2019/10/28(月)09:39
^-^◆ 東京五輪のマラソン・競歩が札幌に変更?
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^-^◆ 東京五輪のマラソン・競歩が札幌に変更?
「このニュースが大きな話題になっておりますね」
「うーーーーん」
「札幌は今からになるんでしょうが、
東京が準備のために、これまでに投じた費用は
半端じゃないようです……」
「うーーーーん」
「もう……唸ってばかりいないで……何か言って下さい」
「……うーーん、来たか……と思ったんだ」
「……といいますと……?」
「東京五輪が決まった瞬間から、実は唸っているのさ……」
「えっ? よく分かりません……」
「昨今、列島各地を見舞っている酷暑という現象……なぁ……」
「ハイ……」
「これは自然のなせる業なんだよな。その自然の現象によって、
人間の営みが影響を受けているんだ。
マラソン・競歩の会場変更の要請もまさにそれ……だな」
「……ええ、当たり前の事じゃありません?」
「うん、実は私は、東京五輪が決定した瞬間から、
大変な取り越し苦労をしているのさ…………。
開会期間中に、台風・地震・津波が襲ってこないという
確実な保証は無いわけなんだよな……」
「そう言われれば……そうですけど……」
「いまさら、どうこうできないが……、
もっと、気候の穏やかな都市で開催した方が、
良いんじゃないか……本当は……」
「……今年のラグビーワールドカップも台風により、
試合中止の実績を作りましたね……」
「うん、日本列島の地理的位置はあんまりよく無いよな……」
「確かに…………そうですね」
「歴史をさかのぼってみると、
昭和の時代は『戦前』『戦後』に分けて語られるが……、
特に戦後XX年などと、まるで年号のように使われている。
戦前という時代までは、我が国は他の国と戦ってきた。
そして、最終結果として多くの被害を被ったわけだ」
「はい…………?
何が仰りたいのでしょう……」
「日本国憲法前文にいう、
『…………日本国民は恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する崇高な理想を
深く自覚するのであって、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して
我らの安全と生存を保持しようと決意した……』」
「ハイ……?」
「戦争を完全放棄した、戦後から平成、令和の時代に、
我々が戦わなければならない相手は、自然災害なんだよ。
自衛隊もその活動のかなりの部分を
災害対応に向けてきた……」
「確かに、近年、大きな災害が多いですよね……」
「うん、異常気象の兆候はどんどん激しさを増して、
日本列島はその餌食になっているように見える。
地震も津波も風水害も、発生を止める事が出来ない以上、
被害最小の措置を事前或いは事後速やかに講じて
いかなければならないね……」
「わが国には、避ける事の出来ない条件が沢山あるということを
自覚して、世界と付き合っていかなければならないんですね」
「うん、こんな不安定な状況の日本列島で、
来年、世界的な大イベント、東京五輪……が挙行される。
考え過ぎだと……先輩たちに笑われながら、
自然災害が発生しない様に、真剣に祈っているのは
私だけ何だろうかね?」
「今、仰った……日本の弱点ともいえるところを要因とした、
今回のマラソン・競歩会場の変更なんですね……。
それで、うーーーーん……と唸られた……(^-^)」
「まっ、年寄りの取り越し苦労だけどな…………(^_^;)
場合によっては、切実な問題になる…………」
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