テーマ:愛犬のいる生活(75332)
カテゴリ:犬の食べ物
ガラなどの鶏の骨を主食にした食事を愛犬に食べさせると、糞の悪臭が激減して、トイレシーツも汚さずに簡単に処理できるとブログ「愛犬問題」の前回の随想で愛読者のご投稿文を紹介した。下段にリンクがある。
今回は、その続編だ。前回の随想では、愛犬の食事を鶏の骨を主食にすると、糞の悪臭が激減するという観点から随想を書いた。 今回は糞の量が半分以下に激減するという観点から随想を書く。 アメリカで2007年にドッグフードを食べた犬が短期間に数百匹も腎臓疾患で急死した。ドッグフード・メラミン混入事件だ。その被害はアメリカ全土に広がった。実際の死亡数は数千匹だと推定されている。 その事件の社会的な背景を探ると農産廃棄物を主原料にしているドッグフードはタンパク質が不足している欠陥商品だということが浮かび上がる。 犬は元来肉食動物だ。オオカミの遺伝子のDNAを受け継いでいる。 なのに、農産廃棄物を主原料にしているドッグフードはタンパク質、つまり、肉類が不足している。その不足分を補うためにタンパク質を多く含む添加物が必要だ。 アメリカでは厳しくドッグフードの原料や添加物の品質を規制している。 その品質検査の一つとしてタンパク質の含量を調べている。 一般の愛犬家にも理解しやすいように端的に言うと、タンパク質分の割合が大きい肉類は窒素分が多い。腐るとその窒素分はアンモニアに変化して悪臭を発する。 タンパク質分の割合が小さい穀物類は窒素分が少ない。 ドッグフードの原料や添加物としては窒素分の多いものは高価に取引される。 その点に目をつけて詐欺商売をした中国の悪徳商人がいる。 中国からアメリカに輸出するドッグフード添加物にメラミンという化学薬剤を混入して、如何にもタンパク質を多く含む良質なドッグフード添加物だと偽装して販売した。 そのメラミンは窒素含量が極めて高い。化学組成から計算すると67%もある。 一方、タンパク質の窒素含量は質量比率で約16%だ。 ドッグフードの原料中の窒素含量を分析して、その結果を基にしてタンパク質含量を算出する(ケルダール法という)。 つまり、ドッグフード原料の窒素含量を分析すると、タンパク質の含量を算出できる。窒素分析値に係数6.25(=100/16)をかけると、タンパク質の含量がわかる。 そのメラミンは本来、熱硬化性樹脂に使われる安価な工業製品だ。メラミン樹脂製食器の原料に多く使われている。 アメリカでのメラミン混入ドッグフード問題を受けて、日本も初めてドッグフードに毒物を入れてはいけなという法律が平成21年6月1日から施行された。その法律の略称をドッグフード安全法というが、その実体は毒物混入防止法だ。 言い換えると、ドッグフードの原料が何であるかを規制した法律ではない。毒物さえ入れなければ、ドッグフードの原料は何を使っても良いことになっている。 つまり、ドッグフードの原料が何であるかは、その製造業者以外は誰も調べないし、誰も知らない。原料偽装がまかり通っている。 ドッグフードの原料を大別すると、農産廃棄物と畜産廃棄物だ。いずれも、人の食品には適しない、いわば、ゴミだ。 今回のこの随想で強調したいことは、農産廃棄物を主原料にしているドッグフードはタンパク質が不足しているといことだ。 メラミン混入事件は、農産廃棄物がドッグフード原料としては適切な原料ではないことを証明したようのものだ。 涙やけの愛犬たちが多い。タンパク質分の少ない農産廃棄物を主原料にしているドッグフードを食べさせられている愛犬たちだ。 その涙やけの愛犬たちに鶏の骨を主食とする食事を食べさせると、その涙やけが治る。ブログ「愛犬問題」には、そのお礼の投稿が多い。詳細は下記関連随想集にある。 また、その農産廃棄物を主原料としているドッグフードは栄養分も少ないので、そのドッグフードを食べている犬の糞の量は実に多い。栄養にならないゴミが犬の胃や腸を無駄に通過して排出されるからだ。 つまり、ドッグフードは沢山食べないと、エネルギー的にも栄養的にも犬は生きてはいけないということだ。 その点、鶏の骨を主食にしている犬は小食で、その糞量も少ない。 鶏の骨の食事で糞量が激減したでしょう! 投稿者:Paroowner 3匹の子犬さん、こん〇〇は。 ドッグフードを止めて、愛犬たちに鶏の骨を主食に食べさせるようにしたら、愛犬たちの糞の量がドッグフードの時の半分以下になったでしょう。 愛犬のパロの糞量が少ないことに驚嘆する愛犬家が多いです。パロにはドッグフードを全く食べさせてないからです。 ドッグフードは農産や畜産廃棄物、いわば、ゴミが原料です。 糞の量を比較すると、ドッグフードが如何に栄養分の少ない不良品の塊であるかがわかります。特に、農産廃棄物を原料にしているドッグフードはタンパク質が不足しています。そのために、ドッグフードだけを食べさせられている犬には涙やけが多くみられます。 鶏の骨を主食にすると、その涙やけが治りますよ。 つまり、ドッグフードが総合栄養食だと宣伝広告しているのは虚偽広告であり、真っ赤なウソです。 次の随想をご参考にしてください。 ドッグフード原料のショッキングな事実! ゴミだ! アメリカの暴露記事翻訳紹介 しかも、そのゴミが腐らないように沢山の防腐剤が入れてあるのです。人の食品の何十倍の量です。犬の腸内細菌の善玉菌まで死滅するほどの量です。 腸内の善玉菌が減ると食べ物の消化が不完全になり、犬は軟便や下痢をします。それで、糞は悪臭を出します。 つまり、ドッグフードの防腐剤は愛犬たちの軟便、下痢、糞の悪臭の原因になっているのです。 詳細はペットフードの酸化防止剤量は人の何十倍も エトキシキンはアレルギーや癌などを誘発!にあります。 返事 投稿者:3匹の子犬 さん 私の投稿文をブログ「愛犬問題」の本文に採用していただいて嬉しい限りです。 随想 鶏の骨の食事で愛犬の糞がコロコロポロポロになり、悪臭が激減、後始末も簡単に! を読みました!!!!! ありがとうございます。 ウンチの量はありえないほど激減しました!! ゴールデンレトリバーのウンチなんて半分以下です!! ドッグフードの時は、ゴールデンレトリバーの糞の量は、人のものよりも多いと驚いていましたが、現在は昔飼っていたビーグルのウンチと同じくらい少ないです。 小型犬については、これウンチ?って思う程の小量です。 また、ドッグフードだけを食べさせていたときは、夜中にウンチされて、その悪臭で目が覚めたことが度々あリました。今は平穏に寝れます(笑い)。 鶏の骨を主食にしている今は、ホントに匂いが気にならないのです。 ドッグフードは、アメリカで第二次大戦後に畜産廃棄物や農産廃棄物の有効利用として開発販売された。 人と犬との共生の歴史と比較するとドッグフードの歴史は瞬きほどの瞬時だ。 つまり、犬のDNAはドッグフードを歓迎しないように構成されている。ドッグフードを食べない愛犬たちは、ドッグフードを食べ物としてではなく、異物として排除しているのだ。正常な味覚を持っている愛犬たちだ。 詳細はドッグフードを食べない愛犬!正常な味覚だ 人の食品に不適な産廃ゴミが原料だからにある。 ドッグフードの原料は人の食品製造時に大量に副生する畜産廃棄物や農産破棄物だ。人の食品には不適なゴミだ。その産廃ゴミの捨て場所がドッグフード市場だ。 ドッグフードはその原料に鶏糞さえ入っているものもあると暴露されている。人の食用に解体して分離した鶏の羽や爪だけでなく、鶏小屋の清掃で集めた鶏糞も一緒に原料になっているとのこと。 日本では前述のアメリカのようなタンパク質含量の規制はない。 実際に、大手スーパーなどで肥料の鶏糞と同じ程度の価格で販売されているドッグフードもある。 あなたの愛犬がドッグフードを食べないのは当然だ。正常な味覚のある愛犬だと褒めるほうが良い。 では、高価なドッグフードは信頼できるのか。信頼できるデータは全く公開されてない。メーカーの一方的な言い分を信用するとだまされる。 法律できびしく取り締まっている人の食品さえ偽装表示で摘発されることがある。きびしい法律のないドッグフードに関しては、その原料の偽装表示は当たり前のことだ。良質の肉類を使っていると謳って販売していたドッグフードに肉類は全く含まれていなかったことが新聞に報道されたことがある。肉類が入ってないドッグフードは愛犬が食べないのは当然だ。 ブログ「愛犬問題」がこれまでに明らかにしたドッグフードの原料は保健所で殺処分した犬猫の死体、肥料にさえならない獣脂かす、肉入りと宣伝広告していたが、実は魚のタラ入りだったなどだ。詳細は下記関連随想No2の中にある。 愛犬には産廃ゴミを原料とした栄養分の少ないドッグフードではなく、人と同じように天然の自然な食べ物を主食に食べさせたほうが健康で長生きする。 上記本文記載以外の関連随想集 1 愛犬の主食鶏の骨に関する随想集 2 ドッグフードの原料等の虚偽表示に関する随想集 3 鶏の骨で涙やけを治す! その随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[犬の食べ物] カテゴリの最新記事
|
|