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カテゴリ:法科大学院と司法試験
さっき、民事法演習の試験の直前のことです。前回の中間試験の答案が返却されました。
「試験の直前に答案の返却もないよなあ」と思いながら、「まあ、それに慣れなきゃいけないってことか。」と思い直して受け取ったわけです。 前回の試験は不動産の物権変動。基本中の基本なのですが、物権変動は本当の基本を考えると、すんごく難しい問題があるのです。そこから始まって、要件事実や訴訟承継、弁論主義などを網羅的に問われたものでした。 連休中にがんばって勉強した甲斐があって、私はクラスで1番だったそうです。でも、点数的には75点。みんな苦戦したようです。採点が厳しいのかな?他との比較ができないのでよくわかりません。基本って実は難しいのだと思いました。ちょこちょこしたところで難点があって、全体的にはまとまってはいるけど、まだがんばれるよね、という感じに先生が添削してくださっていました。 でも、その後やった今度の「中間試験その2」は難しかったです。詐害行為取消権の問題なのですが、ここはいろんな問題がてんこ盛りなのです。根本的な大きな問題から派生している問題がたくさんあるわけなのですが、悩み中の悩みを直接聞いてくる問題でした。これは書きにくいよ。時間がなくてあせったら、登場人物を間違えました。やばい。この減点は大きいぞ。 試験が終わってやれやれと思ったら、すぐに刑事法演習の予習があります。今日は倒産法もあります。刑事法演習では「過失」というこれまたわけのわからないことについて、実体法と手続法から問題を解きます。判例の量が膨大です。これはフォローは厳しい。どこまでやれるかな。 倒産法は、いくつかパス権の貯金があるので(みんなができない時に、正解できると「パス権」がもらえます。パスしても×がつかないそうです。)、最悪それを使おうと思いますが、せっかく調子に乗ってきたのですからなんとかここで、上昇気流に乗りたいと思っています。 でも、やらなきゃならないことがたくさんありすぎて、気持ちはハヤルけど進まないんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月12日 14時51分54秒
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