人用医薬品としては禁止されているカルプロフェン(化学名)が
犬用鎮痛剤として獣医が販売している。商品名はリマダイルという。その副作用で多くの犬が
家庭内で急死している。アメリカでは大問題になって久しい。
FDA(米国食品医薬品局)が
製薬メーカーに警告をしたこともある。
一方、日本の動物用医薬品を管轄している
農林水産省は何もしてない。獣医界はその医薬品は鎮痛剤として優れているとしか言ってない。他人がかわいがっている愛犬を殺しても、獣医自身が儲かればよいと決め込んでいる。悪魔の詐欺商法だ。
あなたとあなたの愛犬が白衣を着た悪魔の被害を受けないためにも犬用鎮痛剤については勉強しておくことをお勧めする。その一助ともなれば幸いだ。

ネット上に犬用鎮痛剤のリマダイルの副作用について簡潔にまとめた英文の記述がある。一般愛犬家にもわかりやすいようにその主要部を意訳してご紹介する。
What are the Rimadyl Side Effects?
リマダイル(Rimadyl)の副作用にはどんなものがあるか? 2011年10月9日
リマダイルは犬の
関節炎の新しい”驚異的な薬剤”として1997年にファイザー社によって発売された。
しかしながら、リマダイルは関節炎に罹病している犬の炎症と痛みを和らげることに非常に効果的であるにもかかわらず、現在、潜在的に多くの重篤な副作用を引き起こすことが知られている。
特にラブラドールレトリーバで多発している。
獣医はリマダイルを処方する前に
血液検査をすることが重要である。リマダイルの副作用を引き起こす可能性のある基礎的な健康問題を把握して、副作用の発生を避ける必要がある。
血液検査の結果、その犬に既に
肝機能障害があるとわかった場合は、リマダイルの処方は避けなければならない。リマダイルの投与で犬が
重病になったり、
死亡することもある。
腎臓疾患、または、
出血障害のある犬にもリマダイルは処方してはならない。
リマダイルの副作用の例
■
食欲不振と水の飲みすぎ
■ 排尿パターンの変化 血尿、頻尿
■ 下痢
■ 嘔吐
■ 血液を含んだ嘔吐、または、血便
■ 皮膚の変化 かさぶた、痂皮(かひ)、赤み、そう痒
■ 正常な気質の変化 無気力、嗜眠状態、落ち着きのなさ、攻撃性、機能亢進
■ つまずく、よろける、部分的、または、完全な麻痺
■ 発作
■ 眩暈(げんうん) めまい
■ 黄疸(おうたん) 眼、皮膚と粘膜の黄変
■
死亡
リマダイルの副作用の多くは
肝臓、腎臓と胃腸問題に起因している。
リマダイルは犬の
消化器官に潰瘍と出血を引き起こし、
腎臓機能を壊し、肝臓機能を不全にする。それらの全ては潜在的に
致命的である。
( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner )

リマダイルはファイザー社の商品名であり、その化学名はカルプロフェンである。
次のWikipediaの記述
Carprofen (Rimadyl) Wikipedia に次のように、FDA(米国食品医薬品局)がファイザー社に警告したとの記述がある。
リマダイルの発売後、その使用による動物の突然死に関する重大な報告が散発的に起こった。
FDAは現在までに、ファイザー社のリマダイルの
有害反応に関する
6、000件以上の報告を受けた。
その結果、FDAはファイザー社に対し、広告の中にリマダイルの副作用として「
死亡」の可能性もあることを付け加えるように要請した。
ファイザー社はその要請を拒否して、従来通りの広告を続けた。
しかしながら、現在では、副作用として「
死亡」もあることを薬品のラベルに記述してある。
そのカルプロフェンは1988年から10年間は人間用としても使われた。
しかし、現在は、
リマダイルは人間用としては禁止されている。
The current version of Rimadyl is prohibited for use by humans.
( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner )

ブログ「愛犬問題」の随想
獣医の薬害報告義務は期限も罰則もない! 獣医はあなたの愛犬が死亡しても報告はしない! のコメント欄に獣医が処方したリマダイルを食事と一緒に愛犬に服用させたところ、急死したとの投稿が続けて2件あった。その一つの投稿文の全文をご紹介する。
リマダイルで急死 投稿者 : 農水省の怠慢には唖然としています さん
私の愛犬は、動物病院から「痛み止めですので食事と一緒にあげて下さい」と処方されたリマダイルの薬害により、
消化管が出血し、輸血を繰り返しましたが、亡くなりました。
米国では6万匹以上の犬が死亡し、添付書類に死亡する場合もあるとの記載があります。FDAでも有害な薬であると認めています。
アメリカの獣医が有害であると犬の飼い主に忠告している薬を日本では何の説明も無く処方し、農水省にも副作用報告もしていません。
その件で農水省に確認すると報告は義務ではないので何も出来ないとの事。
また、
当の動物病院は、飼い主が勝手に飲ませたなどと嘘を平気で報告する始末。信じられません。この国は腐ってます。
リマダイルに関する日本での副作用報告は米国の7万件に比べたったの10件です。いかに農水省が安全管理のために何もしていないか。
皆さん、ファイザーのリマダイルは何の理由であっても処方自体を必ず断ってください。
なお、アンリカでは
リマダイルはその副作用死亡件数は毎年1位です。

返事 投稿者 : Paroowner
農水省の怠慢には唖然としていますさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
リマダイルを日本語でネット検索したら、メーカーや獣医の記述には、
犬用消炎鎮痛剤であり、優れた薬剤であるとしか記載がありません。怖い副作用があるとは記述はありません。
英語で検索すると、リマダイル(商品名)の主成分はCarprofen(化学名)であり、副作用が強く、人用の薬剤としては禁止されているとありました。
怖い薬剤のようですね。
今後時間をかけて、英文の文献を調査してみます。
日本の
農水省は獣医界と癒着結託した省庁ですよ。
その省庁の小役人は、犬の健康や命の大切さには関心がありませんね。
獣医界の意向だけを大切にしているのですよ。
小役人は業界の賄賂接待付け届けに目の色を変えて喜ぶ特殊な動物だということです。
換言すると、
日本の政治・行政は賄賂接待付け届けで汚染・歪曲されています。
時代劇の悪徳商人が悪代官に小判の包みを渡し、悪徳商法を認めてもらう構図と同じですよ。官僚支配の日本の政治・行政の貧しさの一例です。ハイ。
関連随想集
1
肥満細胞腫を治す原因療法薬はないよ! ステロイド剤は一時しのぎの対症療法薬だ!
2
ステロイド剤はその場逃れの対症療法薬だ! アトピー性皮膚炎はかえって重症化するぞ!
参考随想集
フィラリア症の予防薬と治療薬の随想集 フィラリア予防薬無用論!
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。

狂犬病予防ワクチン注射は怖いぞ!死の危険も 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ

←
トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン!
写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集