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カテゴリ:子供の成長と教育
中学生になった甥のケースケは、ちゃらんぽらんなイメージとは全く裏腹な陸上部に入部し、棒高跳びとかいうあんまり中学生らしからぬ競技にハマっているようです。どうせすぐにやめるだろうと思っていたのに、1年以上続いてしまいました。
エレクトーンは、コンクールからしばらく離れてしまっていたので、なんだか残念に思っていたのです。ケースケとモトノリが新潟に引っ越した後の、音楽教室の発表会では、みんながっかりしていました。 「え!けいちゃん、いないのお?えー、つまんない。楽しみにしてきたのに。」 そういう反応ばかりで、私も息子もちょっとさみしい気分でした。確かに、けいちゃんともっちゃんがいたら、男の子3人がそれぞれ面白い曲を弾いて結構な盛り上がりがあったはずなのです。 新潟でのケースケは、ソロでコンクールに出る気分にならなかったらしく、小学時代の同級生の男の子とのユニットで、「情熱大陸」をライブでやる程度だったらしい。それが、とても好評で、話題にはなったようですが。 ケースケ、どうするんだろう。私も気になっていました。 しかし、やはりケースケは、そのままエレクトーンをやめてしまうような運命ではなかったようです。 主に海外のライブで活動しているプロプレイヤーの何とかいう先生が、新潟で子どものライブを仕切るイベントがあって、そのオーディションにケースケが合格したのです。 お行儀よくきちんと演奏する子供たちの中で、どうも、ケースケの型破りなところが目に付いたらしい。先生、なかなか見る目があるじゃないの。引き込まれる演奏という点では、ケースケは天下一品よ。 これまでケースケが指導を受けたプロの先生方は、ケースケに優等生になることを命じていました。言われた通りの練習をして、言われたとおりの演奏ができるようにという、かなり厳しい指導でした。それが、ケースケには堅苦しくて息苦しかったように見えました。 「今度のレッスンは楽しみなんだよ。」 と、ケースケは言っています。多分、指導してくれる先生に何かの予感を感じたのでしょう。 今度のレッスンが、ケースケの感性に上手くハマって欲しいです。そうすれば、ケースケのブレイクスルーは目の前だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月05日 19時16分30秒
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