カテゴリ:犬の食べ物
まず、人用煮干しの目で見てわかる品質判別法を書く。
背中が上の方にくの字に曲がっている煮干しが最高の品質だ。美味しい。 ![]() 胡瓜(きゅうり)は真っ直ぐなものが商品価値が高く、曲がっているものは味は同じなのに安く販売されている。 煮干し(いりことも言う)は、真っ直ぐなものよりも背中が上向きに曲がったものが最良の品質だ。 次に、真っ直ぐで腹の部分に裂け目がないものが良い。 真っ直ぐで腹が割けて、頭が落ちてしまっている煮干しは低品質だ。生臭い味がする。 煮干しはカタクチイワシなどの青魚の稚魚を原料としている。 青魚は、その脂質の中に不飽和脂肪酸を多く含んでいる。不飽和とは、化学的に言うと二重結合があって酸素と反応しやすいと言うことだ。だから、青魚の脂質は空気で酸化されて変質しやすい。いわゆる、魚臭い嫌な臭いを出す。 だから、煮干しはその品質と選び方が大切だ。 高価だから美味しい煮干しとは限らない。 ![]() 頭が離れていたり、腹が割れているものは低品質だ。いわゆる、割れ煮干しは美味しくない。 中には人の食品には向かない不良品が犬用や猫用として販売されている。 犬用煮干しの宣伝広告に減塩、塩無添加、塩不使用などと書いてある煮干しは買わないほうが良い。でっち上げの虚偽広告だからだ。 煮干しの製造上は、海水の塩分濃度は必須不可欠だ。減塩処理はしない。したら、品質がガタ落ちする。わざわざ品質を低下させる製造業者はいない。 つまり、煮干しの販売業者が勝手に減塩などと宣伝広告をしているだけだ。偽装商品だ。法律的に言うと、不当表示だ。虚偽広告ということだ。 減塩の真偽はすぐにわかる。実際に食べてみて確認できる。 また、別の観点でいうと、犬には塩分は害があるというのは真っ赤な嘘だ。 犬にも塩分は必須不可欠だ。人も犬も心臓は塩分で自律運動をしている。 塩分が不足すると心臓が動かなくなる。 詳細は塩分は犬の体重1Kg当り毎日18mg必要! 食塩一日最低必要量以下だと心臓機能不全ににある。 なのに、獣医界は犬には塩分は有害だというウソの風説・風評を故意に流布している。白衣の詐欺師の悪質な虚言だ。 その間違っている風説・風評には、犬には人と同じ食べ物を食べさせないで、ドッグフードをできるだけ沢山売って儲けようと画策したドッグフード業界と獣医界の詐欺商法の魂胆が隠されている。多くの国民がまんまと騙されている。 テレビ新聞雑誌も、そのウソの宣伝広告に手を貸している。両業界の宣伝広告費は莫大だ。報道界にとっては巨額な収入源だ。 NHKも業界や獣医界の詐欺商法の片棒を担いでいる。NHKにも塩分は犬には有害だと信じ込んでいる輩がいるようだ。愚劣で、情けない話だ。 犬塩分不要論は獣医界の愚説虚説だ。詳細は犬塩分不要論のお粗末な誤り! 獣医は生理学に無知蒙昧だ!にある。 ![]() 小さくて良い品質の煮干しには400円と高価なものもある。正当な価格だ。 一方、犬用煮干しの価格は100g当たり100~140円程度だ。人用品よりも一割から二割ほど安いのが普通だ。 ところが、減塩を宣伝文句している犬用煮干しには300円のものもある。インチキ偽装商品だ。 一般的な言い方をすると、犬用煮干しは人用煮干しとしては低級品や不良品だ。 なのに、犬には塩分は害だとか、犬用煮干しは減塩処理をしてあるからと高価に販売されている煮干しもある。 その犬用減塩煮干しには二つのウソが隠されている。 第一に、上記のように、犬には塩分は害だというのは真っ赤なウソだ。犬にも塩分は必須不可欠なミネラルだ。減塩煮干しは、獣医界の犬塩分有害不要論に悪のりした詐欺商品だ。 第二に、煮干しは、取り立ての新鮮な小魚を一刻も早く、海水か、海水と同じ程度の塩分を入れてある水を沸騰させてある窯に入れて、加熱処理した後に乾燥したものだ。つまり、水道水などの真水で加熱処理することはあり得ない。品質が著しく低下するからだ。 最高級の煮干しは、生きているカタクチイワシなどの小魚を沸騰温度に近い海水で加熱処理したものだ。 加熱処理(煮る)後に直ちに日干し(干し)や乾燥機で乾かす。すなわち、煮干しは、煮ることと干すことに、その品質が左右される食べ物だ。しかも、その二つの工程を短時間に完了することがおいしい煮干しを作る秘訣なのだ。 カタクチイワシなどの青魚は死亡後は鮮度が急激に低下するからだ。 昔流の最高品質の煮干しは、まだ生きている小魚を熱湯の海水で短時間だけ煮て、それを天日で干したものだ。だから、煮干しという。 ![]() 1 漁獲法 2 窯に投入するまでの時間 3 乾燥完了までの時間 イワシは鰯と書く。弱い魚と書く。その弱いとは、生存競争に弱いと言うことではない。死んだ後の品質の保持に弱い。酸化に弱く、傷みやすい。腐りやすい。 漁獲法は、パッチ網、まき網、すくい網漁法などがある。 品質の良い煮干しを作るには、漁獲の時から細心の注意が不可欠だ。 一度の網で大量の魚をすくい上げないことが良い煮干し作りに適している。 一度にすくい上げる量が多いと、その重さで網の底の小魚が圧死し、身が潰されてしまう。 大量漁獲法で取れた小魚を原料にした煮干しは品質が良くない。 腹の割れた煮干しは最低の品質だ。割れ煮干しは見た目が悪いだけでなく、味も悪い。臭みもある。 頭が離れている割れ煮干しは規格外の不良商品だ。 犬用煮干しには、そのような品質不良なものが多い。 一回の網で大量に漁獲した稚魚は肥料や家畜の飼料としても販売されている。 それと同じ品質の稚魚の一部が煮干しに加工されて、犬猫用、つまり、ペット用煮干しとして販売されている。特別な減塩処理はされてない。 真夏の漁期は強い日差しで船内が熱くなるので、稚魚の鮮度を保持するために、大量の氷や冷水で冷やしながら、早急に港に帰る。氷や冷水が不足すると、鮮度が落ちる。できあがった煮干しは首が脆くなるだけでなく、味が悪い。 つまり、煮干しを買うときに、袋の中を見て、首が落ちて胴体だけのものが混ざっていたら、それは味の悪い煮干しだ。 工場内に運び込まれた稚魚はプラスチック版に薄く均一に広げられる。そのプラスチック板を積み上げたものをまとめてクレーンで持ち上げて、海水で満たした釜の中に侵ける。80℃~100℃で加熱処理する。 この場合の釜の中の水は海水だ。水道水ではない。水道水を使うと、できあがった煮干しの品質が低下する。 つまり、犬用煮干しは減塩処理をしているから、その分、高価だという宣伝広告には偽りがある。出まかせのウソだ。詐欺商売だ。 釜の中に海水を使わないで、水道水を使い、わざわざ品質を低下させる煮干し製造業者はいない。 プラスチック板に広げて煮た稚魚は、その板を工場の広場に広げて 太陽と海風で乾燥する。品質の良い煮干しができあがる。 大工場で大量生産をしている工場では工場内にある熱風装置で乾燥している会社もある。 そのような大量生産をしている会社は家畜飼料用の煮干しも生産している。 犬猫用のペット用煮干しも大量生産の煮干しと見るほうが順当だ。 ![]() 稚魚の背中が上に盛り上がってくの字に曲がっているものは品質の良い煮干しだ。鮮度のよい稚魚を加工したものだ。 逆に、腹が割れているものは加工時の鮮度が悪かったものだ。 大量漁法で一度の網で大量にすくい上げると、網の底の稚魚は押しつぶされて腹がつぶれる。その腹の内容物が空気に触れると、酸化されて味が落ちる。出汁をとる際に生臭味が強くでやすい。 頭が落ちていて、腹が開いている煮干しは最低品質の煮干しだ。大量漁法で取り、新鮮さを保てないまま窯でゆでた煮干しだ。 愛犬にも品質の良い美味しい煮干しを食べさせたほうが良い。 愛犬のパロは、どんな良い品質の煮干しでも、頭は食べないで残す。 臭いに敏感な犬にとっては,煮干しの頭は、どんな良い品質のものでも、臭いようだ。飼い主は頭ごと食べている。人体の骨の主成分であるカルシウムの良い補給源だからだ。 私はいい歳だ。人は加齢と共に骨密度が低下する。すると、骨折したり、骨粗鬆症になったり、背骨が曲がったりする人が増える。 つまり、その予防のために、常日頃、カルシウムの補給に意識して務めたほうが良い。煮干しは骨ごと食べられるので、手軽なカルシウム源になる。 その煮干しを飼い主だけでなく、愛犬のためにも冷蔵庫に常備している。 飼い主がうっかりして、愛犬の主食の鶏の骨の加熱品がないことが、たまにあるからだ。その時の愛犬の夜の代替食としている。 ![]() ![]() 1 煮干しやいりこも人用を愛犬のおやつに! 犬に塩分は心配無用! 2 愛犬も人のおやつが健康的!塩分も大切だ! 偽装だかけの犬の世界14 3 愛犬にチーズやケーキは人用が健康的で安い 犬に塩分心配しすぎ! 4 愛犬には人用のおやつが最高! 犬にも塩分は必要だ 5 犬のインチキ健康補助食品 サプリメントの随想集 ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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