2021/06/15(火)12:04
^-^◆ 米国の研究結果に見る『離婚の原因』<3>
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^-^◆ 米国の研究結果に見る『離婚の原因』<3>
【前回】米国の研究結果に見る『離婚の原因』<2>
「この研究結果の紹介も、いよいよベスト5に入るよ」
「先生『ベスト』はどうも…………。(^_^;)
離婚を不幸な事と捉えれば『ワースト5』かもしれませんね」
「ああ、そういうことかもね。今までの経緯を少し整理しよう。
結婚前に、カウンセリングのプログラムを受講して貰った
カップルで、その後14年以内に離婚に至ってしまった
52名の人達に、アンケート調査を実施したわけだ。
そして、離婚の原因となった出来事の分析を行った。
その結果、
10位が『婚前のカウンセリングが不十分だった』と、
いまひとつは『宗教の違いがあった』で共に13.3%です」
「ですね……。9位は
『家族からサポートを受けられなかった』で 17.3%で、
8位は『健康上の問題があった』で18.2%でしたね」
「そうそう、そして、7位は、
『DVが起きていた』で23.5%だったね。
そして、6位が『アルコール中毒だった』で、34.6%と、
こんな経緯で来ている……」
「はい、確かにそうです。先生、続けて頂けますか?」
「では、5位に行きましょうかね。
5位にランクされたのは『経済的な問題に直面した』で、
36.7%でした」
「経済的な問題と云えば何らかの理由で貧困に陥ったのかな?」
「うん、お金があるかどうか自体が、離婚の直接的な理由になる
ことは少ないようなんだよ」
「……といいますと……?」
「それからもたらされる生活水準の低さからくるストレスが
お互いに対しての、不平不満となっていったようだね……」
「貧困のなかで、耐えながら生活するという事は、
信じ難いほどのストレスを招く……ということですかね。
『共に苦労する喜び』なんて、実態としては少ないんですね」
「そうだね。その行く手に『希望』を持てたカップルは、
乗り切ったのかもしれないけど、破局に至ったケースが、
40%弱、存在したと言うことでしょうね……残念ながら」
「経済的な問題は結婚生活にとって大きなウエイトなんだ……」
「さて、では4位に進みましょう。『婚約時に若すぎた』
という理由で45.1%を占めているよ」
「ああそれは良く分かります。我が国でも、私の周辺でも
幾つかの例を知っていますよ。……少なく無いですね」
「この理由を選んだ回答者の結婚時の平均年齢は23歳でね。
逆に、選ばなかった人達の年齢は、平均29歳となっている」
「先生、パートナーと若くして結婚しますと、
人生をより長く一緒に過ごせるんですけどね……」
「うん……反面、結婚生活が突然終わるリスクがあるようだね。
離婚者はアンケートへの回答のなかで、こう言っているよ。
『もう少しじっくり時間をかけて相手のことをよく知り、
結婚について理性的な判断をしたかった』と……ね」
「それとても限度があるんでしょうが……離婚者の45%とは、
なんとも比率が高いですね……」
「彼らが『より理性的な判断をしたかった』と述べているように
わが国で云うところの『若気の至り』があったのかな……。
さて、いよいよ1~3位になるけど、
次回に、譲ることにしよう……。今日もご苦労様でした」
「先生、ありがとうございました。(^。^)」
<続く>
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