちも新学期を迎え、新たな気持ちで大会にのぞんでいると思いますが、東日本大震災ではいまなお多くの方が苦しんでおり、選手宣誓では「サッカーで被災者にエールを送りたい」という言葉も出ました。　サッカーができる喜びをかみしめながら、被災地へ元気を届ける全力プレーを期待します。（写真は選手宣誓を受ける私（向かって左）と日田ライオンズクラブ高倉会長）　

  2011年04月09日

• ぼくの、わたしの、大明小学校

  　静修小学校と夜明小学校が統合してできた大明小学校の開校式が行われました。　開会後すぐに国歌「君が代」斉唱の後、「大明小学校校歌」が公式の場で初めて披露されました。　作詞は夜明出身で福岡市在住の「タクシー詩人」一ノ宮けんしさん、作曲は大鶴在住で大山ジュニアマーチングバンドを長く指導されている本河毅さん。　新しい小学校にふさわしい、さわやかなメロディーと郷土愛あふれる歌詞です。　児童数は９８名となり、今日は教職員１４名がスクールバスに同乗したり、正門前で児童たちを迎えたりしました。　今後、旧夜明小学校の場所で２年間を過ごしたあと、平成２５年４月には、現在の大明中学校の場所に新校舎ができ、日田市ではじめての小中一貫校が開校します。　新しい校歌を歌う子供たちの希望にあふれる歌声を聴き、この子たちのためにも、生きがいがあり、活力ある日田市をつくっていかなければと決意を新たにしました。　朝霧晴れた畔倉山（あぜくら）に　小鳥はさえずり花は咲く　若葉のようにのびのびと　仲よくみんなで学ぼうよ　ぼくの　わたしの・・・大明小学校（写真は佐藤市長から森山愛子校長への校旗の授与）

  2011年04月08日

• 「井上明夫新聞～日田市議会だより」第３２号を発行しました。

  　初当選した平成１５年４月以来、年４回の市議会定例会ごとに発行してきた「井上明夫新聞～日田市議会だより」も第３２号となりました。　内容は３月議会の一般質問でとりあげた「第３セクターの問題点」「デマンドタクシーの運行方法」「地デジ難民対策」「学校支援事業」について触れています。　私のホームページでも公開しているので読んでみてください。

  2011年03月30日

• ３月議会は当初予算案を減額修正して終了

  　日田市議会３月議会は最終日の本会議を開催しました。　その結果、今議会でいろいろと話題になった「クンチョウ酒造の酒蔵を活用した美術館の構想」の基本設計等の委託費を計上していた当初予算案を減額修正した案が可決されました。　　このように当初予算案の修正案が可決されると言うのは珍しいことです。　この件については、当初予定されていた日田市土地開発公社によるクンチョウ酒蔵の３月中の買収は行わないことを市長が発表しており、経済環境委員会での執行部の説明も「市民の理解が得られるまで土地を取得する時期はわからない」ということだったようなので、美術館の設計の予算の計上は時期尚早ということです。　また、今年度は日田市の国民健康保険税が大幅に上がり、納税者の困惑も大きかったので、「国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書」を賛成多数で国に提出することになりました。　今議会は現在の任期の最後の議会でした。地方議会のあり方が問われる昨今ですが、来月には新しい市議の顔ぶれが決まります。　今後、地方議員はこれまで以上に市民の間に飛び込み、市民の意見を聞くとともに自分の仕事に対する説明責任を果たさないと、市民からのきびしい視線にさらされるでしょう。

  2011年03月24日

• 静修小学校で最後の卒業式

  　１３８年の伝統を誇る静修小学校は統合のため廃校となる予定で、２月２７日には閉校式を迎えたところです。　２３日には「最後の卒業式」があり、１３人の６年生が巣立っていきました。　今年の卒業生は、私がかつて８年間静修小の育友会長をしたときの最後の年度に入学してきた子供たちで、そういう意味でも感慨深いものがありました。　卒業生たちは今後４月に大明中学校に入学しますが、１年生の夏ごろにはプレハブ校舎に移動し、３年生からは小中一貫校になり、いろいろと落ち着かない中学校生活になるかもしれません。　しかし、２度と経験できないこととして、有意義な中学校生活を送ってほしいと思います。

  2011年03月23日

• 後援会の事務所開きをしました。

  　東北関東大震災の被害状況の完全な把握いつになるのか全くわからない状態が続き、被害にあった地域では統一地方選挙の延期も検討されていますが、被害にあっていない日田市では普通に行われます。　そのような中、皆様方のご協力をいただき、私の後援会の事務所開きを行いました。　９時から神事を行い、９時半位から事務所開きの式典を行いました。　朝から曇り空で今にも雨の降りそうな中、最初に今回の災害の犠牲者の皆さんを偲んで黙祷を捧げて開会しました。　御来賓の皆さんにごあいさつをいただいている間に雨がぱらつき始めましたが、なんとか大降りになる前に閉会できました。　私はご挨拶の中で「『議会だより～井上明夫新聞』の３ヶ月に１回の配布をこれからも続けること」「これまでの一般質問での質問事項のこと」「日田市が今後健全な財政運営を続けるための行政改革や議会改革の必要性」などをお話しました。　東北関東大震災の犠牲者の皆さんに対する哀悼の言葉も申し上げました。　今後、地方自治体の財政運営が厳しくなることが予測される中、日田市にとって何が必要で何が無駄かをチェックする議員活動を続けて行きたいと思います。（写真は小雨の中での私のご挨拶。私は向かって右端にいます。）

  2011年03月20日

• 日田市議会議員一同から関東東北大震災復興のための義援金拠出を決定

  　３月議会は補正予算案審議のための本会議が開催されましたが、冒頭で城野議長から「関東東北大震災に対するお見舞いと復興を願う言葉」が贈られ、つづいて黙祷がささげられました。　また、日田市議会として議員２５名から約７７万９千円の義援金を贈ることも決定しています。　被災して死亡された皆さんに対し、心からお悔やみ申し上げるとともに、行方不明の皆さんについては一人でも多くの方が無事生還されることをお祈りするとともに、被害を被った地域の一日も早い復興を願います。　また、本会議では日田市議会として「クンチョウ酒蔵活用による美術館構想に慎重な検討を求める決議」が全会一致で採択されました。

  2011年03月14日

• 夜明小学校も１３６年の歴史に幕

  　今年の４月から静修小学校と統合して大明小学校となる夜明小学校でも閉校式が開催されました。　夜明小学校は明治８年に高野地区の光勝寺の御堂を校舎として使用したのが始まりで、明治９年には後に夜明小学校と統合する関簡易小学校も開校しています。　その後、夜明小学校・夜明簡易小学校・夜明国民学校と改称しながら、昭和３０年に日田市立夜明小学校となりました。　また、昭和４７年には関小学校と統合しています。　閉校式には約２５０人が参加し、３４名の児童を代表して、福沢さんが「夜明小学校最後の６年生として過ごしたこの１年の一番の思い出は、『最後の運動会』で伝統のソーランを全校生徒・先輩・地域の人たちと一緒に踊ったことです」と発表しました。（写真）　平成２３～２４年度は現在の夜明小学校の場所での大明小学校となりますが、２５年４月からは現在の大明中学校の場所で、日田市初の小中一貫校が開校します。　伝統的に教育熱心な大鶴・夜明地区なので、「日田市初」という名に恥じない小中一貫校となるよう、今後も私なりに力を尽くして行きます。　

  2011年03月13日

• 佐藤市長が「クンチョウ酒造の酒蔵などの買収の延期」を発表

  　「豆田町の伝統的建造物郡の保存のために、クンチョウ酒造の酒蔵を日田市土地開発公社が今月中に買い取る」とされていた問題は、議会での代表質問・一般質問で問題とされ、市民の間でも疑問の声が上がっています。　１０日に開催された日田市議会会派代表者会議では「保存はいいが、性急にことを運びすぎる」「岩澤美術館と酒蔵の保存は分けて考えるべき」などの意見が出され、その様な趣旨で議会としての決議を出す方向で話が進められていましたが、１１日に市長が記者会見を開き、「クンチョウ酒造の酒蔵などの買収の延期」を発表しました。（下記の引用記事を参照ください）　今後の議会としての対応は来週話し合われます。（以下引用）日田市、酒蔵の買収延期　「経営支援との誤解招いた」　日田市の佐藤陽一市長は１１日、同市豆田町のクンチョウ酒造の酒蔵などの買収を延期すると発表した。名誉市民で平成２１年１１月に亡くなった日本画家の岩沢重夫画伯の美術館や観光拠点として利用するため、１０年度中の買収を予定していたが、「市民に、クンチョウ酒造を経営的に助けるためという誤解がある」と説明。市土地開発公社への買収依頼を延期する。　市によると、同酒造は、重要伝統的建造物群保存地区の豆田地区の北端にある。江戸時代以降の酒蔵や煙突などがあり、地区のシンボル的な存在となっている。　昨年１月、同酒造の経営悪化で保存・修理が難しくなっているとして、１４自治会でつくる豆田地区振興協議会が、市による買収を要望。２１年１２月に岩沢画伯の長男から絵などの寄贈の申し出があったことから、酒蔵を美術館などに使う方向で検討を進めてきた。酒蔵の耐震性や歴史の円滑な調査のため、同酒造から買い取る必要があるとして、今年２月、公社への売却を依頼していた。　しかし、市民や市議から「説明がないまま進められている。クンチョウ酒造の経営支援ではないか」との疑問の声が多く上がり、買収の延期を決めた。　今後は、３月中に固まる基本構想について、４月中にも説明会を開き、市民の理解を求めた上で基本計画をまとめるという。　佐藤市長は「守るのは企業ではなく、酒蔵などの遺産。市民への説明はしていると思っているが、誤解が広まっている以上、買うことはできない」と話している。（平成２３年３月１２日 読売新聞）

  2011年03月12日

• 一般質問（３）「地上波デジタル放送への完全移行に向けての市の対応について」

  　ＮＨＫを含むテレビ各局は今年７月２４日の正午にアナログ放送を全面的に停止し、地上デジタル放送への完全移行を行います。　総務省の調査では全国５０００万世帯のうちデジタル化が済んでいない世帯は、昨年１２月末現在で最大２５０万世帯とされており、７月２４日までに地デジ対応ができない場合、テレビが見られない「地デジ難民」が生まれる可能性があります。（質問）日田市としては７月２４日に「地デジ難民」が生まれないような対応を行っているか？（部長）市の光ネットワークではデジタル信号をアナログに変換する装置を今年度導入し、２７年３月までアナログテレビを使用できるようにする。　また、７０歳以上の高齢者世帯などには通常の周知と別に文書と電話で周知している。（質問）生活保護世帯や市町村民税非課税世帯に対する「簡易チューナーの無償配布」の事業があるが、この制度の利用の申請をしていなくて、地デジ対応をしていない世帯数を把握しているか？（部長）それは把握していないが市内２６６００世帯中、ケーブルテレビや共聴施設を利用していない６６００世帯のうち約８％の５２８世帯を地デジ未対応と想定している。（まとめ）「簡易チューナーの無償配布」の事業を利用するには申請が必要で、対象となっている高齢者や障害者の方に「申請しろ」というのは酷な面もあります。　弱い立場の方が「地デジ難民」となることのないようにするには行政の努力が必要です。　また、地デジチューナー支援事業の周知のために、民生委員さんにもお願いしているようですがそれだけではなく、自治会や老人会などあらゆる団体を通じて働きかけることが必要です。　今年７月２４日正午から全国民の一人ももれることなくテレビの電波を受信できるよう願うところです。　このほか、学校教育の現場で地域の人たちがボランティアでいろいろな指導をする「学校支援地域本部事業」について質問しました。　ここ３年間のモデル校での成果を元に、今後引き続きこの制度を活用するための検討会議を立ち上げる予定ということでした。

  2011年03月08日

• 一般質問（２）公共交通に対する市の考え方について

  　広大な面積を有し、高齢化率もますます高くなることが予測される日田市では、自ら交通手段を確保できない市民に対する公共交通の整備はこれまでにもまして重要になってくることが考えられます。　そのような中、２１年度より公共交通の実証実験を行っていますが、以前からある福祉バスのよりよい生かし方と合わせて質問しました。（質問）大鶴・夜明地区のデマンドタクシーは最寄のＪＲの便上下２本にあわせてタクシーが動くと言うことであるが、２本に限らずどの便に乗る時でもデマンドタクシーを使用できるようにすべきである。　また、両地区内であればＪＲの駅までと限らず病院などを利用する目的で使えるようにすべきではないか？（部長）今年からはコミュニティバスのダイヤを大鶴・夜明方面からのＪＲの便に合わせることにより利用しやすくしているが、導入後に利用者の意見を聞きたい。　デマンドタクシーを病院や金融機関が目的地でも利用できるようにすることに関しては運輸局に申請する。（質問）ＪＲ利用の場合、日田駅の地下道が体力的にネックになる人もいるが、対応策を考えているか？（部長）日田駅にエレベーターの設置を要望する。（質問）福祉バスで大鶴熊取線経由の済生会病院行きのルートを作れないか。（部長）今のところ予定はないが、学校統合で利用できるスクールバスの台数が増えるので、それをふまえて検討したい。（まとめ）運行開始後から意見を聞くといいますが、最初から住民が利用しやすい形にしておかないと、関心がなくなり意見も出なくなります。 公共交通の問題は、えてして「利用しにくいから乗客が少ないのか、乗客が少ないから利用しにくい運行になるのか」という議論になりがちです。 しかし、せっかくの取り組みなので、今後利用者に十分に意見を聞いて、利用しやすい形に改善して行ってほしいと思います。

  2011年03月08日

• 一般質問（１）観光施設を運営する第３セクターの在り方

  　日田市の第３セクターは平成１７年の合併により一挙にその数が増え、そのかかわる分野も農林業の振興のため事業体から観光施設まで大変幅広くなっています。　今回は第３セクターが市の所有する観光施設を指定管理者となって管理運営するケースについて質問しました。（質問）ひびきの郷など第３セクターが管理運営している、市の所有する観光施設に対して合併後に市がどれくらい設備投資しているか？（部長）夢工房が運営する「ひびきの郷」や地球財団が運営する「鯛生金山」やかみつえグリーン商事が運営する「フィッシングパーク」などに対し、合併後に２億４０００万円の設備投資をしている。（質問）さらに２３年度予算案で「ひびきの郷」に４２００万円、「鯛生金山」に１２００万円などの設備投資が計上されている。市が設備投資をして、指定管理者は特定の第３セクターに限られているが、今後指定管理者の公募は行うのか？（部長）これまでの経緯があるのでこれまでどおりで行きたい。（質問）夢工房は２１年度の役員報酬が１０６９万円（純利益１３９万円）だが、地球財団の１０９万円（純利益５８９万円）、かみつえグリーン商事の１２２万円（純利益３９５万円）に対して異常に多い。大阪府では府の出資法人の役員一人ひとりの報酬を開示する条例が制定されているが、日田市はこのような情報開示はしないのか？（部長）役員一人ひとりの報酬を開示するところまでは考えていない。（質問）夢工房の２１年度決算では短期借入金が前年度ゼロから２５２０万円、未収金が前年度３０４万円から２５２０万円に増加し、現金預金は６９００万円から５９１４万円に減っている。２０年度に市が４１００万円の設備投資をしたリキュール工場で生産した商品が売れてないのだろうか。経営は大丈夫か？（部長）しっかり経営するよう厳しく指導している。（質問）市が設備投資を延々と続けるのは財政にとって負担になるし、実質的な赤字補填ではないか。夢工房の株を売却したり、施設ごと民間に売却する考えはないか？（市長）地域の雇用確保という当初からの目的を果たすと言う意味で、これまでどおりで行きたいが、経営内容には目を光らせたい。（まとめ）このような施設のこれまでの存在意義はそれなりにあったのでしょうが、今後、公金を次から次につぎこんでリニューアルし、公募なしで決められた指定管理者の第３セクターは、設備投資のいらない経営者であり続け、高い役員報酬を払いながら未収金や借入金は増えて、現金預金は減っていくということでは市民は納得しません。　施設の老朽化や経営環境の変化に応じて、市の財政を圧迫しない形で今後のあり方を検討してほしいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2011年03月08日

• 一般質問の通告をしました！

  　３月議会は２月２５日に開会しました。　今後の日程は、代表質問ならびに一般質問が３月７日～９日で、各委員会で３月補正予算案を審議した後１４日に本会議、平成２３年度当初予算案などの議案を審議した後、２４日に本会議を行い閉会します。　私は会派の代表者なので昨年は代表質問を行いましたが、２年目は副代表が代表質問を行うので、私は一般質問を行うことにして、昨日質問内容の通告を行いました。　質問内容は以下のとおりです。（１）日田市の第３セクターについて　　（市と第３セクターの関わり方など）（２）公共交通に対する市のかかわり方について　　（デマンドタクシー、福祉バスなど）（３）地上波デジタル放送への完全移行に向けての市の対応について（４）学校支援地域本部事業について　代表質問が７日だけで終わるかわかりませんが、私は一般質問のトップバッターなので８日のうちには質問できそうです。　詳しい内容は質問後にこのブログに書き込みます！

  2011年03月03日

• 静修小学校の１３８年の歴史に感謝をこめて！

  　閉校式の後に子供たちによる「ありがとう静修小学校！の集い」が行なわれました。　全校発表の「静修小１３８年の歴史に感謝！」では、「静修の歴史」のコーナーでは「校名の由来」や「児童数の推移（最多の児童数は昭和２１年の７５５人）」など発表し、「静修の宝物」として「卒業生の元大蔵大臣・井上準之助」の紹介や「総合学習でたびたび訪れた学校の裏の自然林・丸山の森」などについて発表し、「静修の昔の学校生活」では寸劇でいろいろな時代の遊びや授業の場面などを寸劇で表現しました。　最後に３００人以上の参加者全員で「ふるさと」を斉唱し、静修小学校との別れを惜しみました。　子供たちの発表は声も大きくよく準備された素晴らしいものでした。　子供たちの姿からは、閉校の寂しさを胸に秘めながらも、現実を受け入れ、静修小の歴史を背に、新たなスタートをしようとする決意が感じられました。　大明地区をはじめとする日田市の教育環境が、今後ますます充実していくように私も引き続き努力していきます！（写真は運動会で伝統的に歌われていた「畦倉山の応援歌」を気合を入れて歌う児童たち）

  2011年02月27日

• ひとつの終わりは、明日への第一歩。静修小学校閉校式

  　日田市立静修小学校は明治６年の開校以来、１３８年の長きにわたり、学校教育はもとより地域の文化の中心としてその任を果たしてまいりましたが、その輝かしい歴史を閉じることになりました。「静以修身　謙以養徳」という先人の思いが託された「静修」という校名に誇りと愛着をもち、その精神を脈々と受け継ぎながら、たくさんの方々の努力によって静修の伝統は培われてきました。（以上　静修小学校閉校式「ごあいさつ」より）　とうとう静修小学校の閉校式が開催され、児童・保護者・新旧の教職員・地域のみなさんなど３００人以上の人が参列しました。「校歌斉唱」「校旗返還」「蛍の光斉唱」など涙を誘う場面の連続でしたが、ひとつの終わりは明日への第一歩でもあります。　今年４月からの大明小学校、平成２５年４月に開校する小中一貫校が素晴らしい学校となるようみんなで頑張っていきましょう！！　山里の　林明るく梅が香の　匂う学舎（まなびや）百年の　伝統（れきし）ふまえて　新しき命芽を吹く　ああ静修　われらが母校　ああわれら　われら　今新たなり（写真は児童会長から市長への「校旗返還」）

  2011年02月27日

• 日本尊敬され続ける、くじけるな…シンガポール

  　不況が長引き、政治は停滞し、家畜の伝染病が流行り、自然災害が起こり、国技の大相撲は信用を失い、ＧＤＰの順位が中国に抜かれて３位に落ちるなど悪いニュースばかり目立つ現在の日本ですが、海外からは日本を励ますような報道もあります。　以下の２例を引用します。（１）読売新聞 ２月１９日(土)１１時４６分配信「日本尊敬され続ける、くじけるな…シンガポール」　【シンガポール＝岡崎哲】「日本人はくじけてはならない」――。　シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズ（１７日付）は、日本が技術革新を続け、優れた製品やサービスを生み続ける限り、「今後もずっと尊敬される国であり続ける」との東京特派員のコラムを掲載した。　コラムでは、「ＧＤＰの順位だけで国の全体像は語れない」と指摘した上で、世界の音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を日本人４人が同時受賞したことに触れ、「音楽でも経済でも日本がこの先見限られることはないと思い知らせた」と評価した。　そして「世界レベルの成果」を生む要因として、勤勉さや仕事への誇り、秩序感覚など数字では表せない日本の国民性をあげた。（２）読売新聞２月１８日付朝刊「緩話急題」　サッカー日本代表のザッケローニ監督（５７）が先ごろ、アジア杯優勝の功績により、故郷イタリア・チェゼナティコで表彰を受けた。　式典の模様を報じた各誌によると、ザッケローニ氏は「日本のことが気に入っている。日本の選手と一緒に仕事ができてうれしい」「（日本は）教育・しつけ・清潔さ。すべてが素晴らしい」と賞賛したと言う。（引用終わり）　自身を失いかけている日本人ですが、勤勉さと言うＤＮＡを生かし粘り強く努力すれば、必ず日はまた昇ると信じて頑張っていきましょう！！

  2011年02月19日

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