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愛はり灸整骨院

愛はり灸整骨院

ギックリ腰への鍼治療

昨日来院された男性患者さん。

「2日前にギックリ腰になって、寝ていたがまだ痛いので来ました」

とのこと。

見ていると、待ちあいイスから立つのもやっと、という感じ。

決まりの治療としては、電気→アイシング→超音波→筋肉に硬さがあるなら軽く手技。といった治療をしますが、昨日の患者さん、ベットに寝る前に立ったまま側屈(体を左右に傾けてもらう)、後屈(体を後ろに倒してもらう)、回旋(体を左右にひねってもらう)、等のテストがいずれも制限されて痛そうで動きづらそう。

そこで仰向けに寝てもらいおなかを触ると腹診(お腹を触り異常を見る方法)で、胃・小腸・胆(解剖学的な内臓ではなく、東洋医学でもこういった内臓の名前が経絡にあります。働きも西洋医学と結構似ているのですが)などに硬さや冷えがあり、そこに接触鍼(皮膚に針を刺すのではなく、先が丸くなって皮膚に押しつけるだけの刺激の鍼)をし、少しお腹の硬さが緩んだところで、接触鍼が効いたか確認のためテストしました。

後屈・側屈・回旋、いずれのテストもご本人が「あれ、動ける」と不思議なくらいに、また私どもが見ても改善されていました。そのごはお決まりの治療を軽めに終えて終了。

このように、劇的に改善される場合もあります。

(が、腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症、また内臓(脾臓・胆のう炎・肝臓・腎臓)からの「内臓反射の腰痛」などからですと、改善は難しいです。その場合は私どもが数度治療しても改善が見られない場合、おかしいなと思う場合には内科の先生等へ紹介状を書く等をさせていただきます)


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