私のキャレルのご近所の方々は、勉強熱心な人が多くて、満席状態なことが多いです。2年生が多いのですが、私の隣に3年生の人がいます。
いつも一生懸命勉強されているので、私は足音もひそめながら着席する位で、ご挨拶すらちゃんとしていないのですが、落着いた感じの―依頼人の方から見れば安心して話ができそうな感じの―好印象な方です。3年生ということは去年の既習入学ということで、来年度の新制度最初の司法試験を受験するのでしょう。
隣に居ても、落着いてマイペースで勉強してる感じが伝わってくるので、頼もしさを感じているのですが、最近その方がタメイキをつくことがあって「3年生は今大変なんだろうな」と思います。
ついこの間、全国の3年生を対象にしたプレテストが学内で行われたのですが、その時間割を見てびっくりしました。短答式は公法系・刑事系が各1.5時間、私法系が2.5時間、これを1日でやります。二日目、論文は選択科目が3時間と公法系4時間、これを一日でやり、三日目に、民事系6時間そして最後の日に刑事系4時間ですって!トイレには行けるし、飲み物は持込めるそうですが、それでも全国的に倒れた人が何人もいたらしいです。
制度自体が試行錯誤してる中で、自分の人生を賭けなきゃならないんですもの、細かいことを心配しだしたらキリがなくなりそうです。実力に加えてタフな神経が必須なんだろうなあ。こればっかりは自分で自分を支えるしかないもの、3年生の重圧が日増しに高くなっていくのは想像に難くないです。
同じ受験生としては、真面目にがんばってる人には合格して欲しいです。がんばったからって合格する保証はなんにもないけど、でもそれを支えにするしかないんだもん。
何のタシにもなりませんが、隣のキャレルから密かにでも思いっきりの力を込めて、応援しています。祈!合格。
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最終更新日
2005年08月16日 00時52分04秒
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