2021/12/27(月)12:25
^-^◆ 知られざるサンタ・クロースの …… 真実
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^-^◆ 知られざるサンタ・クロースの …… 真実
<Revival クリスマスの時節定番>
「息子達がサンタクロースを信じないんですよ…………」
あるタクシー運転手さんは、こうぼやいていた。
…………夢を与えたいのに…………、
残念だろう…………。
…………でも…………その子供達は正しい。
だって本当にサンタクロースは存在しないんだから…………。
例のポンポン付きの赤帽サンタは、実は過去にも全く
存在しなかった。
実在したサンタは、三世紀頃の人物。
名をニコラといい、現トルコのミールという町の、
慈悲深き司教だった。
子供達の守護聖人で saint Nicolas(サン<聖>・ニコラ)と
呼ばれた。
彼の誕生によって、中世以降のヨーロッパの子供達にとって、
毎年12月6日は、
サン・ニコラがプレゼントを届けてくれる夜になった。
17世紀になると、サン・ニコラのプレゼントツアーは、
アメリカ大陸にまで及ぶ。
これは当時のオランダ移民のおかげで、
サン・ニコラのオランダ語にあたる
sinter Klass(シンター・クラース)が、語源となり、
後にアメリカで、
有名な Santa Claus(サンタ・クロース)が生まれる。
その生い立ちはこうだ。
まず、アメリカのカトリック教徒達が、
この「子供の祝祭日(サン・ニコラの日)を、
「キリスト生誕の日」の12月25日に重ねてしまった。
そして『トーマス・ナスト』…………この人。
ニューヨークのある新聞の風刺画家だった彼こそが、
1860年、サンタにあの白い毛皮の縁飾りと、
派手な革のベルトがついた真っ赤なパジャマ(!)を着せて、
今のサンタが出来たのだ。
アメリカだけに留まってくれていたサンタが、
1931年を境に世界的広がりを見せた理由は、
コカコーラにある!
35年近くの間、世界中の至る所、紙面やテレビの広告を使い
あの陽気でお人好しなサンタ像をまき散らしていったのは、
アメリカの飲料メーカーだったのだ。
よって、サンタは、サンタ・コーラと呼んでも良いくらいだ。
ところが、まったく興味深いことに、
この「新型サンタの侵略」に、
抵抗し…………、今も尚、抵抗し続けている国がある。
オランダと、デンマーク、そして、フランス東部。
これらの土地では、サン・ニコラが、サンタ・クロースに
取って代わることは……………………決してない。
<20程前の思い出……。
長期にオランダ駐在していた仲間達の話に
刺激を受けて…………>
…………と、真実を知っても、子供達には夢を与えたいと
思うのが親心……。(^-^)
かって、自分たちがそうであったように…………。
今や、煙突はほとんど無くなってしまったが……。(^。^)
それも又、よかろう。
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