愛犬問題 犬の身になって考えてみよう

2018/07/15(日)16:19

白内障の治療薬は無い!人用も犬用も! 進行を遅らすという点眼薬はインチキ商品だ

犬の病気(69)

人も犬も年をとるといろんな病気になる。生き物の宿命だ。 加齢性の白内障は病気というよりも皮膚のシミや皺と同じで老化現象の一つだ。 目のレンズの役目をしている水晶体が加齢と共に白濁してきて、物がかすんだり、ぼやけて見えるようになる。中年で加齢性白内障になる人もいるし、かなりの高齢者でも進行してない人もいる。生まれ持った遺伝子が関与している。  加齢性の白内障は徐々に進行するので、高齢者でも本人は日頃はさほど気にしてない。クルマの運転免許証の更新時の視力検査などで始めて気づく人が多い。  白内障の手術後に視界の鮮明さに驚喜する。見るものすべてが明るく、色鮮やかに見えるからだ。  老後のことを考えて、人の白内障についても犬の白内障についても、あらかじめ勉強しておくのは良いことだ。愛犬のパロは4歳半なので、まだその時期ではないが、機会があるときに勉強しておこうと思って、人と犬の白内障について調査してまとめた。  人と犬の白内障の点眼薬は白内障の進行を遅らすと宣伝広告している。 しかし、その効果は無いというのが薬の専門家の見解だ。 その化学成分はピレノキシンという。その薬効には科学的な根拠はないと厚生労働省も公表してある。白内障薬に科学的根拠はない! 厚労省 しかし、人用だけでなく、犬用も、点眼薬として販売され続けている。おかしいではないか。  当時の厚生省が人の白内障の点眼薬として認可したのは52年も前だ。その化学成分がピレノキシだ。実際に、人や犬に薬効があったと確認したのではなく、モルモットの目の組織切片を使い、試験管の中の実験(in vitro)だけで点眼薬として認可されたとのこと。  今では、その認可に疑問が投げかけられている。薬効があるということに科学的な根拠が無いと指摘されている。 白内障を治す薬ではなく、その進行を防止するのでもなく、その進行を遅らすだけの薬ということだが、それにさえ疑問があるとのことだ。どれだけ遅らすかについては何の記述も無い。信じるものは救われるのではなく、信じるものは騙される。  では、その薬は何のために発売されているのか。答えは単純だ。 製薬会社と眼科医が儲け続けるためだ。長年販売し続けてきたから、いまさら、販売をやめろといっても困るというのが既得権益者の見解だ。  治療薬としては何の薬効も無いタダの水みたいなもが販売され続けている。高価だ。現在の厚生労働省を信用しきっているが国民が被害を受けている。変な世の中だ。  人用だけでなく、犬用としても、ピレノキシンなどを化学成分とする点眼薬が発売されている。 人に効かない薬は、犬にも効かないのは当たり前だ。だませれないことが肝要だ。 高価な薬を買って、、愛犬に毎日3~4何回点眼しても加齢性白内障の進行を防止できないようでは、カネと時間の無駄だ。徒労に終わる。  そのカネで美味しく栄養満点の鶏の骨付き肉などを食べさせ、かわいがって遊んでやることのほうが良い。愛犬の白内障は自然の摂理だと深い愛をもって静かに受け入れる心構えが大切だ。  人の場合、白内障は手術で治る。水晶体を取り除き、人工のレンズと置き換える。コンタクトレンズを眼中にいれるような手術だ。  最先端の白内障手術はプレチョップ法と言う。目だけの局部麻酔で、片眼の手術時間は3分程度だ。血は出ず、痛くもかゆくも無い。入院の必要もなく、その日に帰宅できる。 費用は保険10%自己負担の場合、両眼で8万円弱だ。  図書 白内障の秘密 赤星隆幸著 ¥1200 朝日出版社       白内障の手術を受けようかと思っている人にはわかりやい本だ。  犬の医療技術は人のそれよりも100年遅れている。例えば、人の避妊手術は卵子の通る管を縛るだけだ。それで妊娠はしない。  ところが、犬の場合、卵巣や子宮を切除する。野蛮な手術だ。犬は卵巣ホルモンが無くなり、モルモン欠落症のいろんな病気になりやすくなる。犬は精神的にも肉体的にも酷い更年期障害症状を一生背負うことになる。  つまり、犬の白内障の手術も安易に信用しないほうがよい。手術をして喜ぶのは獣医だけだ。飼い主は金だけを騙し取られただけですむが、愛犬は健康被害を受ける。つまり、手術をしなかったほうが愛犬は健康だったということになりかねない。  その費用は保険がきかないので、数十万万円になるだろう。カネだけの問題ではない。 獣医の手術の技法や装置に疑問点が多い。更に、手術後の愛犬の家庭内での飼い主の処置や点眼がうまくいくかどうかには疑問がある。  上述のように、人の白内障の手術時間は片眼3分程度で済むが、その後が大変だ。 一週間は目に圧迫を加えないために洗眼禁止と就寝時は専用の保護メガネ着用だ。 細菌剤と炎症防止の2種類の目薬を毎日4回点眼する。最低でも2ヵ月間だ。 目の内部は特殊な構造なので目薬での殺菌がしにくい。細菌が入ると失明する危険が大きいとのこと。  仮に、愛犬のパロが将来白内障になっても絶対に獣医の白内障の手術は受けない。獣医は倫理的にも技術的にも信頼できないからだ。 獣医は手術に失敗して他人の愛犬をひどい目にあわせたり、麻酔死などで死亡させても手術代は請求する。医療ミスの補償をしない悪質なふざけた獣医が多い。職業上の倫理観が欠如している。獣医は愛犬家を騙して儲けることが日常化している下賎の職業だ。  白内障の点眼薬に科学的な効果がないと指摘されていながら、その認可販売から半世紀以上経た現在も販売され続けているのは、既得権益団体の力が如何に強いかを示している。賄賂接待付け届けが威力を発揮している。 製薬メーカーや医師会はそれまでの利益を失いたくないし、医薬品として認可した厚生労働省も、役人の天下り先の確保などの甘みを失いたくないので、「効かない薬」と解っていても、その薬の取り消しをしないのだ。被害を受けるのは、「効かない薬」を騙し売りされている国民だ。既得権益団体や天下り役人がほくそ笑んでいる構図だ。  犬の狂犬病ワクチン注射制度も同じような構図だ。狂犬病が根絶した清浄国である日本の犬には狂犬病ワクチンの予防接種は必要ではないのに、いまだに、法律でその接種を毎年強要している。 世界の狂犬病清浄国で、法律で狂犬病ワクチンを強要している国は日本だけだ。少なくとも、文化先進国で日本のような制度のある国は無い。日本以外には、そのような悪政が永続している国は知らない。  狂犬病予防法は戦後の混乱期の不衛生時代に蔓延した狂犬病を撲滅するために昭和25年に制定され、すべての犬に狂犬病ワクチンの接種を義務づけた。その狂犬病はその制定の7年後に撲滅した。つまり、狂犬病予防法の目的は完全に達成した。  なのに、犬の狂犬病注射制度はそのまま残って現在に至っている。 製薬メーカーや獣医師会などの既得権益団体の利益を守るためだ。厚生労働省の役人も、当然のように、既得権益団体の賄賂接待付け届けを内密に歓迎する。将来の天下り先の確保にもつながる。 現行の狂犬病注射制度は一般の国民には害こそあれ益は無い。悪政そのものだ。  一度食らいついて甘い血をすったダニは獲物から牙を離さない。日本の狂犬病注射制度は獣医界が食らいついた甘い汁だ。つまり、日本の獣医界は日本国のダニだ。国民の愛犬家のカネを吸い取って儲けている。最も被害を受けているのは何の病気も罪も無い愛犬たちだ。  獣医の狂犬病ワクチンの副作用で愛犬たちが毎年3,000匹殺されている。殺され損だ。獣医は補償をしない。カネの亡者の無法者だ。詳細は狂犬病ワクチン副作用被害:日本は5万匹! 内3,000匹毎年死亡!にある。  人や犬の白内障の点眼薬も犬の狂犬病注射制度も既得権益団体の利益を守っている悪政だ。 科学的な根拠のない無用な薬やワクチンが国民に騙し売りされている。 厚生労働省の医薬品行政の暗部の一端だ。何も知らない国民が被害を受ける。半世紀も続いている悪政だ。それが日本の政治・行政の実情だ。 関連随想集  犬の白内障もサプリメントでは治らないぞ! 人の白内障を治す薬さえない! 参考随想集  ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも! フィラリア症の予防薬と治療薬の随想集 フィラリア予防薬無用論! 避妊・去勢有害無用論の随想集  混合ワクチン有害無用論の随想集    民主党よ!次は犬の狂犬病注射廃止を公約に 一千万人以上の愛犬家が賛同する!  狂犬病注射有害無用論の随想集         狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。  狂犬病予防ワクチン注射のからくり  狂犬病予防法は御用済みの悪法だ             ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ!   公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね

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