世の中には犬嫌いと呼ばれる人が多い。
その犬嫌いは大別して次の二つに分けられる。
1️⃣ 犬が怖い人
2️⃣ 好き嫌いな感情で犬を排斥している人
🐕 まず1️⃣について考えてみる。
人は生まれながらに「動物恐怖症」の遺伝子を受け継いでいる。
太古の人々は肉食の猛獣などから逃げ回っていたからだ。
その受け継いだ遺伝子が多いか少ないかは人それぞれに異なる。
その遺伝子が多い人は成人になっても犬を怖がる。
単に感覚的に犬が嫌いなわけではなく、心の奥底から犬が怖いのだ。
その恐怖は心の奥底から噴出くるものだ。
私は登山中に蛇に出会うと瞬時にゾットする。蛇恐怖症の症状だ。
毒蛇でないことを確認できるとホットする。
小学生の頃、山の傾斜地でマムシに歯をむき出しにして威嚇された。
びっくり仰天。直ちに駆け下りた。
転倒落下の危険があるとは考えるゆとりはなかった。
つまり、蛇からは逃げ回ってきたので、蛇恐怖症はいまだに治ってない。
犬恐怖症は日ごろの心構えで徐々に克服できる。
多くの犬恐怖症の人は成人する前に克服している。
犬から逃げ回るのではなく、犬は怖くない生き物だと信じることが第一だ。
そして、犬とはある程度の距離をとって徐々に自分の恐怖心を取り払うように努めると良い。
蛇足になるが、ゴキブリを本当に怖がったり、目の敵のように毛嫌いする人が多い。
しかし、私自身はゴキブリは全く怖くないし、すばしこい奴だと感心もしている。
というのは、ゴキブリはあの姿でヒトが地球上に出現する以前から地球上に生息していた生き物なのだ。地球上でゴキブリは人間の大先輩なのだ。
実は、私も子供のころはゴキブリが怖くて泣いていたようだ。
父が生きたゴキブリをとらえて糸で逃げないように縛り、それで子供の私が遊ぶようにしたようだ。
つまり、怖い物からは逃げるのではなく、身近な物として接すると怖くなくなるのだ。
暴露療法という。
詳細は下段の関連随想集にある。
2️⃣
好き嫌いな感情で犬を排斥している人について
近隣に犬嫌いのバーさんがいる。
「犬は動物だから嫌い」だと犬の飼い主に平然と言ってくる偏屈者だ。
自分自身も動物であることは理解してない。
「南無妙法蓮華経」を唱えているので、自分自身は仏の次に偉い存在だと信じ込んでいるようだ。
近隣とはいえ、バカバカしいのでお付き合いは遠慮している。
愛犬のパロをわが家の私道(幅4m)でリードをつけて遊ばせていたら、「犬を外に出すな」と言ってきた。社会良識の欠落した者の発言だ。愚行だ。
発言した本人は正しい行為だと信じているから始末が悪い。
余談だが、うわさ話によると、そのバーさんの生まれ育ちは東北の片田舎のラーンメン屋のようだ。
東京の静かな住宅街で総理大臣の次に偉いのは自分だと言わんばかりの言行をするのは、その片田舎はよほどの辺鄙な所か、あるいは、その人の精神に異常を来たしているのだ。
一言で評すると、
自己顕示欲が強すぎるバーさんだ。
そのような愚行を平気でする精神異常者がどのくらいいるのかをネットで調べてみた。
びっくり。沢山いる。
👿
30人に一人の割合で精神異常者がいるようだ。
そのような人たちは自分自身の好き嫌いで他人の生活行動に制限を加える発言をしていることを理解してないのだ。
愛犬のパロがとっている行動には警官にさえそのような発言は許されてないのに、そのバーさんは平気で「やめろ」、「やめさせよ」と発言する。
そのバーさんは
自分の精神に異常があることを自分自身では理解してないのだ。
既述のように世の中には「30人に一人の割合」で精神異常者がいる。
その精神異常の上に、犬嫌いの性格も加わった者の一人がそのバーさんだろう。
愛犬のパロの悪口を言われるのは不愉快なので、そのバーさんに、当方には「話しかけてくるな!」と明確に告げたことがある。
すると、そのバーさんが近隣の人に告げ口をした。
面白いことに、バーさんはその近隣の人にたしなめられた。
「最初にパロのことで嫌がらせをしたのはあなたのほうだ」と。
🐕🦺
近隣にはパロが大好きな愛犬家も多い。
私道でリードをつけて遊んでいるパロをつかまえてしゃがみ込み、数分間も撫でまわしている中年夫人が三人いる。
また、犬好きな子供たちも多い。パロと仲良く遊ぶ。
パロも大の人好きだ。
しかも、かわいい犬だ。やさしい犬だ。
🦮 最後に川柳一句
犬嫌い 話しかけるな 疫病神
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