カテゴリ:犬の病気
愛犬のパロの鼠径ヘルニアを飼い主のParoowner自身が治した。
その後半年ほど経つが再発はしてない。完治している。 特別な医療知識も器具も必要はない。愛情と片手さえあれば十分だ。 手のひらでさすって治すだけだ。詳細は後述する。 だが、獣医に診せると、開腹手術をして大金を請求される。 言い換えると、獣医はその片手治療法は愛犬家には絶対に教えない。 鼠径ヘルニア手術は獣医の収入源の一つだからだ。 鼠径(そけい)ヘルニアとは、小腸や大腸などが腹腔内からはみ出して、腹部の皮膚内面にお椀をかぶせたように盛り上がる病気だ。 初期の症状は、金柑(キンカン)ほどの大きさの円盤状の盛り上がりだが、何日も何十日も放置しておくと、やがてリンゴを半分に切って皮下に挿入したような円盤状の膨らみになる。 パロの症状はリンゴほどの大きさの円盤状だった。 更に放置すると、子宮なども皮膚内面に飛び出してくるとのこと。 鼠径ヘルニアは小腸がはみ出しているくらいでは全く痛みも無く、下痢などの異常も無い。パロも全く痛がらなかった。下痢などの異常な症状もなかった。 だから、かえって始末が悪い。 その膨らみがかなり大きくなってから飼い主が気づくことになる。 ( ネット上の図を拝借 ) 人も犬も心臓や肺などは所定の位置に固定されて移動はしない。 ところが、小腸や大腸、子宮等は腹腔内の筋膜と言う袋の中に入っているだけだ。 その筋膜にすき間ができることがある。 その隙間を鼠径(そけい)という。ネズミが通る経路という意味だ。 ヘルニアとはラテン語で「はみ出す」という意味だ。 つまり、鼠径ヘルニアとは、筋膜にあるネズミが通るような小さな穴を通って、小腸などが皮膚表面の直ぐ下まではみだす病気だ。 滅多に起こらない現象だが、人にもある病気だ。 人の場合は、一般には脱腸と言う。腸が筋膜からはみ出したという意味だ。 その脱腸の発生頻度は虫垂炎(盲腸)よりも高い。 鼠径ヘルニアを片手で治す方法 犬の太股(ふともも)の付け根部分に鼠径部がある。この下に写真がある。 そこに小腸などがはみ出してきて皮膚表面のすぐ下に盛り上がった物ができる。 パロの場合はリンゴを半分に切って皮膚上に伏せたくらいの大きさだった。 その盛り上がっている物を片手で優しくさすって元の位置に押し戻すだけだ。 手のひら全体を使って、足の付け根の方から腹の中央部に向けて、その盛り上がった物を元の位置に戻すように優しくゆっくり何度もさする。 パロは気持ちよさそうに仰向けになっていた。 その盛り上がったもの全部を一度に押し戻そうとするのではなく、その一部づつをゆっくり優しく押し戻すのがコツだ。 鼠径の小さな穴に小腸をゆっくり押し込むという感じで優しくさすると良い。 何度も何度もさすっていると、徐々にではあるが、その全部を完全に押し戻すことができる。 翌日、その部位を見ると、また、いくらか膨らんでいる。また、さすって押し戻す。 パロは7回ほど、つまり、一週間ほど毎日繰り返しさすった。 その後半年ほど経ったが、現在は再発はしてない。完治している。 写真右側(犬の体の左側)の丸く盛り上がっている部分が鼠径ヘルニア (パロの写真を撮るのを忘れたので、ネット上の写真を拝借) 朗報 人の鼠径ヘルニア(脱腸)を整体師が手だけで治した! この下のコメント欄にご自分の脱腸を整体師に治してもらったとの投稿がある。 その主要部を転載する。 投稿者:naotoさん 犬にも脱腸があるんですね。 実は私自身が子供の頃に脱腸になってしまいした。 当時、血液が異常で手術をすると出血が止まりにくいと医者が診断しました。 そこで、整体病院で手だけの治療法で脱腸を治してもらいました。 約2が月間通院しました。 40年経過しても再発はしていません。 治療をして頂いたマッサージ師さんには今でも感謝の気持ちでイッパイです(^^) 関連随想 多くの獣医が鼠径ヘルニアは手術で治していることに疑問を持って、12年前に次の随想を書いた。 当時、まさか自分の愛犬の鼠径ヘルニアを自分で治すとは夢想だにしてなかった。 私は医者でも獣医でも無い。単なる犬好きの白髪の仙人みたいな老骨だ。 しかし、何にでも疑問を持って自分の頭で考える習慣が身についている。 言い換えると、専門家の言うことを安易に信用すると騙されるということだ。 次の随想が何かのご参考になれば幸いだ。 随想 そけいヘルニアは手術がほんとに必要か ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ブログ「愛犬問題」に愛犬の病気に関して質問する愛犬家は、愛犬に関する次の事項をお知らせください。
正しいアドバイスをするために不可欠な情報ですので、必ず書き込んでください。 1 犬種、体重、年齢 2 避妊去勢手術をしたなら、その時の年齢 3 狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア薬、ノミ駆除剤などを投与した時期や回数 参考随想 「獣医界の五大詐欺商法!犬の天敵の悪業! 狂犬病注射と避妊去勢手術は特に有害だ!」 http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/diary/201308010000/ - (2018.04.14 22:21:02)
こんにちは。
いつも拝読させて頂いております。 様々なことを参考にさせて頂いて、 実際にとても役に立たせて頂いておりますm(_ _)m さて、 鼠径ヘルニアについて…正直自分はビックリ! 犬にも脱腸があるんだ!?・・・と(苦笑)知らなかった; 実は自分、子供の頃にこの脱腸になってしまい、 手術をする事になったのですが、 検査したら血液の異常(血が止まりにくい)が見つかり、 手術できないことに。。。 それで、ネット情報も皆無な昔の話なので、今のように検索なども出来るわけもなく… だったのですが、その時の先生があるマッサージ師を紹介してくれまして、 記憶通りならば確か2ヶ月ほどその整体師さんのような所に通い、 脱腸を完治して頂いた経験があります。 その時のマッサージ法がパロオーナーさんが説明なさっているものそのモノ だったので、何となく懐かしくなってメッセージさせて頂いた次第です(^^) ただ、 私が子供の頃に行ったマッサージは決して気持ちよくはなく; どちらかと言うと苦しくて苦しくて、マッサージ中ずっとグズグズ泣いていた記憶ばかり(苦笑) パロちゃんは幸せものだ〜(^^) それでも当時、身体に傷をつけること無く、 40年経過しても再発などせず…と言う治療をして頂いたマッサージ師さんには 今でも感謝の気持ちでイッパイです(^^) ちょっとスピンオフ的なお話になってしまいスミマセン; ただ、パロオーナーさんのお話を聞けば聞くほど 犬も人もあまり体の造りは変わらず、当然 医・食・住もあまり変わらないのだと 痛感させられます。。。 これからも情報発信、楽しみに拝読させていただきますね♪ (2018.04.17 16:04:29)
naotoさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
このご投稿は貴重で、面白いですね。 ご自分の鼠径ヘルニア(脱腸)を整体師が手でさすって治したのですか。 このご投稿文の主要部を、早速、上記の本文に追加掲載します。 ご了解ください。 (2018.04.17 19:01:27)
naotoさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
ブログ「愛犬問題」の本文に次のように追加して掲載しました。 ご確認ください。 ------------------ 人の鼠径ヘルニア(脱腸)を整体師が手だけで治した! 犬にも脱腸があるんですね。 実は私自身が子供の頃に脱腸になってしまいした。 当時、血液が異常で手術をすると出血が止まりにくいと医者が診断しました。 そこで、整体病院で手だけの治療法で脱腸を治してもらいました。 約2が月間通院しました。 40年経過しても再発はしていません。 治療をして頂いたマッサージ師さんには今でも感謝の気持ちでイッパイです(^^) ------------------- (2018.04.17 19:55:41)
Paroownerさんへ
初めまして。 愛犬が突然歩かなくなり心配でネット検索中にこちらへたどり着きました。 まだ全て拝読できておらず申し訳ありません。 うちの子は9歳4ヶ月の雄のトイプードルで去勢はしていません。 昨年日本からこの子を連れて渡米、現在ロサンゼルス近郊に住んでおります。 日本同様こちらで昨年狂犬病ワクチン、混合ワクチンを打ち、日本でマイクロチップを入れてあります(ワクチンの証明書がないと渡米できず、居住区の市にも登録できませんでした)。 こちらで驚いたのはどちらのワクチンも3年に1回でOKということです。 日本ではフィラリア薬、ノミ駆除剤などを定期的に投与しておりましたが、現在はノミの駆除薬投与は中止し、散歩の前にハーブの虫除けをスプレーしてます。 Paroownerさんの投稿は驚くこともありますがワンちゃんへの愛を感じますね。 そこで今回質問させていただきたいのですが、うちの子が昨日から歩かなくなりました。具合が悪いのかと思い一日休ませて様子見てから病院へと思ったところ本日は祝日でした(独立記念日)。 どういうわけか毎回具合が悪くなるのは週末や祝日、これってもしかして犬が病院を避けようとしてるのか?と思いたくなります。 食欲は子供の頃からなく今もガリガリの上、お水もろくに飲まないので水だけは少々無理に舐めさせてますが昨日から何も食べていません。 ベッドやソファに飛び乗ったり後ろ足立ちをする子だったので腰に負担がかかったのかもしれません。 大好きな散歩にも行かれず(歩けずお座りしてしまう)当然大好きなボール遊びもできず横になったままで可哀想です。 排泄も1日で小は十数回、大も二回はしていたのに昨日と今日合計で小は4回程、大はゼロで心配です。 腰かどこかが痛くて排泄も辛いのだと思います。 Paroownerさんの視点で今私にできることは何でしょうか? 背中をさすってあげることしかできていません。 (2018.07.05 05:54:22)
エースママさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
1 愛犬には「3年に1回のワクチン」を渡米後接種したのですか。 もしそうなら、その副作用の可能性が大きいです。 2 愛犬の食事は何ですか。 もし、ドッグフードだけなら膝関節炎になっている可能性があります。 できるだけ詳細なご投稿をお願いします。 (2018.07.05 09:42:10)
千菜ちゃんさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
悪徳獣医の詐欺商売の犠牲になりましたね。 避妊手術は愛犬の健康や長寿には有害ですよ。 鼠経ヘルニアはご自分で治せますよ。 _ (2019.12.04 09:16:55)
初めてコメントさせてもらう者です。
たくさんの記事を読ませてもらい色んな事に驚きを隠せません。 本当に動物のこと想い、勉強されていてとても尊敬致します。 この記事に関係のない事なのですが質問させて頂いても宜しいでしょうか? 私は数値規制問題をきっかけにパピーミルの事などを詳しく調べており、少しでも酷い目にあっている動物たちを救いたいとゆう気持ちで事業を始めたくまずはネットから勉強を始めようとここのブログに行き着きました。 私は今ただの事務員で年齢も若く経験もなく本当に1からのスタートになります。 そこでご意見やアドバイスをお聞かせ頂けませんでしょうか? パピーミルの記事について保護はただの気休めの独りよがりにしかすぎない。とありましたが、では根本から改善されていく為にはどんな団体や会社、施設があれば少しでも酷い目にあう動物達を救えると思われますか? 私の家族のクッキー(ワンちゃん)は17歳で介護生活をしています。 日本にも介護が出来なくなり捨てられる犬がたくさんいる為、介護施設も検討していますがパピーミルの犠牲になってる犬、猫も救ってあげたいです。 突然こんなコメントをしてしまい非常に厚かましいのは承知なのですが、 どうか知恵をお貸しください。 (2020.07.10 12:17:00)
クッキー飼い主さん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q
良いお考えをお持ちですね。 慈善は良いことです。 ただし、理想と現実は一致しないのが世の中です。 「日本にも介護が出来なくなり捨てられる犬がたくさんいる為、介護施設も検討していますがパピーミルの犠牲になってる犬、猫も救ってあげたいです。」か。 そのことは国家的な事業です。 個人では成立しないのです。 日本は国際的にみても動物虐待国ですよ。 犬や猫に関する国家的な詐欺商売が横行しているのです。 白昼堂々と悪事が行われているのです。 農林水産省が獣医界の詐欺商法の元締めですよ。 日本政府は犬や猫の健康や命よりも獣医界の利益のほうを守っていることをご理解してないようですね。 先ず、次の方法でいろんなことを勉強してください。 このブログ「愛犬問題」のトップページに行って、「このブログ内」をキーワード「獣医界 詐欺商売」で検索すると沢山の随想が出てきます。 犬や猫を救いたいなら、まず、現状の勉強から始めてください。 _ (2020.07.10 13:47:37) |
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