気象庁発表によると8月前半は猛暑になるとのことだ。
その画像をネットから借用した。
上図にあるように今日(8月2日)から向こう一週間は暑猛が続く。怖い一週間だ。
下図では
予報が変更されて、8月中は平年よりも高温が続くとのこと。
愛犬の居住環境や立ち居振る舞いに絶え間なく慎重に注意することが肝要だ。
気温が
34℃や
35℃になると、人も犬も熱中症で死亡する恐れが高くなる。
2019年7月中は梅雨明けが遅れるなどで過ごしやすかったが、気象庁の発表によると
8月は猛暑が続くとのこと。その月間予想を見て、予定していた随想を次回に回し、今回の随想では犬の熱中症の怖さについて書くことにした。
毎週土曜日の深夜に随想をネットにアップしていたが、できるだけ早い方が良いので、金曜日の昼間にアップした。
というのは、ブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerは、昨年の猛暑で最愛の
愛犬を熱中症で亡くしたからだ。熱中症に関する
無知が原因だった。
だから、猛暑の情報が流れると
悔恨の思いがよみがえってくる。
世の中の愛犬たちは皆
猛暑の被害を受けないで健康に過ごしてもらいたいと願っている。飼い主にも愛犬を失う悲嘆の苦痛は味わってもらいたくない。
その苦しい思いがいかほどのものであるかと、先代のパロの熱中症の症状を詳述した随想が下段にある。
テレビをつけっぱなしにしていたら、人の熱中症に関する放映があった。熱中症の怖さを訴える長い放映だったが、内容は偏っていた。
正しい内容ではなかった。
熱中症は十分な水分補給をすれば防止できると視聴者が誤解して受け取るような内容だった。医者が
水分補給の重要性だけをとうとうと説明していた。
片手落ちの有害な放映だ。
犬は人よりも熱中症になりやすい。急いでこの随想を書いた。
熱中症は脱水症ではない。熱中症は気温の高さが原因の急病だ。
脱水、つまり、体内の水分減少は熱中症の原因の一つに過ぎない。
犬の場合、室内に犬の飲み水は十分に用意してあっても熱中症で死ぬことがある。先代のパロの場合がそうだった。
水分補給が十分にできる状況だと、熱中症の発症を遅らすことはできても、発症した後は死亡を防ぐことはできないことが多い。重症だと病院でも治療方法はない。
再度言う。熱中症は脱水症ではない。
熱中症は「高い気温」の中に隠れている目に見えない悪魔の悪業だ。
医者も獣医も熱中症の悪魔には手の打ちようがないのが実情だ。
人も犬も熱中症ではないかと思ったなら、
病院に駆け込む前に体を冷やすなどの応急処置が先決だ。
熱中症は分単位の戦いだ。
病院での治療よりも
緊急に体を冷やす救急処置が必須不可欠だ。
言い換えると、
熱中症には特別な治療法はない。
病院の点滴で治るのは軽症の熱中症だけだ。
点滴は水分や塩分、栄養素を補給するだけの処置だ。それ以上の薬効はない。
点滴で熱中症が治ったなら奇寓だと喜ぶと良い。軽症の熱中症だったのだ。
熱中症は癌よりも怖い悪病だ。
健康だった犬が
室内で30分ほどの短時間で死亡する。
34℃の室内にも目に見えない悪魔が潜んでいた。
熱中症ではないかと慌てて対応したが、手遅れだった。
熱中症の悪魔を退散させることは不可能だった。
癌は何年もかけて人や犬の命を奪う。
しかし、熱中症は
分単位で人や犬の命を奪う。
しかも、
犬は人よりも熱中症に弱い生き物だ。
犬は厳寒にも耐えるように
毛が生えている。寒さには強いが暑さには弱い動物だ。
また、人とは違い、皮膚に
汗腺がない。汗をかいて体を冷やすことができない。
猛暑時の飼い主は
愛犬には毛があり、汗腺がないことを肝に銘じることが肝要だ。
愛犬が
口を開けてハ~ハ~と荒い呼吸をしない暑さ対策が必須だ。
熱中症で愛犬を失う悲痛を味わう飼い主が一人でも少ない方が良い。
世の中の愛犬たちが健康で猛暑の夏を乗り越えてもらいたい。
その思いで、大急ぎでこの随想をアップした。
ご参考になれば幸いだ。
次の随想をぜひ一読願いたい。
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