テーマ:愛犬のいる生活(75317)
カテゴリ:階段
愛犬にとっても、その飼い主にとても階段は鬼門の一つだ。潜在的に滑落の危険が潜んでいる場所だ。
Google を「犬 階段」で検索したら、なんと845万件出た。 「犬 階段 落ちる」 241万件 「犬 階段 マット」 109万件 「犬 階段 柵」 61万件 「犬 階段 滑り止め」 23万件 愛犬が階段で転落するのを防止するために、その周囲に柵を作っている愛犬家も多い。しかし、飼い主にとっても愛犬にとっても快適な生活ではないだろう。わずらわしく、うっとうしい。 結論から先に書くと、階段に犬にも適した滑落防止のマットを敷いたほうが良い。 上記の「犬 階段 マット」109万件は、その99%はマット業者の宣伝広告だ。 しかし、残念なことには、マットの効用を詳細には記述してない。舌足らずだ。 ブログ「愛犬問題」で追加補足することにした。マット業者から頼まれたわけでもないし、一円ももらってない。ハイ。 小型犬や幼犬にとっては屋内の階段は怖い所だ。転落の恐怖がる。 無垢の木の階段の場合は、人は滑らなくても、小型犬や幼犬にとっては滑りやすいので、滑落のおそれが大きい。犬に適したマットを敷くと良い。 その詳細は随想 小型犬や幼犬が屋内の階段を下りる訓練方法 犬は慎重で臆病だ!気長に教える!にある。 ブログ「愛犬問題」の訪問者の便宜のために、その随想中のマットに関する主要部を転載し、追加補足する。 マット業者が販売している屋内用の階段滑り止めには大別して二つある。 プラスチック製と繊維製マットだ。 人の場合はどちらも効果的だが、犬の場合は繊維製マットのほうが良い。犬の足は小さいので、プラスチック製の溝の凹凸は犬の足には大きすぎる。つまり、滑り止めの効果が半減する。 繊維製マットの場合は繊維間の小さい隙間で犬の足の爪を捉えるので、滑り止め効果が大きい。 我が家で階段にマットを敷いたのは、実は、幼犬が階段を下りるためにではないく、老犬になった愛犬が階段を下りるときに二回転落したからだ。12歳の頃だった。 それまでは、無垢の木の階段でも何の問題もなかったが、ある日、突然二階から転げ落ちてきた。最初はその原因がわからなかった。 犬も若い時は足の筋肉の力も強いので、階段を下りる時に一本の前足でも自分の体重をしっかり支えることが容易だが、年をとり体力が衰えると、全体重を一本の前足で支えるのは難しくなる。そのような時に階段が滑るようでは、体重を支えることは更に難しくなる。 マットを敷いた後は、15歳で、風呂上り後に急変し腕の中で息を引き取るまで階段から滑り落ちることはなかった。 富士山に3回、日本第二の高峰北岳にも、山小屋に止まらずに一緒に日帰り登山した愛犬だった。その他の高山を200回以上も一緒に登山して楽しんだ。足腰のしっかりした体重3,5kgのパピヨンだった。自他共に認める名犬だった。追憶の随想は 愛犬も「千の風になって」山野を駆け遊ぶ! 急死したチビちゃんの追憶にある。 つまり、如何に足腰のしっかりした愛犬でも階段のある家庭で飼っているなら、幼犬の時だけでなく、老犬になった時にも階段の滑り止めは必要になる。早めに準備しておいたほうが賢明だ。 私のように、愛犬が二階から転げ落ちてから、マットを敷くようでは、愛犬に申し訳がない。飼い主の不注意だ。 なお、前記随想のコメント欄に100円ショップの階段滑り止めマットでも愛犬には十分に効果があるとのお礼の投稿があった。 階段マット業者のネット上の写真を引用 (このブログを書くためにネットを調査していたら、ベルギー製の絵柄の良いマットを思いかけず見つけた。素材品質は普通のものだ。多くの愛犬家が犬用マットとしても購入している。送料込みで約8,000円。 今まで愛犬のために長年使ってきた無地のマットを張り替えた。階段が華やかになった。 ただし、ブログ「愛犬問題」ではこのマットをお勧めしているわけではない。犬が滑らないマットなら100円ショップのマットでも良い。念のため。) 愛犬が二階の階段から転落したとの記述がネット上に多い。 愛犬が足や腰を痛めて、飼い主が動転している。 愛犬が椎間板ヘルニアになったのではないかと慌てている。 人も重いものを持ちすぎたり、転んだりすると、足腰を痛めるのは当たり前だ。 犬も同じだ。二階から転げ落ちて、足腰を痛めるのは当たり前だ。慌てないことだ。 すぐに動物病院に連れて行くように言うのは常識人の常だが、その手に乗るのは、いささか軽率だ。 愛犬が二階から転げ落ちたと獣医に相談すると、たちまち、椎間板ヘルニアだと脅かされかねない。少なくとも一週間くらいは愛犬の様子を見たほうが良い。多くの場合は、ぎっくり腰みたいなものであり、時間がたてば自然に治る。そのくらいの心のゆとりを持ったほうが良い。 ブログ「愛犬問題」では動物病院には出来るだけ近づかないようにと記述している。「君子危うきに近寄らず」だ。 獣医に愛犬の健康相談をするのは「泥棒に鍵を預ける」ようなものだとも書き続けている。 獣医界はワクチンや避妊手術などありとあらゆる分野で詐欺商法をして国民をだましている。 獣医は単なるぎっくり腰でも椎間板ヘルニアだと脅して手術して儲けたがる。誤診なので、手術は失敗し、愛犬は下半身麻痺になる。 獣医は早期に手術しなかったからだとウソを言う。その詐欺商法の詳細は次の関連随想にある。 関連随想 1 ぎっくり腰でも椎間板ヘルニアだと脅す獣医 ヘルニア手術の治癒率は10%以下だ! 2 後ろ足麻痺はワクチンの副作用が原因だ! 獣医は椎間板ヘルニアとして手術したがる! 3 椎間板ヘルニアの予防薬はない!! 愛犬にはサプリメントより肉類が良い! 椎間板ヘルニアに関する補足 椎間板とは背骨の骨と骨を繋いでいる柔らかいクッション材だ。背骨が柔軟に曲がる役目をしている。背骨に大きな衝撃を加えると、その椎間板が所定の位置からはみ出して、神経に触れて痛みを感ずるようになる。 (ヘルニアとは、ラテン語の「はみ出す」という意味) ダックスフンドなどの胴長短足の犬種は、体重の割には胴体が長いので、背骨には常に他の犬種の犬よりも大きな荷重がかかっている。わずかな荷重の増加で椎間板がはみ出してしまうことが多い。ミニチュア・ダックスフンドは椎間板ヘルニアになる率が最も高い。 その他の犬種ではフレンチブルドッグ、コーギー、シー・ズー、ペギニーズ、ビーグル、バセットハウンドなども指摘されている。 残念なことに、胴長短足の犬種には、単に胴長だから椎間板ヘルニアになりやすいということ以外に遺伝的な体質が受け継がれいる。 軟骨形成不全症という短足犬種にだけ発症する遺伝的な病気だ。そのような犬種は、骨の発育形成が不十分だ。つまり、背骨を含め、骨の形成が他の犬よりも完全ではない。そのような犬種の犬には背骨や足に大きな力がかからないように飼い主は常に注意が必要だ。 別の観点から言及すると、遺伝的な悪い体質の犬種でも、ブリーダーは繁殖を続けて儲けている。愛犬たちに罪はない。身勝手な人間の儲け主義のせいだ。 そのような犬種の犬を飼っている愛犬家は、愛犬が成犬であっても階段にはマットを敷く心遣いがあったほうが良い。 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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