愛犬のパロが
いろんな物を食いちぎるのは、その心身にストレスがたまるような飼い方をしているせいだと思っている。
でも、その飼い方を根本的に変えるのは容易ではない。
パロが我が家に来たのはコロナ禍が渦巻く渦中だった。
飼い主は感染を恐れて外出を控えた。
パロは東京の戸建ての狭い庭や玄関先の私道(幅4m)で遊ぶ以外にない。
私道で遊ぶときは長いリード付きだ。行動が制限されている。
パロが精神的にひどいストレスを受けるのは当然だ。
つまり、パロが
いろんな物を噛み切る癖があるのは、その飼い方に問題があるのだ。
🐶 パロが幼犬で我が家に来て最初にびっくりしたのはティッシュペーパーを部屋いっぱいに巻き散らかしたことだ。唖然とするほど巻き散らかしてあった。ティッシュ一箱を部屋中に散らかしてあった。
皮革製の財布や同じく皮革製のスリッパや合成ゴム製などのスリッパも噛み切って使用不能にした。噛みやすくて引きちぎりやすい材質の物品はパロの標的になった。
電池式の音に反応して動くおもちゃの両眼の目玉も嚙みちぎられた。購入して2,3日後には目玉はなかった。追加して再購入した同じおもちゃの両眼もなくなっていた。
パロは目がないおもちゃには全く関心を示さない。
でも、噛み癖を治そうと幼犬のパロを強く叱った記憶はない。
飼い主のスリッパの場合、合成ゴム製の厚みのあるスリッパに変えたら、噛みちぎることはなくなった。
靴は皮革製でも他の材質の物でも全く被害を受けてない。
靴は帰宅後はすぐに靴箱に入れるのが習慣になっているからだ。
それとも、パロは玄関で遊ぶ習慣がないからか。
なお、
写真の鹿のぬいぐるみの目は両眼ともに健在だ。
購入して10日ほどたつのに食いちぎられてない。
つまり、パロの「目玉を食いちぎる悪癖」は直ったようだ。やれやれだ。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fwww.aikenmondai.com%2Fparojanima1.gif&b=7d8cd00823785d6845744c115fcd3749)
パピヨンのパロは人が大好きで、他家の犬も好きだ。
なのに、パロは他家の犬を見ると吠える。
パロ自身は一緒に遊ぼうよと吠えているのだが、他家の犬は吠えられるのを嫌がって逃げ回るようになる。
パロ自分自身は自宅前の私道で長いリードにつながれている。
行動が制限されているので、ストレスが溜まっているのだろう。
いろんな物を噛み切る原因も良く吠える原因もそのストレスだろう。
つまり、パロは心身ともに解放されて自由にのびのびとは暮らしてないのだ。
コロナ禍だけでなく、飼い主がかなりの加齢者であることも散歩に行ってない原因になっている。
追憶になるが、現在のパロの先代のパロは全くと言ってよいほど吠えなかった。
初めて出会った他家の犬がパロに吠えても全く動じなかった。
吠えないで、仲良く遊ぼうよという態度だった。
社会性が完成した名犬だった。
しつけたわけではなく、いつの間にかそうなった。
そういう意味では現在のパロは駄犬と同じだ。
生涯にわたり吠え続けて生きていくだろう。
吠えるのはパロが生きている証拠なので、できるだけ長く吠え続けると良いと思っている。
言い換えると、パロに向かって、その生涯、「ワンワン ダメ」と言い聞かせているだろう。
近隣に吠え声で迷惑をかけているので、効果は期待できないと思いながら「ワンワン ダメ」を続けることになるだろう。ハイ。
「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕
獣医界の六大詐欺商法など