一切責任を取らない獣医の契約は無効だよ！　民法９０条、消費者契約法等

2009.06.15

(1)

カテゴリ：犬

　去勢手術で愛犬が死んだ。獣医の対応には納得できないとの投稿が画像BBSにあった。長文なので、要点をまとめて引用する。

　「賠償・損害補償等の請求はいたしません」、「入院中及び手術・治療上の出来事については異議は申しません」という「項目のある承諾書」に「サインして捺印してください、承諾がないと手術できません」と言われてサインした。

　その後の去勢手術で愛犬は死亡した。「出血がひどかったので、もう一度縫い直した。」と獣医に言われたとのこと。

　事実なら、明らかな医療過誤（医療ミス）だ。
日本の獣医教育は牛豚などの畜産動物主体の教育しかしてない。犬猫に関する医療教育のカリキュラムはほとんどない大学が多い。牛豚の知識で犬猫などの愛玩動物の診療をしているのが実情だ。

　だから、犬猫の避妊・去勢手術や麻酔の知識・技量も乏しいままに卒業して、開業する獣医が多い。医師のようなインターン制度もないので、聞きかじりの怪しげな技量で手術する。その上、麻酔については運転実技試験のないペーパードライバーみたいなものだ。国道で自分勝手に運転の練習をしてアクセルとブレーキを間違うようなものだ。危険極まりない。

　日本の獣医師免許はその程度の免許だ。開業してから、思考錯誤を繰りかして医療技術を習得している。
だから、避妊・去勢手術では医療ミスが頻発している。麻酔死の愛犬も多い。ブログ｢愛犬問題」にもそのような医療事故による被害を受けたとの投稿が多い。

　今回の医療ミスの件もお粗末だ。去勢手術終了後に、再度「縫い直し」ている。犬の出血がひどかっただけでなく、手術後は排尿ができなかったとのこと。医療技術の低い乱診乱療だ。運転技術の未熟な者の暴走運転と同じだ。獣医師免許と言う国家資格を持っているので、街の無法な暴漢よりもタチが悪い。平気で蛮行を繰り返す。

　この獣医はインチキ承諾書をあらかじめ用意してあるから常習犯だ。
手術後に犬が死んでも補償をしないつもりでいる。
日本の獣医は良識を喪失した輩が多い。医療ミスをしても、犬の健康のせいにして補償をしない。
健康だった犬に責任転嫁をして平然としている獣医が多い。横着横柄だ。悪徳獣医というよりも白衣を着た悪魔だ。カネの亡者だ。

　愛犬の所有権は飼い主にある。その所有権の侵害は法律違反の犯罪だ。他人の所有物を奪って補償をしない獣医は強盗と同じだ。その意識が日本の獣医にはない。反社会的な存在だ。
人の医療の医師界では考えられないような悪行が獣医界では当たり前のように行われている。

　去勢手術で愛犬を殺された投稿者に次のように返信した。

RE:去勢手術　　　　　　　　　　　投稿者：Panaowner

lazyさん、こん○○は♪ 　Q(^ェ^)Q

　悪徳獣医にだまされて愛犬がかわいそうなことになりましたね。

　その犬殺しの獣医と交わしたという契約は法律的には無効です。つまり、最初からそのような契約はなかったものとみなされます。民法弟９０条に公序良俗違反の契約は無効とあります。社会秩序を乱す一方的な契約ということです。

　具体的には、獣医等の業者が一方的に損害賠償責任は一切取らないという契約は最初からそのような契約はなかったものとして扱われます。
世の中は信義誠実の原則で成り立っています。立場の強い者が一方的に弱い立場の者に不利になるような契約はしてはならないのです。消費者等の利益が一方的に損なわれる契約は無効です。悪質横暴な契約ということです。

　2001年施行の消費者契約法も消費者の利益を一方的に害する契約は無効としています。動物の診療契約にも適用されます。

　だから、あなたがその悪徳獣医を提訴すると、その契約は無効として取り扱われるでしょう。提訴することをお勧めします。

　その獣医は犬殺しの常習犯だと見ています。だから、当然無効なインチキ契約書をあらかじめ作っているのです。世の中をたぶらかしています。詐欺師的行為です。

　そのような悪魔のような悪徳獣医を野放しにしていては世の中の愛犬家の被害は減りません。そのような悪魔の獣医は廃業に追い込んだほうが世の中のためになります。

　次の随想もご参考にして、その獣医の悪行に鉄槌を食らわしてください。

去勢手術で愛犬死亡！補償しない悪徳獣医！　損害賠償訴訟を！

この文章やその随想のコピーをその悪徳獣医や近隣の多くの愛犬家に手渡しても良いですよ。泣き寝入りするのは、殺された愛犬に顔向けできないでしょう。
それにしても、避妊去勢は犬には有害無益であることを理解してない飼い主が多すぎます。