愛犬問題 犬の身になって考えてみよう

2011/06/02(木)11:40

ペット禁止の駅ビルは不買運動だ!

犬(706)

 東京の西部にある鉄道会社の関連会社が運営する駅ビルが法律を無視した経営を行っている。2002年に成立した身体障害者補助犬法を無視している。 西武鉄道新宿駅ビルのpepeに次の写真の掲示がある。 犬は歩行喫煙や危険物と同じ扱いだ。犬は発ガン物質を放出しないし、爆発や火災などの原因にはならない。犬を駅ビルから閉め出す科学的な根拠はない。  これまで、ペットという言葉で、すべての犬を排除してきた会社だ。      新宿駅西口に数年前に完成した高層のタイムズスクエアビルの高島屋百貨店や紀伊国屋書店には、ビルの入り口に、次の写真の掲示がある。 「店内では、ペットケ-スに入れ、他のお客様へご配慮ください。なお、食料品売り場、喫茶、食堂への同伴はご遠慮ください。盲導犬、聴導犬、介助犬は入店できます。」とある。つまり、ペットケ-スに入っておとなしくしている愛犬は入店しても良い。東京の一流百貨店は昔からそうだった。現在の愛犬のパナだけでなく、先代のパピヨンも買い物の時は同伴した。犬好きな店員は大歓迎してくれる。癒されるのだろう。   伊勢丹には次の掲示がある。確か、昔はそのような掲示はなかった。身体障害者補助犬法を意識して、掲示をすることにしたのだろう。 昔も今もバッグに入れた愛犬は同伴できる。  前記の西武鉄道はコンプライアンス(法令順守)意識の希薄な会社だ。今、騒がれているライブドアと同じことで世の中を騒がしたことのある会社だ。組織的な犯罪を犯した会社だ。  西武鉄道株の名義偽装事件で、証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)の罪に問われた堤義明コクド前会長は懲役二年六月、執行猶予四年、罰金五百万円の有罪判決を受けて確定している。  虚偽記載に問われた西武鉄道と、インサイダー取引に問われたコクドは、それぞれ罰金二億円、罰金一億五千万円を科された。  判決は「企業のトップが自ら中心となり、社会的責任と法を無視した。日本有数の企業グループによる組織的犯行で、刑事責任は重い。」、「堤被告は名義偽装株を放置し、虚偽記載を指示するなど主導的役割を担った。西武鉄道とコクドも企業の社会的責任をわきまえず、順法精神が希薄」と指弾した。  東京証券取引所は04年12月に同社を上場廃止にし、一般投資家に株式を売るのを禁止している。信用のできないウソつき会社という処分だ。沿線住民としてはありがた迷惑な不名誉な会社だ。  その西武鉄道系列の駅ビルの経営者はいまだにコンプライアンス意識が希薄だ。利益優先でお客さんの幸せなどは眼中にない。犬は買い物をしてくれないから、閉め出しても良いと思い込んでいる。法律も無視して補助犬も拒否だ。  それとも、犬は動物だから汚いとでも言うのか。西武鉄道の経営者や社員は動物ではないと言うのか。生物学的にはホモサピエンスのヒトに分類されている動物だ。無菌の神や仏に近い存在だとでも思っているのか。犬と同じように、いろんな細菌に汚染されている動物だ。犬と同じ哺乳類だ。犬を汚い動物と思い込んでいる輩は、その心が汚く、犬よりもタチの悪い動物だ。科学的に物事を考えることのできない情けない動物だ。  そういう会社の商品は買わないことにしている。沿線住民としては電車には乗らないわけにはいかないので、やむを得ず乗るが、買い物はしない。野球の優勝セ-ルがあっても買ったことがない。 愛犬とその飼い主の幸せを大切にする会社の商品を買う。  東京都三鷹市にある大型ス-パ-のJマ-トは店内に犬用のカ-トを沢山そろえてある。食料品と衣料品以外は何でもそろっている。これからは、そのような心配りのある会社が栄えることになるだろう。 写真の中型犬はカ-トに乗り慣れているようだった。 次の写真は身体障害者補助犬法を順守しますというマ-クだ。 ホテル、レストラン、食品売り場であっても、法は盲導犬、聴導犬、介助犬の入店を拒否してはならないと定めている。 参考随想 1 愛犬入店可ス-パ-と身体障害者補助犬法 2 補助犬入店拒否と公園水飲み場犬禁止! 3 食堂食品売り場犬禁止の法律条例はない! 4  小犬はカゴに入れると電車賃は無料!?          東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。 公園でノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集

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