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2016.07.10
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カテゴリ:ひば油
天然精油のひば油で自作したひば水はご自宅にあるといろんなことに重宝できる。
人の皮膚にスプレーするとが寄り付かない。夏の庭仕事の時には愛用している。風呂のバスに数滴入れると、ヒノキの香りがするだけでなく、肌の殺菌剤にもなって良いとのお礼の投稿も多い。
犬については、ノミや蚊の忌避剤として効果がある。耳ダニの殺菌作用もある。ただし、犬の皮膚に噛みついているダニを退治するには、ひば水の濃度を濃くするなどの工夫が必要だ。
 
 ひば水にはもっと素晴らしい薬効がある。
獣医が何年も治せなかった難病の皮膚病が治る。細菌性の膿皮症や真菌(カビや酵母)性の脂漏症もひば水で治る。ブログ「愛犬問題」の愛読者がご自分の愛犬たちで証明済みだ。

 ひば油に殺菌作用があることはかなり昔から知られていた。
1930年代には、その主成分が単離されて 日本人がヒノキチオールと命名した。
1940年代には、そのヒノキチオールの化学構造も解明された。その後、化学合成法も確立した。つまり、人工的に製造できるようになった。
1994年には、東北大学や青森県の工業試験場などで学術的な研究をして、ひば油には殺菌作用があることを詳細に発表してある。
今では、その殺菌作用あることを利用して、ひば油は食品や化粧品の添加物として認可されている。つまり、ひば油は人に害のない安全な殺菌剤だ。

 しかし、ひば油はいまだに医薬品としては認可されてない。医薬部外品というよそ者扱いだ。

 そのような歴史があって、ひば油には医薬品に優る薬効があることは世の中に周知されてない。
医師界も獣医界もひば油の薬効に無知蒙昧だ。天然には化学合成で製造販売している薬剤よりも優れた薬効のある天然の精油があることに無関心すぎる。この最下段に詳記してる。

 あるいは、故意に無関心を装ったり、無視しているのかもしれない。
というのは、ひば油を売り出しても、製薬業界や医師界、獣医界の利益にならないからだ。
膿皮症や脂漏症などの難病の皮膚病がひば油で簡単に治ると世の中に広く知られると、医薬商売の利益が激減するとことを恐れているのだろうか。

 ひば油の薬効がネット上でも広く知られるようになったのは、一言でいうと、ブログ「愛犬問題」でひば油の薬効を紹介してからだ。
6年前までは、犬の皮膚病をひば油で治したという記事は検索しても見つからなかった。
今では、キーワード「犬 皮膚病 ひば油」でbingを検索すると92,000件と表示されて、たくさんの有用な記事が出る。そのトップページの記事の多くはブログ「愛犬問題」の記事だ。

 ブログ「愛犬問題」でひば水の薬効を最初に紹介したのは2010年8月だ。
愛犬家の貴重な情報提供がきっかけになり、ひば油の薬効を調査して次の随想を書いた。
ひば水・ひば油で犬のノミ・ダニ・蚊防止! ヒノキチオールは天然の芳香無害な忌避剤だ
この随想を読んだ愛犬家から、獣医が治せない難病の皮膚病がひば油で治ったとのお礼の投稿が沢山あった。

 その頃のひば油のお試し用の小瓶は送料込みで250円だった。
その価格設定は、多くの人々にひば油の効能を知ってもらうために赤字覚悟の宣伝広告代としてのものだったと推測している。
その後、350円に値が上がりして、2016年現在は、青森ひば油 お試し用は送料無料で500円だ。6年で丁度2倍の価格になっている。
その効能を勘案すると、それでもまだ安いと思っている。愛犬に使う分なら、十分な量だからだ。
言い換えると、ブログ「愛犬問題」は良い商品の宣伝広告のお手伝いができて、良いことをしたと勝手に喜んでいる。
念のために付加する。ひば油の業者とブログ「愛犬問題」は何の関係もない。良い商品だから、勝手に愛犬家にお勧めしているだけだ。

 ところが、ひば油が犬用殺菌剤として世の中に知られるようになった現在は、ひば油の抱き合わせ販売が横行している。
デパートで堂々とその「抱き合わせ販売」が行われている。
「抱き合わせ販売」とは、有用な商品に無用な商品を無理に押し付けて一緒に販売することだ。悪質な場合は法律(独占禁止法)で取り締まっている。

 ひば油の場合は、悪質ではないと思っている。薬品や薬効に関して中途半端な知識しかない人たちが、知ったかぶりをして組み合わせて販売しているのだろうと思っている。
つまり、その販売業者は、必要不可欠な原料の組み合わせだと思い込んで販売しているのかもしれない。

 単純化していうと、ひば水の作り方には二つの方法がある。

 その1 安価な方法 

ブログ「愛犬問題」がお勧めしている方法は実に簡単だ。手間暇がかからないだけでなく、安く自作できる。
100円ショップで買ったスプレーボトル(400~500ml)に水道水を満たし、ひば油を数滴たらしてよく振って混合する。それだけで殺菌作用のあるひば水が出来上がる。
ひば油は水に溶けにくいので、スプレーする前に良く振って混合する。
ひば水の原料はひば油と水道水だけだから、原材料代は500円だけで済む。
ブログ「愛犬問題」の開設者は、何事も「単純が最高! Simple is Best!」を信条としている。

 その2 高価な方法

 例えば、デパートの処方でひば水を自作すると、原料代は約5,000円だ。
ブログ「愛犬問題」の処方の原料代の10倍の費用が掛かる。無駄な出費だ。
換言すると、デパートが儲けるために無用なものまで売りつけている

 ネット上にあるそれらの原料価格を記載する。

   無水エタノール  500ml 約900円  送料約300円
   精製水      500ml 約900円  送料約300円
   ひば油      100ml 約3,000円(送料無料)

 高価な方法で作ったひば水の欠点は三つある。

 その1 その処方の最大の欠点は濃度が濃すぎることだ。
その処方は「びば油10滴、精製水45ml、無水エタノール5ml」だ。
ブログ「愛犬問題」の方法で作るひば水の10倍以上も濃い。人や犬の肌にその濃度で塗布すると危険だ。
ひば水の中のひば油の濃度は140ppmで犬の皮膚病に薬効があることはブログ「愛犬問題」の愛読者が確認済だ。(ppmとは、百万分の一のこと)

 薬は多すぎると毒になるのは常識だ。諺「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だ。
薬は有効濃度をはるかに超えた濃度で使うのは避けたほうが良い。
第一に、ひば油濃度が濃いひば水を人や犬に使うと、副作用が出る恐れがある。
高価な方法で作ったひば水は、10倍に薄めて使ったほうが安全だ。
第二に、高濃度のひば水を使うと、必要以上にひば油を使うことになりそうだ。
危険であるだけでなく、金の無駄使いをすることになる。
 
 その2 精製水は無用の長物だ。風呂水に精製水を使う愚人はいないだろう。
人や犬の皮膚に散布するスプレー水溶液に精製水を使うのは、気が利いているようで間が抜けている。愚行だ。
ただし、金が有り余って、その処分に困っているなら、話は別だ。

 その3 精製水とエタノールの混合割合を処方通りにするのは面倒だ。ピペットなどの秤量器具をそろえる必要がある。その操作だけでなく、秤量に気をつかうのも煩わしい。

 利点
 
 無水エタノールを原料の一部として使う利点は、強いて上げると、ひば油と水が油水分離を起こさずに均一に溶解することだ。商品の見かけが良いということだ。

 無水エタノールをひば水の原料として使うように話している人たちはどんな職業の人たちだろうか。
まず第一に考えられるのは、無水エタノルを販売して儲ける人たちだ。薬局の人たちなどだ。
第二に、考えられる人たちは、中途半端に化学知識や商品知識のある人たちだ。
エタノールをひば水の原料の一つに加えると、油水分離を起こさないので商品としての見かけが良くなるからだ。

 一般家庭でご自分やその愛犬に使うひば水だ。使用する前に,そのスプレーボトルを良く振れは済むことだ。
自宅で使うひば水が見かけが悪いとは思ったことはないし、見かけなどを気にする必要はない。
単なるスプレー水溶液だ。芸術作品ではないのだ。ハイ。

 補足 --ご参考までに--
        
 無水エタノールと精製水を原料として使う方法を自慢げにブログ「愛犬問題」に投稿してきた人がいる。
ご本人は貴重な情報提供のつもりだろうか。それとも、ブログ「愛犬問題」のひば水の作り方は良くないとでもいうつもりだろうか。
何事も簡単に作れて、しかも、安価なものは良い物だ。実用的だ。
それに無用な物や操作を付け加えて高価な物に変更するのは省資源・省エネルギーの考えに反する。改良ではなく、改悪だ。
 次の随想に、その改悪の投稿記事を紹介してある。
ひば水の作り方 水道水100mlにひば油を3~4滴混ぜるだけ 皮膚病が完治! ノミ蚊除けや涙やけにも!

 ひば油の殺虫・殺菌剤としての有効性については先の随想にすでに書いた。その主要部を再編集して訪問者の便宜のために転載する。

 ひば油ひば水の殺虫・殺菌剤としての有効成分は主としてヒノキチオールだ。そのヒノキチオール(化学名:hinokitiol)は、日本人が80年前に発見した天然の殺虫・殺菌剤だ。その後、化学構造も明らかにされ、今では人工的に合成も出来るようになっている。

 しかし、化学的に合成した純度の高いヒノキチオールよりも、天然のヒバの製材所のおかくずから水蒸気蒸留で抽出したひば油のほうが、殺虫・殺菌効果が優れていることが明らかになっている。天然の精油にはヒノキチオールに類似したいろんな有効成分が含まれているからだ。つまり、単品の化学成分よりも、いろんな化学成分が混在してる精油のほうが薬効が優れているのだ。

 思うに、ヒノキチオールは化学合成までも研究して、その製造ができるようになったのに、製薬会社がヒノキチオールの純品を殺菌剤などとして売り出してない理由が、混合物のほうが薬効が優れているからだろう。
医薬品の化学合成が進歩している現在でも、天然の摂理で作られる精油には、まだまだ太刀打ちできてないのだ。

 言い換えると、ひば油の薬効が世の中に広く知られなかった理由も、ひば油の薬効は人知の及ばない神の領域の薬効だからだろう。そのために、製薬会社もひば油の研究と製造をあきらめたのではないか。
医師界や獣医界がひば油について無知蒙昧である理由も、ひば油が神の領域の精油だと敬遠したからではないだろうか。現今の医薬品のほとんどは化学合成品だ。製薬会社も医師界も獣医界も化学合成品万能の時代だ。
天然の精油のひば油には化学合成品では太刀打ちできない薬効があることが、おろそかにされたり、忘れ去られている。

 青森ヒバは神社仏閣の建築材として重宝されている。
平泉・中尊寺の金色堂は青森ヒバで作られている。900年近くも防虫・防菌効果が持続している。
逆に、そのヒバの製材所のおかくずは腐らないので、産業廃棄物として処理せざるを得ないようだ。余分な処理費がかかる。
 そのヒバのおかくずの有効利用として、水蒸気蒸留でひば水とひば油が製造販売されている。

 また、青森県工業試験場の試験結果に寄ると、ひば油には抗菌効果があり、カビや細菌を寄せ付けませんとのこと。詳細なデータが「ヒバ油の4大効果」にある。


 ひば水とひば油の主な有効成分はヒノキチオールだ。次の構造式を有する。
     

 世界で初めて確認された7員環(トロポロン)だ。つまり、ヒノキトールはトロポロンのフェノール類だ。好ましい匂いは7員環のフェノールだからだろう。
ひば水やひば油にはヒトキチオールのほかに、化学構造が似たβードラプリンなど少なくとも4種類の有効成分が含まれていることが確認されている。

 広く殺菌・消毒剤に使用されているフェノールは6員環(べンゼン)誘導体のフェノールだ。殺菌効果と安全性は良いが、臭いのが欠点だ。家庭用には向かない。

 その点、ひば水やひば油は効果も安全性も香りも優れている。家庭用に最適だ。
ひば水やひば油が犬猫など愛玩動物のノミ・ダニ・蚊の忌避剤として広く普及することを願っている。日本だけで採れる天然の忌避剤だ。
 

 次の随想のコメント欄に愛犬の膿皮症と乳頭炎がデパートで教えてもらったひば水ではなく、ブログ「愛犬問題」の勧めているひば水で治ったとの投稿があった。
投稿回数が多く、長文なので、その主要部だけを編集して引用転載する。
避妊去勢手術は健康上有害だ! メリットは極小! 米国獣医大学の学術論文を翻訳紹介

 

濃皮症と乳頭炎がひば水で・・     投稿者:みゆず さん

おはようございます。
ひば水は、最初は、デパートで教えてもらった方法で作っていました。
その処方は「びば油10滴、精製水45ml、無水エタノール5ml」です。
ひば水の中のひば油の濃度がブログ「愛犬問題」のお勧めの方法で作ったひば水よりも10倍も濃いですね。
その上に傷にしみて痛くなるアルコールも入っています。
愛犬の皮膚にも悪い影響がありそうなので、使うのを止めました。
ブログ「愛犬問題」の方法で作ったひば水を使っています。
ひば油の濃度が薄く、アルコールが入ってないブログ「愛犬問題」のひば水はワンちゃんにやさしいひば水ですね。

愛犬の濃皮症と乳頭炎がひば水で良くなりました。
当初、獣医さんでいただいた抗生物質のクリームのぬり薬では良くなりませんでした。
他の動物病院では、乳頭炎にステロイド剤の液状の塗り薬などを処方していたのですが、乳頭炎は全く治りませんでした。
困り果てて、大学の動物病院にも行きました。濃皮症と乳頭炎の薬として抗生物質の塗り薬だけの処方でした。その結果、病状は全く良くなりませんでした。

そんな時にブログ「愛犬問題」に巡り合いました。ひば水の記事を読みました。
愛犬を1日に二回ひば水入浴をしました所、濃皮症乳頭炎が見る見るうちに良くなってきました。獣医が治せない皮膚病が治ってきたのがわかるのです。
あと、二週間もすれば完璧に治りそうです。
乳頭炎は、避妊手術をしていない子でも、ヒート後にミルクが出てしまう子がいて、舐めたりしてばい菌が入り、乳頭炎をおこしてしまうことがあるそうです。
愛犬の乳頭炎もひば水で良くなってきています。



  返事     投稿者:Paroowner

 みゆずさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q

獣医は皆医薬に関する知識が不足しています。と言うよりも無知蒙昧です。

 その乳頭炎も膿皮症もステロイド剤や抗生物質では治りませんよ。実際に治っていませんよね。
それでも、その獣医たちは同じ治療を続けているのですか。
救いようのない無能な獣医たちですね。

 乳頭炎膿皮症も細菌性の皮膚炎です。
細菌が繁殖して膿がたまるので、膿皮症というのです。

ひば水で治ります。ひば油には細菌も真菌(カビ)も退治する薬効があります。

なお、動物病院にはできるだけ近づかないほうが愛犬は健康で長生きしますよ。
君子危うきに近寄らず」です。ハイ。

 

 2015年4月22日、ネット上にアトピー性皮膚炎の発症原因は黄色ブドウ球菌が主因であるとの報道があった。
アトピー性皮膚炎 原因は黄色ブドウ球菌の異常増殖 慶応大
慶大医学部皮膚科学教室とアメリカの国立研究所の研究結果であり、米科学誌「Immunity」電子版に掲載されたとのこと。
その内容を一般家庭の人にもわかりやすいように簡潔に要約してこの下に掲載してある。

 人の難病の皮膚病のこの研究者たちは、アトピー性皮膚炎の病原菌は黄色ブドウ球菌であることを突き止めて米国の免疫学会誌に発表している。その研究で使用した殺菌剤は抗生物質だ。できるだけ使用したくない怖い薬剤だ。

 この研究成果を知って、少々唖然とした。世界の医療界はものすごく進歩している分野とものすごく遅れている分野があるのだと。

 上記のように、ひば油には黄色ブドウ球菌などの細菌やカビなどの真菌に対して殺菌効果があることは何十年も前に知られていることだ。ヒノキチオールの化学的な合成方法も確立している。
ブログ「愛犬問題」では、一般愛犬家の情報提供により、黄色ブドウ球菌が原因菌である膿皮症も、真菌(カビや酵母)が原因菌である脂漏症も、ひば油で完治できることを明らかにしてある。

 私のように、専門家ではなく単なる一般の愛犬家にさえわかっている医療に関する知見が、専門家の集団である医療界や獣医界には知られてないとは、びっくり仰天だ。灯台下暗しだ。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)など最先端医療技術を駆使している専門家もいれば、人や犬に蔓延している皮膚病の一つさえ治せない専門家もいる。
その蘊蓄や技術には雲泥の差がある。あきれている。ハイ。



  (上記医学論文の要約) 

 アトピー性皮膚炎は気管支喘息、食べ物アレルギー、花粉症などのアレルギー疾患を合併することがあるため、アトピー性皮膚炎そのものもアレルギー性疾患だと考えられている。
そのアトピー性皮膚炎がひどくなると皮膚表面に黄色ブドウ球菌が増える。
その黄色ブドウ球菌を退治すればアトピー性皮膚炎を治すことができる
この研究では、抗生物質を使用して黄色ブドウ球菌を殺菌したが、抗生物質には副作用もあるので、今後は、抗生物質に頼らずに殺菌する方法が期待される。

 



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