愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

2021/11/04(木)11:25

^-^◆ 部下の成長と フィードバック<3>

実践ビジネス力(180)

◆    人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村    ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<3>    【前回】部下の成長と フィードバック<2> 「新人に対して、上司がフィードバックをしていると……、、  会話が進むのにつれて、見る見るうちに新人がどんどん元気が  なくなっていく……。  何度も遭遇した景色だよ……(>_<)」 「さっき、お主が紹介した理論で行くと、  脳の創造的能力が低下して来るからだな……。(゜_゜)」 「うん、根本的に、フィードバックは我々の脳の能力を、  低下させる活動なんだよ……」 「ここ迄来ると、お主が今日、一体何を言いたいのかが、  正直、分からなくなってきたよ。  君は、フィードバック肯定論じゃないのか?」      「まぁ、そう焦らないで欲しいんだ。( ̄ー ̄)  ちょっとここで、ここまでの話を一度整理してみよう。  (1)フィードバックは日本人向きではないので、     上手に行うのがとても難しい。  (2)フィードバックは過去に目を向けるため、     脳の創造的能力を低下させる  そのため、皆『フィードバック』はあまり好きでなくて、  しかも、その効果も限定されている……こんなところだな」 「……うん、そうだよ……。……で、何が言いたい??」 「君でさえ知らないかもしれないことがあるので、ここで改めて  『フィードバック』の説明をするとしよう。( ̄ー ̄)」 「おっ!! 来たな、来たな。  よっしゃ、聞いてやろうじゃないか……('_')」       「フィードバックは、ごく簡単に言えば、  『誰かに対して自分の意見を述べること』なんだが、  我が国で話す時は、ここにもう一つ『忌憚なく』という要素が  加わるんだよ。物事をはっきり言わない日本人に対しては、  『忌憚なく』と強調しないと、肝心な事を言わないからな」 「うん?  その辺の話はもう分かった、分かった。  ……で、一体何が言いたいんだ?」 「ここで、逆のことも考えてみたい……。  フィードバックを行う方ではなくて、  それを受け止める部下の方の話だ……」 「うんうん、……で?」         「自ら進んで上司や周囲の人にフィードバックを求める部下は、  はっきり言って『できる社員」へと成長して行くんだよ」 「分からない話でもないが……一般的には、  あれこれ言われるのを嫌がるんじゃないか……?  誰しも……」 「うん、的を得た指摘だ……。  だから……ここに、教育の必要性が出てくる……」 「なるほど……そう来たか……( ̄ー ̄)」 「『フィードバック』の手法は、新しい人材育成手法として、  注目が集まりつつあるんだが、先ほどから話している不都合を  克服するには、管理職を対象にしたフィードバック研修が  必須だ。近年、社内で実施する企業が増えてきている」       「しかし、その話は、上司の視点に立ったフィードバックの  考え方やスキルを教えるという事であって、部下の教育では、  無いじゃないか……」 「まぁ、聞けよ。こうやって上司には、部下に対して  耳の痛いことを伝える事ができるようにする狙いなんだ。  一方、同じ考え方で、部下にも『フィードバック』の理解が  必要なのは言うまでもない」 「……そうだろうが」 「部下の側にも、フィードバックの意義を理解させたうえで、  それを正面から受け止める姿勢を作る為の教育をやらないと、  フィードバックはうまく機能しない」           <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村    ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。  それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。  良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。  『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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