|
カテゴリ:子供の成長と教育
いろいろご心配をおかけしましたが、息子は本当に運だけで志望校に合格しました。成績開示をしたところ、多分合格最低点での合格だと思われる点数でした。
息子は、合格発表時刻を15分すぎてから「じゃ、行ってくるから」と言って、かずや君と一緒に発表に行ったのです。しばらく経過して、私が仕事中に帰ってきたのですが、事務に「どうだった?」と聞かれても何も言わずに遊びに出たので果たしてどうだったのかと心配していたのです。 でも、なかなか帰ってこなかった時点で、多分大丈夫だったのだろうと思ってはいました。メールで「それで合格したの?」と聞いたら「したよ」と一言だけ返事が返ってきたので、ほっと胸をなでおろしたのでした。 まさに、息子自身の言う通り、運だけでの合格です。息子の志望校は、320人の定員に対し、426名の出願がありました。100人くらいの不合格者がいるわけです。どうみても、その筆頭に来そうな息子の模試の成績と内申点でした。 息子が後で私に説明したところによると、息子は「今年の入試は傾向が変わる」と予想したのだそうです。 「だって、常総も日大も傾向が変わってたし。県立入試の過去問見たら6年くらいで傾向変わってるしね。だから、過去問中心に勉強するのやめたんだ。教科書に戻って、少し広めに勉強したの。自分の点数が下がらなければ、他の人が下がるから、俺にも勝ち目はあると思ったんだよ。」 確かに傾向は変わったようでした。例えば「井伊直弼」をこれまでなら「桜田門外の変」で出題するところを、今回は「日米修好通商条約」で出題するというような若干の視点の変化を出してきたわけです。そういうところも、息子はなぜか知っていたのですが、残念なことに「井伊」を「伊井」と書いたので、そこは点数なかったみたいです。 結果はまさに息子の予想通り、番狂わせが起こっていたようでした。もっとも、息子の中学校では番狂わせが幸いしてほとんど全員合格の快挙を成し遂げていたのです。「俺が受かるんだもの、他の連中はみんな受かるよ」と息子は笑っていました。息子の中学校では県立高校を120人受けて落ちたのは7人だけだと聞きました。でも、よその中学校では、内申点抜群の子が落ちていたりしているので、問題の傾向の与える影響は大きかったのだと思います。日頃の先生方の教え方が、点数主義になっていなかったのが良かったという典型例ですね。 息子の志望校には息子の中学校から30人も行くことになったので、主な友達はみんな一緒に通学できるようになりました。中学校のすぐそばの高校なので、ほとんど環境が変わらずに自転車で通えます。安心だし、費用もかからず親としては本当に助かります。 びっけで合格したわけだし、入った後に苦労するのは目に見えていますが、ここはもう後先考えずに喜びたいと思います。この先は、息子にがんばってもらうしかないです。 教科書を買って、制服を注文して、入学金も振り込んだし、後は入学説明会を待つことになります。ホクホク顔で遊びまわっている息子です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月16日 19時21分18秒
|