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カテゴリ:子供の成長と教育
昨日、息子とケースケを連れて、水道橋の後楽園まで朝小サマーフェスティバルに行ってきました。小学生新聞にかなりしつこく広告が出ていて、息子が「さかなクン見たい」と言っていましたし、ケースケがロボットのワークショップに行きたいと言っていたので。
何かおもしろいことがあるのかな?と思って行ったのですが、これは実に妙な(微妙というよりも奇妙でしょう)イベントでした。 行ってみると、人の流れや動きを全く考慮していないイベントで、会場内の不快指数は相当高かったのではないかと思いますが、そういうことは度外視しても内容的に変なイベントでした。子供をとりまく大人の思惑が渦を巻くという感じです。大人の思惑と言っても、ソロバン勘定の思惑ね。そのソロバン勘定をいかに隠しながら宣伝するかがこの世界の人の腕なのでしょうね。 こういう様子を見ると、少子化と言っても、子供1人当たりの利幅はかなりあるということのようです。会場に入ったら、子供の興味関心というよりも、親の興味関心を引こうと、受験産業のパンフレットがわんさと渡されました。エコバッグを除いて、みんな捨ててきましたけど。 ロボットのワークショップは人気があって、順番取りが大変でした。1回につき24人しか受けられないので、整理券をゲットするため、私は2時間近くも並んだのです。もっとも、並んでいる間に、子供たちにお昼を食べさせて、会場内の見取り図を見ながら会場を回る作戦を立て、子供たちにさかなクンを見させたりしたので、そんなに暇をもてあますということはありませんでしたけどね。サンドイッチと水筒を持って行って正解でした。イベントでは、飲んだり食べたりが意外と不自由ですから、混んでいてどうにもならなくても、自力でなんとかなるように準備していった方が無難です。安上がりだし。 ざっと見たところ、そんなに魅力的なコーナーもなさそうです。これで、ケースケが興味を持ったロボットができないとなると、「つまんないところに来た」という印象が強く残る恐れがあったので、私も「これだけできればいいや」という気持ちで、順番を取りました。 順番を取った後、ケースケたちはぜんじろう先生のゲームソフトのコーナーや、携帯電話のコーナー(携帯電話のおまわりさんはすごいですねー。考えた人もすごいけど、作った人もすごいです。使う気にはなりませんけど。)、本屋さんのコーナーでしばらく遊んで時間をつぶしました。イベントは、参加者の中に「時間をつぶす」という感覚を起こさせるようではあんまり…と思いますが、毎年やっているイベントのようなのでなんとも不思議です。うちは、リピートはしないなあ。 ロボットのワークショップは、ちょっとまだ息子には難しかったようです。ずいぶんまごまごしながらロボットを作っていました。ケースケは、さっさと作り終えて、息子のロボット作りも手伝ってくれました。 ケースケは、機械いじりも大好きなようです。会場内の子供たちの様子を見ていると、ゲームが得意だからと言って、メカいじりが得意であるとは必ずしも言えないように見えましたが、ケースケの場合は、どっちも得意のようです。部品に対する反応が良く、あっという間に出来上がっていました。ケースケがエレクトーンを好きな理由の半分は、あのたくさんあるボタンや楽器操作にあるのかもしれません。 ロボットの動きのプログラミングもいろいろ作って楽しんでいたようです。息子も、ケースケのやっていることを見ながら真似していました。 「ああ、おもしろかった。」とふたりは大喜びでした。良かったねー。並んだ甲斐があったよ。 ここで、会場内にいることに限界を感じたので、帰ることにしたのでした。 今週の予定はいろいろあります。明日は、小学校での三者面談がありますし、その後は渋谷の「こどもの城」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月21日 13時17分48秒
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