小2女児、流れるプールに吸い込まれ死亡
埼玉県ふじみ野市太井武蔵野、ふじみ野市太井プールで31日午後1時40分ごろ遊泳中の所沢市山口の小学校2年生の女の子がプール側面から吸水口の配管に吸い込まれて、消防署員ら50人が駆けつけプールの水を抜き重機で配管を壊して6時間後の午後7時45分に配管内で発見して病院に搬送したが病院で死亡が確認された。 公営プールの管理については各自治体に任されている。約200の公営プールの管理委託を受けているプール施設管理会社では管理方針は自治体により異なっている。背水口の点検回数や1日の監視員院などを細かく取り決めた仕様書を出すところが増えてきているが、いつも通りにやってくれという市町村も多いと言っている。 私も子供が小学生の頃、プール嫌いの子供が珍しく気にいったプールの一つだった。毎年、夏休みには週に2回くらいは行ったことがある。所沢市のプールは小さく駐車場なく休憩時間が長くて自転車で1時間も掛けていっても遊ぶ時間が短くて子供には不人気であった。結局3階くらいしか利用しなかった。ふじみ野のプールは豊島園の次に気に入っていた。豊島園が1番のお気に入りはゲームセンターがあったのでそちらの方、気に入りだったかも。身近なプールで起きた痛ましい事故、いつも事故があってから大騒ぎになるが、今回の事故は監視員に連絡があってから10分後に起きている。適切な処置が速やかに出来ていれば回避できたのでは?。プール会場前に充分な点検がされていれば起きなかったのでは?。市民プール排水口に女児吸い込まれ死亡 埼玉市民プール排水口に女児吸い込まれ死亡 埼玉 31日午後1時50分ごろ、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野の市民プールで「女の子が排水口に挟まれている」と119番通報があった。東入間署によると、同県所沢市山口の会社員戸丸勝博さん(45)の長女、市立小手指小2年、瑛梨香(え・り・か)さん(7)が流水プールの側面にある排水口に吸い込まれ、排水管の中に閉じこめられた。消防などが約6時間、重機でプールサイドを掘るなどして救出作業にあたり、病院に運んだが同日午後8時過ぎ、死亡が確認された。 県警は、排水口のさくが外れていたことから、さくが外れた原因や、施設の管理に問題がなかったかどうか業務上過失致死の疑いで調べる方針。 調べでは、瑛梨香さんは、母親(38)と2人の兄、同級生(7)とプールに遊びに来ていたという。潜水中に排水口から吸い込まれるのを、監視員ら複数の人が目撃していた。 瑛梨香さんは吸い込み口から約10メートル、中に入った管の結合部分付近に頭を奥に向けた状態で閉じこめられていた。 事故が起きた10分ほど前、プールで泳いでいた子どもが、さくが外れているのを見つけ、監視員に届けた。監視員は外れたさくを受け取っていたという。 ふじみ野市によると、監視員は控室にいた管理責任者に報告に行き、責任者は人が近づかないようにするよう指示。緊急補修用の道具を取りに行ったが、戻った時には、瑛梨香さんが吸い込まれていたという。この際、ポンプを止めるなどの措置は取らなかったという。 排水口は3カ所あり、入り口が直径約60センチで、50センチほど管の中に入ると直径約30センチに狭まる。排水口に取り付けられている2枚の格子状のさく(縦横約60センチ)は四つの角をボルトで止めていた。市によると、同日朝確認した際は異常がなかったという。 市民プールは1986年7月に開業。流水プールのほか、幼児プール、競泳プールなどがある。流水プールは1周約120メートル、深さ1メートル。事故があった排水口は、流水プールの流れを作るためにプールの側面に複数設置されている。流水プールの水の速さは秒速1メートルで、排水管の中の速さは秒速2・4メートルだった。 市の説明では、監視を含むプールの運営管理は、さいたま市北区のビルメンテナンス会社に委託されているという。4年前から同じ業者が運営しており、今年の委託期間は6月19日~8月31日だった。 この日は、梅雨明け直後の夏休み中ということもあり、約230人が訪れており、8割が流水プールにいたという。