愛犬問題 犬の身になって考えてみよう

2022/02/24(木)11:33

大理石ボードは夏を涼しく過ごす犬用クールな敷物 冷たさが長持ちする熱中症対策グッズ❓しかし、実際は大理石ボードでは熱中症は防げない❗

犬用品(5)

このタイトルの随想を書いた飼い主は熱中症で愛犬を失った。断腸の思いだ。 大理石ボードでは熱中症は防げない。大理石ボードは気休めにしかならないのだ。 次の随想を熟読することをお勧めする。 熱中症で急死!愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ!断腸の別れ!熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言!慙愧懺悔の記 ----------本文-------------------------------------------------- 東京も梅雨明けする季節になった。今年は酷暑になるとの長期天気予報もある。毎年熱中症で亡くなる人が多い。特にご老体に多い。体力も体内の温度調節機能も衰えてきているからだ。 昔はテレビや新聞で熱中症で大騒ぎするような報道はなかった。日射病との病名だった。重症の場合は熱射病と言っていた。死亡報道はほとんどなかった。 直射日光だけが原因の病気ではなく、高温が主原因なので、病名を熱中症と変更してある。  西東京市に住んでいるが、真夏になると、やっぱり地球は温暖化しているのだと自分の体で感じている。 それに、東京の都市化がさらに巨大化してきて、ヒートアイランド現象も巨大化している。東京都23区の西部に隣接している西東京市もその影響をもろに受けている。  群馬県館林市や埼玉県熊谷市などと比べると、東京の昼間の気温はそれほど高くないが、夜間の気温がなかなか下がらない。 巨大ビルや一般家庭のクーラーから排出される熱が東京の都市部をすっぽりと覆い、その中の空気の熱はなかなか冷めない。都市全体が天空を包み込む巨大な暖房用の蓋で覆われているようなものだ。 暑いと、巨大ビルも各家庭も一斉にクーラーを入れる。すると、その排熱が増える。その熱でさらに気温が上昇する。悪循環だ。  物理的な観点で言うと、クーラーの運転に使われた電気エネルギーが熱エネルギーに変換されて、東京の天空に放出されているのだ。つまり、真夏の都市のヒートアイランド現象は、工場や自動車等の排熱だけでなく、クーラーの電気エネルギーが熱エネルギーとなって排出されることも大きく関与している。 かといって、エアコンを使用しないで真夏を過ごすのは熱中症の危険にさらされることになる。 東京は群馬県館林市や埼玉県熊谷市などとは違い、夜になってもなかなか気温や室内温度が下がらない。深夜もエアコンはオン状態が多い。  我が家は、今では建築許可がとれない希少価値のある木の壁の木造二階建てだ。つまり、断熱材は使ってない。だから、戸外の温度変化の影響を受けやすい。 40年ほど前の記憶では、昼間は猛暑でも夜の9時頃になると室内の温度は28℃以下に低下していた。電気代節約のために夜間はエアコンの電源を早めに切っていた。 しかし、現在は、エアコンの電源をオンにしてない部屋は午前零時を過ぎても室内温度が30℃を超していることが多い。 東京の真夏の気温は、昔に比べて2~3℃は上昇している感じだ。  ネット上を検索して、東京の都市部の気温上昇を裏付けるデーターを探したが見つからない。古いデーターしかない。なぜだろうか。 気象の専門家の間では、地球温暖化やヒートアイランド現象のデーターを取り、それを解析して公表するのは、重要なことではないのだろうか。それとも、何らかの政治的な配慮があるのだろうか。  そのいづれにしろ、地球は温暖化しているのは確かだし、東京のヒートアイランド現象は益々巨大化しつつあるのも確かだ。  ブログ「愛犬問題」は犬に関するブログなので、以下には犬の熱中症対策について書く。 真夏の気温は昔に比べて高くなっている。人も犬も熱中症の危険にさらされている。 犬は寒さに強く、暑さに弱い動物だ。そのことを飼い主は理解しておくことが肝要だ。  その例外はチワワだけだ。 チワワは熱帯気候のメキシコが原産地だ。太古の昔から飼われていた犬種だ。 現在のチワワ州は広大なチワワ砂漠がある乾燥地帯だ。  チワワが暑さに強い犬種だからと言っても、酷暑の真夏に浴衣を着せているのは無神経過ぎるのではないか。 飼い主の自己満足の見栄のために愛犬に暑さを我慢させるのはお勧めできない。  「犬 熱中症」でネットを検索したら、いろんなグッズが販売されていることが分かった。  我が家の愛犬のパロが使っているグッズだけはお勧めしたいが、その他のグッズはお勧めできない。 その製造販売業者が儲けるためだけのグッズだ。騙されて買わないことが愛犬のためになる。飼い主が騙されて購入すると、愛犬にとっては迷惑千万なグッズも販売されている。  犬服  犬服は夏の犬には有害無用だ。犬用浴衣などと称して販売している物も同様に有害無益だ。 上記のように、犬はメキシコ原産のチワワ以外は寒さに強く、暑さに弱い動物だ。 その犬に夏に服を着せている飼い主は犬の習性を理解してない人だ。 犬に浴衣を着せて、花火大会に行ったと自慢げにブログに書いてある飼い主がいる。飼い主の見栄で愛犬が酷い目に遭っていることに気づいてない。犬は熱中症で倒れても、飼い主には小言を言わないことがわかってない。 詳細は次の随想にある。 熱中症の危機!浴衣や洋服を着せられた愛犬 酷暑に見栄や趣味で動物虐待!  別の観点から言うと、すべての動物に服は無用だ。似合わない。違和感がある。 動物園の動物にいろんな洋服を着せたら、世の指弾を受けるだろう。自然ではないからだ。 その例外は、猿回しのサルだけだ。 ご自分の飼い犬が見世物だと思っている人は服を着せるのも良いだろう。ハイ。  犬靴  犬靴は、犬服よりも更に有害無益だ。犬の習性を理解してない業者が、自分が儲けるためだけの理由で屁理屈をこねて売り出している有害無用な商品だ。 道路のアスファルトは真夏には高温になるので、犬には靴を履かして歩かせた方が良いと宣伝広告している。 無知とは実に怖いものだ。 たとえ、靴を履いていても、真夏のアスファルト道路で犬を歩かすと、間違いなく熱中症で歩行困難になる。 その詳細は次の随想にある。 犬に靴!?熱中症で死ぬことも!  ペットウォター   ペットウォター(飲料水)は有害ではないが、無用だ。犬は人のように発汗では体温調節はしてないからだ。息で調節している。愛犬の息が荒くなったら要注意だ。 犬にも塩分は必須不可欠だ。獣医の中には犬に塩分は有害だと主張している輩が多い。 その一方、塩分入りのペットウォターを販売している業者もいれば、それを勧めている動物病院もある。 犬に関することは矛盾していることが平然と罷り通っている。変な業界だ。 愛犬に人と同じ食べ物を食べさせているなら、塩分を別途補給する必要は無い。 愛犬に酷暑の炎天下での「野良仕事」のような過酷な運動をさせているなら、話は別だが。  クールマット  ネット上で販売しているクールマットは、その素材が明記されてない。原料不明な商品にはインチキ商品が多い。 このクールマットは合成繊維製のマットだろうから、特別に冷たさを感じるマットではないだろう。  メッシュマット  このメッシュマットも素材が明記されてない。合成繊維製の単なるメッシュ(網)で作ったマットだろう。 風通しは良いだろうが冷たさを感じて愛犬が愛用するとは思えない商品だ。無用の長物になる可能性が高い。  クールジェルマット  クールジェルマットはウレタンスポンジにジェルを押し込んで作った物だ。ジェルとは、ゼリー状の物を言う。 身近な例を挙げると、コンニャクや寒天などだ。水を多く含んでいるので、しばらくは冷たく感じるだろうが、その冷たさは長持ちはしない。  アルミボード  アルミは熱伝導率が大きい金属なので、犬の体温がアルミに伝わりやすい。アルミボードの温度はすぐに犬の体温と同じ程度になる。つまり、冷たさは長が持ちしない。  天然大理石のボード  天然の大理石のボードは酷暑の夏には愛犬たちが喜んで愛用する熱中症対策グッズだ。 天然の石は「暖まりにくく、冷めにくい」材質だ。つまり、蓄熱性が良い材質だ。  石焼き芋が美味しいのは、火で焼いた石で芋を加熱しているからだ。 石は火で焼くと高温になる。その高温の石だけで芋を加熱すると、芋は一定の温度でじっくりと均一に加熱される。 直火だと、焦げたりして、焼けに斑(むら)ができるが、石の熱で焼くと斑が出ない。  この石焼き芋の焼き方は、石の熱容量が大きいことと、熱伝導率が小さいことを利用した調理法だ。太古の昔は最高の調理法だった。その調理法が石焼き芋に伝わっている。 つまり、熱容量が大きい石は、熱をため込む能力が大きく、温度変化が遅い。 また、熱伝導率が小さい石は、熱が奪われる速度が遅く、やはり、温度変化が遅い。 別な言葉でいうと、石は熱拡散率が小さい。だから、蓄熱性が良い。   (熱伝導率÷熱容量=熱拡散率)  そのことは、石を低温にしたときにも当てはまる。 一度、石を低温にすると、なかなか温まらない。長時間一定の温度を保つ。  犬用の大理石のボードを部屋の風通しの良い場所に置いておくと、その場所の温度のまま愛犬に接する。愛犬の体温で温められるには相当の時間がかかる。言い換えると、愛犬はそのボードは冷たくて気持ち良いと感じる。 愛犬のパロも愛用している。  その犬用大理石ボードは、入手先によって価格が大きく異なる。 建築石材専門の業者が犬用にも転用して販売している商品は安い。 犬用品の販売業者が販売している商品よりも少なくとも3割は安い。 愛犬のパロが愛用している大理石ボードは、この下にリンクしてある建築石材販売店から購入した。 その大きさは、パロの体の大きさを加味して、300×600×13mmの物を2枚選んだ。 それを並べて置き、縦横60cmのボードとして使用している。                           みのせき 石材販売 楽天市場  念のため付記する。この業者とブログ「愛犬問題」とは何の関係もない。 商品を買っただけだ。良い商品で安いから紹介しているだけだ。ハイ。  関連随想集  熱中症は怖いぞ! その随想集  犬に服、浴衣、靴は有害無用! その随想集  ← トップページへ  ボクの頭をなでてワン!             初めてあったワンちゃんたち              愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!

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