愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

2020/11/10(火)09:49

^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[38]

先輩・後輩が居酒屋で……(151)

◆       人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[38] 先輩「アメリカ大統領選挙も決着がついたな……。    もう少しの間、ゴタゴタするかもしれないが、    大勢に影響は無かろう……」 安村「先輩、我々は報道機関を通じてしか選挙戦の内情が    分かりません。相手をののしり合う様な下品な部分を、    沢山見せられましたが……、そればかりではなく、    実態はまともな部分もあるんでしようね……」 天崎「……あんなもんじゃないか。アメリカって……( ̄ー ̄)」 先輩「うーーん、真実は分からないが人気投票じゃなくて、    大国の政治のリーダーを選ぶんだから、    きちんとした面もあるんじゃないかな……うん」 天崎「真面目って、安村みたいに面白くないから、    マスコミも受けを狙ってるんだろう……(^。^)」        先輩「ははははっ……天崎は安村を真面目と認めてるんだ……。    ははははっ……(^-^)    それじゃー今日の設問といこう。    ……なんだぁ……そのー『部下、部下』とひと口で    言うけど……だな。    その中には、仕事のさばける人間もいれば、    あまり出来ない人間だって居るんだろう……?」 天崎「先輩、それはどこでも当然の事ですよ……。    本人の能力の程度や職場で与えている業務に対する、    向き不向きなんかで、当然のことながら差が出ます。    まっ……我々としては可能な限り、適性にあった仕事を    与えようとは……努力してるんですがね…………」 先輩「上手に仕事をさせてだなー、その上、良好な成果に    結びつけるのって、けっこう大変だろう…?    どう、やってるんだ…………?」        天崎「そりゃー先輩、トーーーゼン、出来る人間優先ですよ。    決まってるじゃないですか……。    出来る人間ってのはですね、伸びる可能性も大きい    ですからね。キャツらを上手に使って仕事の全体レベルを    上げていくわけです……」 先輩「……フムフム……」 天崎「余り点数の取れない連中の分を、出来るヤツの成果を    高める事で、平均レベルを上げるというわけです……。    それで、職場全体の成果レベルが保てます……。    出来ないヤツを、色々と使ったり指導したりするのは、    ロスが大きいですね……」 先輩「なるほど……ポイントは『出来る人間』って訳か……」 天崎「その通り、御明察です。    少数の出来るヤツの獅子奮迅の活躍で、    現場のレベルがグンと上がります。    ……第一、使いやすい連中ですから、    こっちの負荷も軽くて済むわけです。    ……その内、あまりできない連中のレベルも自然に    上がってきます。見よう見まねとでも言いますかね……」         先輩「うーん…………なるほど…………。……で、安村は!」 安村「うーん……。    短期決戦に関してはそれで良いのでしょうが……、    長い目で見て……職場の成果のレベルを上げようと    考えたら、さほど優秀でない社員の底上げがとても大事に    なります。出来ない連中は、けっこう依存心も強いので    『無理してやらなくてもいいよ……』といった環境に    置くと、どんどん退化していって、    取り返しのつかない事になりかねません」 天崎「じゃー、お前、出来ないヤツをバンバン使って、    失敗作をどんどん出すってのかい……?」         安村「指導の仕方を工夫するって事さ……。    少しでも本人が進んで創意工夫をするように仕向ける事が    大事だろうと思う……。    ……だって、俺たち管理職は、四六時中彼らを見てる    わけじゃないから本人が自主的でなくちゃいかんのよ」 天崎「……理屈は……そうだ。理想……はな」 安村「業績が劣る連中でも、個別の動きを見ていると、    必ず良い面の特徴を持っているものなんだよ。    上手に役割を与えるような工夫が大切なんじゃないかな」 天崎「そんなもん……、出来るヤツなら、三倍のスピードで    やっつけるぜ。……なにも無理に出来ないヤツを    使わなくったって……」 安村「そういう事じゃない……ちょっと違うんだ………」         天崎「何が違うって言うんだ……?」 安村「うん…………、    例えばな……細かすぎて異常といえるほど、気が付く    人間がいる…………んだな。    いっつも、次の準備を考えて慎重すぎるから、    ペースが遅れる人間が居たりする……    仕事は捌けないが奇妙に明るくて皆のヤル気を、    喚起する人間だって…………居るのさ。    ……そういった、特徴を認めて買ってやって、    役割を与えると……全体が、負けにくいチームに    仕上がっていくんだよ。    職場は…………総合戦だからな……(^。^)    どうしようもない人間なんて採用していない……」 天崎「ふぅーーーーー、気の長い話よのぅぅぅ……(+_+)」 先輩「ふーーむ……なるほど……『負けにくい』か(ー_ー)」         <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村     ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。  それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。  良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。  『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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