犬嫌いは何でも犬のせいにしたがる。尾瀬などで犬の入山を規制しているのには科学的な根拠はないし、国立公園への犬の入山を禁止する法律もない。
観光業者が詭弁を弄して犬を禁止して、自分たちは自然環境保護者だとごまかしている。尾瀬などの国立公園の自然環境を破壊しているのは犬ではなく、観光登山業者自身だ。
山の自然環境保護の記事の中に「犬の糞に含まれていた種子が発芽し、山の植生を変化させるおそれがあるから、犬は入山禁止」の記述を見たことがある。科学的常識が欠如している。
このような内容を発表した人も、それを記事にした記者も脳の思考中枢が機能不全だ。
どこで飼っている犬だから、その糞から出た種子が発芽するのだ。発芽するからには、その種子は生きている。なまである。即ち、熱加工は一切されてない。
沸騰なら、瞬時に、50~60℃でも長時間なら、種子中のDNAは熱変形して、遺伝子としての機能は失われる。
今時、生の種子の入っている犬の餌を入手するのは至難である。加熱処理した後に、カビさえ生えないように多量の防腐剤を入れているが実状だ。仮に、生の種子が入っているような餌が入手できても、犬が食べない。今の犬は、人以上に好き嫌いが激しい。人が食べず、犬が好むような種子の入った餌があるとは、何十年も犬を飼っていて、聞いたことがない。何の種子だ。
ブドウやスイカ、ミカンを食べる犬は多いが、その糞から出る種子は人のものと区別できない。観光化した山で問題になっているのは人の糞の多さだ。その中の種子は発芽しないのか。
犬のものだけが発芽するとでも言いたいのか。犬嫌いは、何でも犬のせいにしたがる。
犬の糞が植生を変えたという科学的な実証はない。地球上に、そのような歴史も当然ない。
国立公園犬禁止の法律もない。自然公園法にも森林法にも犬の入山を規制する規定はない。犬は外来種ではないから、昨今話題の特定外来種被害防止法にもない。
環境省の出先の小役人は業者の賄賂接待付け届けに麻痺し、犬禁止の法律がないことがわからなくなっている。
犬の糞の種子だけが発芽し、山の植生を変えるという奇怪な話
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