獣医の覆面投稿が
画像BBSにあった。自分の考えが正しいと思うなら、堂々と自分のブログやホームページの所在を明らかにするのが筋だろう。ブログ荒らしのゴキブリのように、物陰からコソコソと這い出してきて、情報価値のない詭弁の糞をして、また、どこかに逃げ隠れるような卑怯なやり方では誰も獣医を信用しない。あやしげな商売をしている情けない職業だと疑われるだけだ。
日本の犬にも狂犬病ワクチンの注射は必要だと冗長な愚論を投稿してきた。内容は多くの悪徳獣医が主張しているありきたりの詭弁だ。典型的ともいえるので、このブログ「愛犬問題」の本文にも一度は取り上げておくことにした。
その投稿文を一行で要約すると、
狂犬病は大陸国では蔓延しているし、ロシア船の犬が北海道の港に下りることがある。 ただそれだけの根拠で日本の犬にも狂犬病の注射が必要だとのこと。
世界には狂犬病が根絶した、いわゆる
清浄国があり、
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、オランダ、スイスなど多くの国が狂犬病の接種義務を廃止して久しいことには一言も触れてない。
補足
世界には狂犬病が根絶した国や地域が75ある。イギリス、フランス、オランダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランドなどだ。それらの国の多くは狂犬病ワクチンの接種義務を廃止している。その75のすべての国名や地域名を
日本はなぜ狂犬病ワクチン注射を強要する? 日本も清浄国75ヶ国の一つだよ!に掲載してある。
日本の獣医は狂犬病について国際的に考える能力がないのか、あるいは、自分に都合の悪い国際的な事例には頬かむりしている。片手落ちの論理だ。
日本も清浄国だ。世界保健機関(WHO)も認めている。なのに、獣医が儲けるためだけに犬に有害無益な狂犬病ワクチンの注射が悪法の狂犬病予防法を盾に強要されている。政治の貧しさの一つだ。賄賂癒着の利権政治だ。自民党とはもうおさらばだ。
民主党政権の誕生もよいとまじめに考えている。愛犬たちの世界も変わるかも知れない。
ロシア船の犬が北海道の港に上陸する問題は
不法侵入の問題であり、
検疫を強化すれば済む問題だ。国内犬の問題とは次元の異なる問題だ。つまり、筋違いだ。論理が飛躍している。
悪徳獣医には論理的な思考能力が欠落した人が多すぎる。理屈に合わない八方破れの詭弁を弄して恥じない。
招かれざる~かな? 投稿者:匿名獣医
狂犬病は日本を含めたいくつかの島国においては撲滅されておりますが、大陸国ではいまだに猛威を振るっています。発症すればほぼ100%感染者を死亡に追い込む人獣共通伝染病であるが故に、特に危険視されるわけです。イヌ以外の哺乳類からヒトへ感染したという事例も報告されている事と、近年のペット対象となる動物種の増加と相まって、水際での検疫強化が強く叫ばれています。また、狂犬病の感染を拡大・蔓延させる大きな要因となるのがイヌである為、有事に備えての、野犬の取り締まり・飼い犬への狂犬病予防接種の呼びかけ等が実施されているわけです。また、ロシア船舶が航海の安全を祈願する目的でイヌを乗船させるらしく、そのイヌが日本国内の港で闊歩する姿が度々目撃されているようです。これらのイヌにどの程度の危険性があるのかはともかく、もし、日本で再び狂犬病が猛威を振るうとすれば北海道であろうとの噂もあります。
ワクチンという性質上、副作用をなくす事はできませんが、現在日本で使用されている狂犬病予防ワクチンは改良が進んでおり、以前の狂犬病予防に関するイメージダウンの契機となった動物脳由来ワクチンよりも安全です。用法・用量さえ正しく守られていれば、まず問題は生じないというのが狂犬病予防ワクチンに関する個人的な感想です。
ご指摘のように狂犬病予防ワクチンの接種率は低迷しており、このままでは狂犬病の国内侵入に対し有効な防壁とならないことから、狂犬病予防接種の呼びかけが行われている訳で、悪あがきではありません。中国では狂犬病に対する法令整備等が準備不足のまま、急激な社会発展によってイヌを飼う家庭が増え、狂犬病が猛威を振るっているそうです。その為に生じている悲劇こそが愛犬家にとって眼を覆いたくなる事実なのではないでしょうか?また、狂犬病予防接種に際してかかる金額は、登録や鑑札発行、諸々手続きの代行、技術料、診察料などを含めた金額であり、社会的なその他の慣例からしても暴利とは言えない金額だと思います。
まだ続くが、長文なので以下は省略。全文は前記の画像BBSにある。
関連随想
狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃61編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
写真のつづき
参考随想
公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね