愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

2021/11/25(木)08:40

^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<20/48>

フーテンの寅さん(28)

◆      -------------------------------------------------------------    私、生まれも育ちも葛飾柴又です    帝釈天でうぶ湯をつかい    姓は車、名は寅次郎    人呼んでフーテンの寅と発します       とかく西に行きましても東に行きましても       土地 土地のお兄貴さん お姐さんに       ご厄介かけがちなる若造です       以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして       向後万端引き立って よろしくお頼み申します          ---------------------------------------------------------------- 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村  ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<20/48>  【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<19/48>  ■■ 『男はつらいよ』第20作 (寅次郎頑張れ!)■■      監 督   :山田洋次      脚 本   :山田洋次、朝間義隆      マドンナ  :藤村志保      ゲストスター:大竹しのぶ、中村雅俊      常連 スター:  -略-      ロケ地   :長崎県 平戸島      封 切   :昭和52年12月24日      上映 時間 :1時間35分 <あらすじ>  久しぶりに旅から とらや に帰った寅次郎だったが、 純情な青年に押し売りと間違えられる一幕も……。 その青年が食堂の娘にホの字というので、 柄にもなく恋の手ほどきをする寅であったが、 青年の故郷・平戸でその姉藤子(藤村志保)に 恋をしてしまうとは……。しかし乍ら、またも失恋、 師走の風が身に染みる寅次郎であった。                               寅次郎が柴又に帰ると、とらやには電気関係の仕事から、 「ワット君」というあだ名の良介(中村雅俊)という青年が 間借りしていた。 とらやには、その良介の貼った 「押し売りお断り」の札が……。      良介は寅次郎を押し売りと勘違いし、警察に通報してしまう。 寅次郎の怒りにふれ、とらやを出された良介は、 趣味のパチンコ店にいたが、そこに偶然寅次郎がくる。 なかなか出ないと愚痴をこぼす寅次郎に良介が玉をあげて 当たりが出たことで、二人は意気投合。 酒を酌み交わし、とらやに戻り、良介のとらやでの生活が再開。 ある日、寅次郎は近所の食堂で働く若い女性、 幸子(大竹しのぶ)に良介がゾッコンであることに気付く。 良介の幸子に対する想いを叶えようと寅次郎の行動が始まる。       買い物ついでにとらやに立ち寄った幸子を、良介に帝釈天を 案内させたり、良介の次のデートプランを作ってあげたりする。       しかし良介は、幸子に気持ちを伝えられなかった為、失恋したと 思い込んでしまう。思いつめて、ある夜、食堂を訪れた良介は、 「俺と結婚してくれ」と言ってしまうが、幸子に激怒される。 タイミング悪く……母の具合が悪いという電話を受け、帰郷の 気持ちを固めた直後の幸子であったのだ。  ますます絶望した良介はガス自殺を企るが、ガスに引火し、 とらやの2階は爆発する。警察の取り調べの後すぐ、 いたたまれなくなった良介は、長崎の平戸に帰郷した。         良介を心配した寅次郎は平戸へ向かう。 元気な良介を見たらすぐに帰るつもりだったが、 良介の出戻りの姉・藤子(藤村志保)の姿を見たとたんに ホの字になり、藤子の土産店と貸自転車屋を手伝うまでになる。           数日後、幸子は母の看病を終え、柴又に戻りとらやに良介を 訪ねたので、さくらは良介が帰郷したことを告げる。 事の顛末を幸子に聞いて、幸子の良介に対する想いを確認した さくらは、良介にそれを伝えるため電話をして、 その電話を取った寅次郎がそやっかいになっていることを知る。        寅次郎は、日曜の教会に藤子と一緒に行き、 「私は口べたで思うとることがうまく伝えられないばってん、 寅さんが来てくれたことば、どんなに感謝しているか。 これも神様のお引き合わせよ」という思わせぶりな藤子の言葉に 有頂天になっていた。           良介は、さくらからの連絡で失恋していなかったことを知り、 東京に戻ることになる。  寅次郎と藤子は平戸に残ることになっていたのだが、 藤子も弟の相手の幸子に会うために一緒に東京に行きたいと いうことで、寅次郎は留守番として一人平戸に残される。  勝手とも言えるお願いをされながら、藤子に対しては 態度の変わる寅次郎の様子を見て、 良介は寅次郎の姉に対する恋心を知るのであった。  東京に戻り幸子と再会した良介は互いの気持ちを確かめ合う。 数日後、寅次郎も疲労困憊してとらやに帰ってくる。                  その晩、良介・幸子の結婚を祝っての宴会の席上で、 良介は、寅次郎も藤子と一緒に平戸に帰るつもりだと知る。 寅次郎の気持ちを知る良介は、藤子に寅次郎と結婚する気持ちが あるのか問いかける。藤子が寅次郎の気持ちを利用していると 責める良介と、寅次郎にはそのような気持ちはないという藤子の やりとりを聞いてしまった寅次郎は、そっとその場を立ち去る。 そして翌日、傷心の寅次郎は、さくらにだけ別れを告げて 一人旅立つのであった。              正月に、良介は、幸子を生まれて初めての九州となる平戸に 連れて帰郷したのであった。            <後 28回続く>      ※ 画像・記事の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。  それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。  良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。  『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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