東京の住宅街で玄関横や電柱の傍に、水の入ったペットボトを見かける。ひと昔前は沢山あったが、今は激減した。しかし、今でも皆無ではない。頑固なのか、無知なのか。
水の入ったペットボトルに日光が当たると、レンズ効果で一点に光が集まり強く反射する。その反射光を犬や猫が嫌がり、近寄らななくなると流布していた。当初から馬鹿ばかしい、すぐにすたれると思っていたが、いまだに、しつこく続けている人がいる。
教義のためには人も殺したオウム真理教をいまだに信奉している人もいる世の中だ。ペットボトルに叶えられない願いを込める人がいてもおかしくない。
その奇習の出所は曖昧だ。
ニュ-ジ-ランドだとのことでテレビ局が取材旅行をしたが、一軒もなかった。でも、旅行できたので、楽しかったとタレントはご満悦だった。
東京の台東区あたりかなどとホ-ムペ-ジに記載している人もいるが、出所は不明のままだ。
人間とは流言蜚語に左右されやすい生き物だと思い至る。
犬や猫とは明らかに違う。犬や猫が人間は意外とバカだなとがっかりしているかもしれない。
ペットボトルの効果は次のように集約できる。
1 街の美観を阻害している。
2 「あの家族は偏屈な犬猫嫌いだ。」といわれる。
3 レンズ効果の集光で火災を起こしたこともある。
動物は一部の人が思っているほど、バカではない。人間の想像を超えた叡知がある。犬の帰巣能力はその一つに過ぎない。
厳寒の冬山でエサで呼び寄せ、手のひらの小鳥の写真をとっていたら、犬がいると、小鳥が逃げて、写真が取れないと、大騒ぎをした男がいた。
野生の小鳥をバカにしている。小鳥は犬が小鳥に対して、無力であることを知っている。
動物のことを知らない人ほど動物を蔑視する。動物には驚嘆するほどの叡知があることを人間自身が学ぶ方がよい。
手のひらに乗る山の小鳥の写真集 犬がいると逃げる?
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