2018/04/17(火)20:02
犬の鼠径ヘルニアを飼い主が治す優しい治療法!片手でさすって元に押し戻すだけ!獣医は開腹手術をするぞ!
愛犬のパロの鼠径ヘルニアを飼い主のParoowner自身が治した。
その後半年ほど経つが再発はしてない。完治している。
特別な医療知識も器具も必要はない。愛情と片手さえあれば十分だ。
手のひらでさすって治すだけだ。詳細は後述する。
だが、獣医に診せると、開腹手術をして大金を請求される。
言い換えると、獣医はその片手治療法は愛犬家には絶対に教えない。
鼠径ヘルニア手術は獣医の収入源の一つだからだ。
鼠径(そけい)ヘルニアとは、小腸や大腸などが腹腔内からはみ出して、腹部の皮膚内面にお椀をかぶせたように盛り上がる病気だ。
初期の症状は、金柑(キンカン)ほどの大きさの円盤状の盛り上がりだが、何日も何十日も放置しておくと、やがてリンゴを半分に切って皮下に挿入したような円盤状の膨らみになる。
パロの症状はリンゴほどの大きさの円盤状だった。
更に放置すると、子宮なども皮膚内面に飛び出してくるとのこと。
鼠径ヘルニアは小腸がはみ出しているくらいでは全く痛みも無く、下痢などの異常も無い。パロも全く痛がらなかった。下痢などの異常な症状もなかった。
だから、かえって始末が悪い。
その膨らみがかなり大きくなってから飼い主が気づくことになる。
( ネット上の図を拝借 )
人も犬も心臓や肺などは所定の位置に固定されて移動はしない。
ところが、小腸や大腸、子宮等は腹腔内の筋膜と言う袋の中に入っているだけだ。
その筋膜にすき間ができることがある。
その隙間を鼠径(そけい)という。ネズミが通る経路という意味だ。
ヘルニアとはラテン語で「はみ出す」という意味だ。
つまり、鼠径ヘルニアとは、筋膜にあるネズミが通るような小さな穴を通って、小腸などが皮膚表面の直ぐ下まではみだす病気だ。
滅多に起こらない現象だが、人にもある病気だ。
人の場合は、一般には脱腸と言う。腸が筋膜からはみ出したという意味だ。
その脱腸の発生頻度は虫垂炎(盲腸)よりも高い。
鼠径ヘルニアを片手で治す方法
犬の太股(ふともも)の付け根部分に鼠径部がある。この下に写真がある。
そこに小腸などがはみ出してきて皮膚表面のすぐ下に盛り上がった物ができる。
パロの場合はリンゴを半分に切って皮膚上に伏せたくらいの大きさだった。
その盛り上がっている物を片手で優しくさすって元の位置に押し戻すだけだ。
手のひら全体を使って、足の付け根の方から腹の中央部に向けて、その盛り上がった物を元の位置に戻すように優しくゆっくり何度もさする。
パロは気持ちよさそうに仰向けになっていた。
その盛り上がったもの全部を一度に押し戻そうとするのではなく、その一部づつをゆっくり優しく押し戻すのがコツだ。
鼠径の小さな穴に小腸をゆっくり押し込むという感じで優しくさすると良い。
何度も何度もさすっていると、徐々にではあるが、その全部を完全に押し戻すことができる。
翌日、その部位を見ると、また、いくらか膨らんでいる。また、さすって押し戻す。
パロは7回ほど、つまり、一週間ほど毎日繰り返しさすった。
その後半年ほど経ったが、現在は再発はしてない。完治している。
写真右側(犬の体の左側)の丸く盛り上がっている部分が鼠径ヘルニア
(パロの写真を撮るのを忘れたので、ネット上の写真を拝借)
朗報 人の鼠径ヘルニア(脱腸)を整体師が手だけで治した!
この下のコメント欄にご自分の脱腸を整体師に治してもらったとの投稿がある。
その主要部を転載する。
投稿者:naotoさん
犬にも脱腸があるんですね。
実は私自身が子供の頃に脱腸になってしまいした。
当時、血液が異常で手術をすると出血が止まりにくいと医者が診断しました。
そこで、整体病院で手だけの治療法で脱腸を治してもらいました。
約2が月間通院しました。
40年経過しても再発はしていません。
治療をして頂いたマッサージ師さんには今でも感謝の気持ちでイッパイです(^^)
関連随想
多くの獣医が鼠径ヘルニアは手術で治していることに疑問を持って、12年前に次の随想を書いた。
当時、まさか自分の愛犬の鼠径ヘルニアを自分で治すとは夢想だにしてなかった。
私は医者でも獣医でも無い。単なる犬好きの白髪の仙人みたいな老骨だ。
しかし、何にでも疑問を持って自分の頭で考える習慣が身についている。
言い換えると、専門家の言うことを安易に信用すると騙されるということだ。
次の随想が何かのご参考になれば幸いだ。
随想 そけいヘルニアは手術がほんとに必要か
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