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^-^◆ 孫に残したい言葉 先日の事……東京の孫から電話が 掛ってきました。小学校3年生の 男の子ですが、ばあちゃん宛が多く 私に掛ってくるのは珍しい事です。 「学校の宿題でね、お祖父ちゃんお祖母ちゃんと話してね。 『残したい言葉』と『その理由』を聞いてくることに なったんよ。……それで、明日の今頃、 又、電話するけん、お祖父ちゃん、考えといて……」 ……と、いうことでした。 「よし、分かった」と、電話を切ったんですが……、 ……迷いが出てきました……。 『残したい言葉』って、世の中で廃れつつある言葉の中で、 自分が、ぜひ残したいものを拾い出すんでしょうか……? それとも、私が孫に言い伝えたい言葉をいうのでしょうか……? 深夜、息子に電話をしました。 聞くと……『道徳の時間』の宿題ということで、どうやら、 後者の意味合いらしいことが分かりました。 4人の祖父母の中から、1人を選んで聞くという事で……、 どうやら私は、孫に選ばれたらしいです。 ……責任重大……。 少し、頭を整理してから、その夜メールを打ちました。 ------------------------------------------------ そうた 君 じいちゃんが、 そうたやまごたちに残したいことば。 たいせつにしてほしいことば。 それは、 「思いやりの心」です。 人は、 ひとりで生きているのではなくて、 みんなといっしょに 助けあって生きています。 親子、兄弟、しんせきの人、ともだち、町内のひと、先生たち、 会社の人、クラブのなかま、まだまだいっぱいの人たちが 支えあって生きています。 『ひとりは、 みんなのために、 みんなは、 ひとりのために、 みんなは、 みんなのために 思いやり をもって 生きていくと、 楽しい、 幸せな毎日になります』 あいての身になって……考える心。 思いやりの心 を、大切にしてほしいです。 あした、そうたに電話をしますが、 電話が長くなってはいけないので、先にメールしました。 よく読んでいてください。わからないところがあれば、 あした、電話でせつめいします。 ------------------------------------------------ 翌日の夕方、電話をしました。 コールの後、直接、そうたが電話を取りました。 待っていてくれたのでしょ……。 こういうちょっとした事が嬉しいものです。(^.^) 「メール……見たか?」 「うん……読んだ」 「意味……分かるか?」 「うん、分かった……相手の身になって考えるんやろう……」 「……思いやりの心……だぞ」 「うん……じいちゃん、ありがとう」 いつもは「パパかママと変わるね……」というのですが、 その日の電話は、そのまま切りました……。 孫とじいちゃんだけで話したのは、初めての事です。 孫が、着々と成長していることを嬉しく思いました。(^。^) 学校も、粋な宿題を出してくれたもんです。 多くの家庭で、こんな、祖父母と孫の会話の輪が 広がったのでしょう……。 思えば、結婚披露宴などで、色紙が回って来ると……、 若いころから必ず「何は無くとも、思いやり」と 書き続けてきましたが……こんな形で、孫に伝えられて、 ホントに嬉しく思いました。 思いやり は、感謝の心とも近しいものですが、 以前、正月帰省の折に、市内にある巨大な樟の木を見に 連れて行った時、思わず、巨木に向かって両手を合わせていた 孫のことですから、きっと「心」をつないでいってくれると 思っています。 ============================================================================ ◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い ◆◆クリックして~~ ( ^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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