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愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

全13件 (13件中 1-10件目)

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『信じる』とは何か?

2018/02/22
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    ^-^◆ 友を信じたら……とことん信じ抜く


「俺は彼を信じる!彼は絶対に犯人ではない!!<`ヘ´>」

「それは私だって信じていたさ……。
 でもな……その本人が、自白しちゃったんだし……(一_一)」

「関係ない!!彼は人を殺すような人間じゃない!!<`ヘ´>」

「気持ちは分かるが……気持ちは分かるけどな。
 自供も証拠になっているし……なぁ (;一_一)」

「お前……何年彼と付き合ってる。何年だ!!!!<`ヘ´>
 彼がそんな事するわけないだろうが……バカが!!!」


     赤い葉.jpg


「まぁまぁ、そう感情的になるなよ。私だって信じたいよ。
 しかし本人がやったと言ってるんだ……冷静になれ……」

「バカか!!そんなのウソに決まっている。ウソだ!!」

「ウソ……?」

「そう、ウソだ。ウソに違いない。
 自白を強要されたか、誰かを庇っているか…………。
 ウソをついているー!!」

「!!……そこまで言うか」

「アイツ……疲れたか……、絶望したか……可愛そうに……」

「……」

「お前だって、彼を信じてやれよ……」


   雛5.jpg


「うん、しかしそんなこと言っても、検察だって公平に……」

「お前、検察の誰を知ってるんだ!!」

「いや、別に誰っていう事は……」

「長年付き合った親友よりも、
 知りもしない検察のヤツを信じるのか……<`ヘ´>」

「……そう言われても……そういうことじゃなくて……。
 お前……これは無理だよ。」

「彼は、絶対に殺していない。絶対に犯人じゃない!!」

「……絶対って事があるか?この世の中に……」


      赤花一輪.jpg


「ある!!本件に関する限り、絶対に彼は無実だ!!!!」

「どうしてそこまで彼の事を信じられるんだ……。
 身内でも諦めてるのに……」

「人を信じるのに理由なんてあるか!!
 今まで40年の付き合いがあるだけだ……バカめ……」

「……あいつ、虫も殺せないヤツだったよな……。
 なんで自白なんてしたんだ……やってないのなら……」

「疲れてるんだ……。弱くなってるんだ……。
 今ここで俺たちが励まさなくっちゃ。
 あいつは、無実の罪で刑務所に行くことになる……」

「…………」


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--- 数か月後 ---


別件で逮捕された男が、犯行を自白し、
慎重な実証捜査の結果……、見事に彼は無罪を勝ち取った。




信じあえる友は……素晴らしい。

(^-^)






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Last updated  2018/02/22 09:29:51 AM
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2017/12/20




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    ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [7・完]
         <Renewal>



「仕事も大変だったらしいな………ピークもあるしなぁー」

「ウン、娘の運動会とか……行ってもらったこともある……」

「……!ダンナも一緒にか……?」

「もちろん…………」

「いくら何でも、そりゃーヤバイのと違うか?
 ……油断大敵っていうぜ……」

「結局、馬鹿をみたのは、私よね………」

「何とかならんのか……?
 ……ああ、再婚しちゃったか……。
 ……ダメか……」

「結局……何にもなくて……。
 私の一人相撲だから、喜劇よね」

「ふぅ……角井田さんの気持に早く気付くべきだったなぁ……」

「今はもう、さっぱりして彼とも時々会うけどね。
 娘と……」

「そうか!……俺なんかの感覚からすりゃー、翔んでるよ」

「なんといっても……娘の父親だからね」


  


「子供に罪はないからな。
 気をつけてやれよ……被害者だ」

「俊さん………」

「うん?」

「人を信じるって………どういうことかねぇ…………」

「日々の生活の積み重ねもなぁー、バカにはできないぞ……」

「そうかなぁ、………先天的な性格のような気がするのよ」

「……疑い深い、性格ってか……?」

「……というか、他人の言葉に振り回されるっていうか……」

「時間の積み重ねも、理解が深まるし……信じる力が増す」

「…………かなぁ……?」

「もしかして、能力かもな…?…………信じきる能力……」

「能力ね……念力みたいな気もする。……彼女見てて……」

「信ずる者って書いて、儲けるって読むんだ」

「………ホント!……信ずるって、奥が深いね。あ~~あ」


  


「考えてみりゃー……、日本国民も今、
 この事を真に問われているのかもしれん………………」

「日本国民!!!! 何!!……急に……」

「おいおい、そんな素っ頓狂な声を出すなよ。
 お前らしくもない……」

「だって、俊さんが突然変な事言い出すから……」

「変な事じゃないよ。……大事な事さ。憲法九条だ……」

「……九条……?」

「ああ、あの精神は、日本国憲法前文に書いてある」

「それは、知ってるわよ。
 『……日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を
  支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、
  平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
  われらの安全と生存を保持しようと決意した……』
 でしょっ……」

「うん、さすが法律屋だ。この精神は本当に崇高な理想なんだ」

「……」

「われわれは真にそれに値する精神を持って、
 その上で九条論議をしているのかな……」


  


「どういうこと……?」

「心底から『平和を愛する諸国民の公正と信義』に
 『信頼』しているか……ということよ」

「はっきり言って……してないよ。
 信頼なんか……。
 だって、ある国が日本を攻撃するかもしれない可能性を
 考えながらの……論議じゃない……」

「本当に心の底から相手を信頼していれば、相手は決して、
 こちらを攻めることなどあり得ない……という確信は
 あるのかな……?」

「……無いって……!! (`´) バカじゃない!」

「それじゃー、九条の云う精神は担保されていない、つまり、
 国としては、偽りだということになるじゃないか……?」

「そんなこともあって、
 改正しようって言ってる面もあるでしょう……?」

「世界の現実の情勢が、理想論では危険という事か……?」

「そうじゃないのかなぁ……」

「じゃー聞くが、九条を守るって言ってる人達は、どうなんだ?
 真に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼する力を
 有しているのか……?」


     


「どうでしょうね……。
 組の事務所を街から追い出す運動をしている人達も、
 混じっているしね……」

「身近で、自分の安全と生存を脅かすものに対しては、
 誰しも敏感だよな……」

「誰だって……そうでしょう」

「じゃーお前、日本国民の大半は、
 真に諸外国を信頼することのできるレベルでは無いという事
 じゃないか……」

「諸外国というか……、国際社会のレベルが、
 そこまで来ていないんだから仕方ないじゃない……」

「お前さっきから一体何を話してきたんだ……。
 真に『信ずる』というのは、相手の問題じゃない……。
 こっちの『力』の問題だ……。
 信じる力の……」

「あっ、そうか………。信じるって……難しいね……」

「『信じていたのに裏切られた』……ていうのはおかしいんだ」

「せいぜい『こちらが想定した通りに相手がしなかった』
 程度のレベルであって、
 信じてなんかいなかったって事だね……」

「『想定していたようにならないで戸惑ってるけど、
  あの人の事だから、きっと何かあるに違いない』
 と考えるのが……信じているというレベルだろう……」


     


「信じる……って、軽々しく使えないね……」

「うーん……俺も……再認識したよ……」

「もっと崇高にならなきゃね……私達が……」

「うん崇高に……な。よし、頑張ろう……。ははははっ……。
 光チャン、時々は話しに来いよ…………な」

「ウン……話してみて、少し、すーとしたよ。アリガト……。
 やっぱ……幼馴染って……良いわ……(^。^)」

「よし、……じゃーな。
 そろそろお開きにするか。ははははっ……。
 ……今日……時間あるんだろう?」

「えっ?」

「この後よ……。焼き鳥……行くぞ……」

「へへへっ……、そのつもりで、寄ったの……」

「よし、分かった。少し、時間潰していてくれ。
 片づけてくるからな……」

「りょうかい、了解!
 ここで待ってる……。
 電話も幾つかしなきゃならないし……」

「それじゃ、………あとで……(^。^)」


       <完>



  【長きご愛読ありがとうございました(^。^)】



        






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Last updated  2017/12/20 09:57:50 AM
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2017/12/19




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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [6]
         <Renewal>



「近年、新聞紙上を賑わしてる法律破りのエリート連なぁ。
 ……勘違いも甚だしいぜぇ。仕事と人生が主客転倒だ。
 仕事の不始末で、人生を台無しにしてやがる……」

「ああ、大企業のね、偽装とか業務上横領が多いね……。
 私も、許せないって言うか……哀れに思う。
 人生を棒に振って……」

「………! …………!   (^。^) オッ!!!」

「どうしたの?」

「おい!!!!(^。^)」

「えっ……???」

「片想いだ!!!!」

「ええっ? (゜_゜)」

「片想いこそが、究極の信じる心だ………」

「…………片想い………!」

「つまり、一切の代償を求めようとしない気持ちだ……」

「……うーん、一切、向こうの気持ちを求めない……」


     


「只々、一途……。それが究極の『人を信じるって事だ』」

「そういえば、佐賀の『葉隠』で読んだ事ある様な……」

「……俗人には、難しいなぁ……。
 ……イヤ逆に、本物の俗人でなければ……ダメかもしれん」

「私たちは……染まりすぎてる……?」

「しかし……角井田さんの仕打ちは常識外れだな……全く」

「ウン………私、彼には……やっぱり悪いことしたかもね」

「角井田さんの、思う壷ってことか………」

「それが、そうとも言い切れないのよねぇ……」

「えっ?…………?」

「噂だけど、私達が別れるとは思ってなかったらしい……」

「えっ?……それが狙いじゃなかったのか……?」

「……それも私を試したらしいのよ。
 ホント……頭にくる」

「なんだそれ、………誰から聞いたんだ?」


     


「彼女の親しい友人からね。……彼女がそう言ってたって」

「どういうことだぁ………?……おいおい……」

「私が、一笑にふすって思って嘘ついたらしい………」

「じゃー、光チャンが本気になったんで、
 ……彼女、驚いたわけか……?」

「驚きはしないでしょうけど……。
 計算の中に少しはあったはずだから……」

「フーン、分からんなぁ……何のために……」

「だって、そんな話聞かされたら、
 こちらとしてはたとえ嘘でも少しは気になるでしょう……?」

「ウン、たとえ、冗談っていってもな。
 それはそうだ……」

「ねっ、そうしたら、
 私が、少しは彼を大切にするようになるかなって……、
 思ったらしいのよ……」

「えっ? 光チャン……彼のこと、粗末にしてたか……?」

「まったくそんな事はないよ」

「……だろう……」


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「ただ共働きだし、いわゆる翔んでる夫婦だったから……」

「人から見れば、彼を粗末にしているかのように
 見えたってことか……?
 たとえば、角井田さんなんかからは……」

「ウン……、そういうことかな……。
 ………彼ってねぇ、育児にも家事にも凄く協力的だったしね」

「彼女、近くで見てたんだ、……色々とな……。
 確か……光チャンとは、正反対のタイプだよな……」

「昔風で……私とは全く、性格が反対だから……、
 彼女にしてみりゃ嫌だったんじゃないかな……?」

「……憧れの男性が……粗末にされてるってかい……?」

「耐えられなかったんだって……、言ってた……らしい。
 ……でも、要らぬお世話よ……ねぇ……」

「お前たち夫婦は、お互いに納得ずくなのになぁ………」

「私もこんな仕事でしょ……。
 子育ても家事も、分担しなくちゃやってけなかったし………」


     


「噂じゃ、お前たちは『おしどり夫婦』って聞いてたぜ」

「そりゃー仲良かったよ。いつまでもアツアツだった……」

「そういう仲の良い所も、角井田さんは見てるんだろう?」

「もちろんよ、羨ましがる訳でもなく……淡々としてたわ」

「……ウーン、彼女って………、
 なんだか恐い気もするなぁ……( 一一)」

「あの二人が昔付き合ってたなんて……、
 ホント嘘みたいだった…………」

「……だろうよ。だから、プラトニックラブって………」

「イヤ!ただ……あれね……彼女が結婚しないのは……、
 ちょっと……ね」

「……気にはなってたか……?」

「ウン、恋人もいなかったし………結婚しないしね……」

「彼女、何て言ってた……?」

「……ウーン……独身主義みたいなこと……言ってたかな」


     


「そんなのが、み~んな計算ってわけか?……結局」

「……かなぁ……。わかんないよ……。
 10年以上だから……親戚みたいになっちゃって」

「………そんな娘だったか?元々……彼女」

「うーん…………。いつも、家に来るし……、
 近所の目もあるからさ親戚の従姉妹って事にしてたよ」

「まさか、ダンナの昔の彼女って……言えないなぁ………」

「イヤ!まさか!ははははははははっ………ねぇ」

「しかしお前も、相変わらずサッパリしてるなぁ………」

「娘も、オバチャン、オバチャンてなついてね………フゥ」

「何だな……そういう意味では、お前……、
 むしろ彼女を信じてたんだ……」

「私も忙しい時があって、彼女には随分助けて貰ったわ」


         <続く>








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Last updated  2017/12/19 09:57:01 AM
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2017/12/18




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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [5]
         <Renewal>



「あーあ、…………もう終わったこと……終わったこと……」

「……しかしどう考えても非常識な話だな……。
 悔しいな……」

「結局、私って、彼女に言われた通りの女だったかもね……」

「しかし…………、しかしだなあ……(ー_ー)」

「………(-.-)」

「かと言って、彼女の方が彼を愛してるって事になるか……?」

「『恥も外聞も無く10年間通い詰めた』って……泣くのよ」

「………(ー_ー)」

「まいったわ、その時は…………ホント」

「お腹の赤ちゃんってのは、嘘だろう?」

「うん………ウソだったみたい……」


     


「しかし、肝心のダンナとは?……当然話したんだろう……?」

「私、彼女よりダンナを許せなかったから、……終わりよ」

「彼女が嘘ついてるって思わなかったのか?……嘘だろうが?」

「彼女、迫力あったもんね。
 嘘なんて思えない……その時は」

「……で、ダンナを問い詰めたのか?」

「許せないよ。
 だって、私を裏切ったからね……この私をよ」

「白状したか?………どっちだ?」

「ワタシを裏切ったのよ……このワタシをよ………俊サン!」

「………………白状……するわけないか?」

「しらばっくれて最後まで白状しなかった……」

「潔白だったんだろう?」


     


「今、思えばね…………後で分かったこと」

「なんで、そうなる?
 時間をかけて話し合わなかったのか?」

「子供連れて、さっさと実家に帰っちゃったし…………」

「子供くらい、自分で育てるって思ったんだな? お前」

「……! (゜_゜)」

「ハン、……図星か?」

「仕事を持ってる女の弱点かもね………」

「いくら何でも、ちょっと短兵急に過ぎる感じだなあ……」

「そして、離婚届送り付けたのよ。………許せんかったもん」

「彼は、お前のこと大事に考えていたと思うけどなぁ……」

「じゃー、私が彼を大事に思ってなかったってこと?」


     


「彼の方の気持には負けてたんじゃないか?」

「イヤ!そんなことないよ、
 アイツだって、ホントに大事なら……」

「……何だって?」

「ハンコ押さなきゃいいのよ。何年だって…………」

「押して欲しくなかったのか……?」

「……ウン、許せなかったけどね……。
 押して欲しくなかった」

「結果、角井田さんに負けたか…………」

「イヤ!彼は断然私の方を愛してくれてた。
 比べ物にならない」

「じゃー、彼に対する熱さは、角井田さんの勝ちで、
 光チャンの負けってことか?」

「イヤ!負けてないと思うよ………………」

「お前には悪いが………執着心では負けてるな………」


     


「彼にも、気長に考えて欲しかった……我ままかね……?」

「当然、彼、実家に訪ねて来たろう?……潔白なんだから」

「うん、でもウチの父さんがね…………」

「ああ、あの親父さん……な。分かるよ………門前払いか」

「父さんの方が、私より怒ってたからね………」

「あの性格だからな……。
 一本気っていうか………頑固でな。……なっ」

「父さん傷ついてた。私、父の自慢だったしね……」

「そりゃそうだ。一人娘で秀才で、人気者とくりゃー……」

「私が言うのも何だけど、いいお父さんよ。……ねっ」

「うん、いい親父さんだ。
 日にちが経って……冷静に考えて……、
 何とかならなかったのか……?」


     




「人を信じるって、どういうことだろうね………」

「少なくとも結婚した相手だぞ。それに子供もいる………」

「……なんかね、怒りの方が、どうにも納まらなかったのよ」

「光チャンらしい気もするが、……らしくない感じもするなぁ」

「イヤ!相手が、相手だったからねぇ………まっ、私も未熟よ」

「ふぅ………未熟で済むか……全く (ー。ー)」

「飼い犬に手を噛まれるって…………ね……フゥ…」

「そりゃー、言い過ぎじゃないか?……角井田さんに……」

「あっ!俊さん!……彼女の味方なんだ!……ひどい」

「まぁ、まぁ……、考え様によっちゃー彼氏も被害者かもな」

「何度も実家に訪ねて来て、………最後の方は、
 少し怒ってたみたい……」


     


「自分を信じない光チャンに……だろう?……悲しいよ」

「…………………で、受理ね。半年過ぎてたかな……」

「あーあ…………。淋しいなぁ……」

「その後、二年くらいしてかな……。あの二人結婚したのよ」

「……なんか、複雑だな……」

「…………(-_-)……うん」

「後悔……先に立たず……だ……」

「…………(-_-;)」

「でも、角井田さんって、恐いなぁ……」

「一途ってんでしょう……?真似できないわ……」

「できない、できない……お前にはできるはずがない。
 …………プライドが邪魔だろう……?」


     


「プライドだけかなぁ……わかんないよ」

「それにしても、案外、さっさと結婚しちゃったんだな……。
 ………ふたり」

「ウン、結婚したって聞いても、もう何とも思わなかった
 けどね……その時は、もう……」

「まあ、無理するなよ………その後、向こうのふたりは?」

「………淡々とやってるみたいね。………興味ないけど」

「考えてみれば……お前たちは……、
 何も別れる必要なかったのになぁ…………」

「でも、私を裏切ったことは、事実だし……」

「はぁ……?何言ってるんだ?
 彼は裏切ってないだろうが……」

「………多分ね……多分……でも、分からない……」

「分からないって………信じてないのか?……まだ」


     


「……信じてるけど………けど……(-_-)」

「熱烈な恋愛結婚で……子供もできて、
 ……10年も一緒に住んでたんだぞ……」

「信じるって、そういう生活実績の積み重ねなのかなぁ……」

「……それもあるだろう……?」

「分からないのよ…………………( 一一)」

「何が?」

「……信じるって事の意味が…………」

「………(-.-)」

「……分からなくなったのよ」

「うーん……まぁ俺の場合は『思い』の強さみたいなもんかな」

「じゃー、俊さん……信じてる人のことは絶対に疑わない?」


     


「………絶対にか……?……ウーン……(-_-)」

「わたし、あれ以来……色々と見えなくなったよ……」

「うーん…………。
 待てよ……、
 ……実は逆だ……そうだ……、
 逆なんだ……。
 絶対疑わない相手こそ『信じてる人』ってことだ……。
 なっ、……そういう事だ……」

「…………絶対疑わないって……そんな……できないわ」

「………光ちゃん、仕事上の依頼人は信じるだろう?」

「弁護士はそれを信じなけゃー、仕事にならないもん……」

「じゃー、信じるというより、相手の言葉を前提にするのか?」

「ウーン…………………」

「依頼人の言葉は全て前提条件として……処理するのか?」


     


「……と言うより、やっぱり信じてるね。
 私に助けを求めているから……ね」

「相手は、光チャンに嘘をつく理由が無いか?……」

「ウン……自分を有利な方向に話すような、そんな傾向は
 あるけどね……」

「しかし、そのあたりは、是正しながら聞くんだろう?
 ……プロだから……な」

「もちろんよ。限界はあるけどね。
 ……一応、納得する迄は、チェックするね……」

「納得か…………こと仕事となると、信じれるってか……」

「そんな風に言わないでよ………複雑だなぁ」

「『理知』の世界と『情』の世界か…………。
 光チャンは理知の方が強いタイプだ……」


     


「情が絡むと、信じることに悩むってわけ………?」

「誰でも、そういう所あるよな。
 ……そして様々な誤解を生む…………」

「…………仕事より人生の方が、ずーと難しいわ……」

「そんなこと……当たり前だ!……仕事なんて、
 人の人生の一ページに過ぎん」

「そこまで言う……?」

「生まれてすぐ、仕事始めるヤツがいるか?」

「ははははっ、それはいないわ。 (^-^)俊さん、
 相変わらずね……」


         <続く>








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Last updated  2017/12/18 10:25:03 AM
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2017/12/15




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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [4]
         <Renewal>



「…………俊さん、私ね、私……絶対許せなかったもんね。
 あの子……子分のくせに……」

「子分?……ん?………角井田さんの事か……?」

「ウン、中学の時から、どれだけ私が助けてやったと思う?」

「………ウーーーーーン (ー_ー)!!」

「冗談じゃないわよ………全く!!!!」

「そんな間柄だったのか…?………お前たちふたり」

「いじめられてる時も助けてやったし。……勉強だって……」

「勉強……?」

「うん、彼女……遅れてたから、どれだけ教えてやったことか」


     


「へえー……そんな関係には、見えなかったな」

「落ち込んでるときだってよ…………」

「支えてやった……か」

「………ホント……冗談じゃないわよ……」

「んんーーーん……(-_-)」

「スカーフだって、手袋だって……色々あげたよ」

「フム……」

「あの子だけは、許せないよ。……絶対!!」

「でもさ、何も無かったって、さっきお前言ったじゃないか?」


     


「イヤ、あったか無かったかなんて、そんな事関係ない……」

「オイオイ光チャン、それって、法律屋らしくないぞ。
 だって、相手は無罪なんだろう?」

「イヤ、だってよ、だって彼女、私が消えるのを待ってたのよ」

「消える?おいおい穏やかじゃないな……冷静に冷静に………」

「………彼女、ずっとウチのダンナの事……想ってたのよ」

「知ってるよ。……でも、お前たちの結婚前のことだろう……」

「ううん、……ず~~っと、その後も、ず~~っと」

「ずっ~とって言ったって、彼は光チャンと結婚して……」


     


「もちろん、彼の方は……冷めてたわよ」

「…………だろう?」

「……元々熱くも無かったし……」

「それは、そのはずだよな……お前と結婚したんだもんな」

「ウン」

「それが何で、そんなことになるんだ………?」

「……あの二人ね、元々、プラトニック・ラブだったからね」

「そうだろう?それが、なんで、変な事になったんだ…?」

「彼女、よくウチに遊びに来てたのよ」


     


「えっ?……結婚後もか?……新居に……?…まさか」

「イヤ!その『まさか?』が事実なのよ………」

「……しかし」

「まぁ、彼女と私は、中学の時からの付き合いだったし……」

「それは知ってるさ。だからと言ったって………」

「何よ……?」

「一度は恋人同士だったんだろう?……ダンナと」

「……だから、学生のプラトニック・ラブだったって!」

「…………そんなもんかなぁ」


 


「クシャミしてる顔を見たとたんに冷めるってヤツ……あれ」

「ああ、そんなのあったよなぁ。そんなんだったのか……」

「……そうとしか思えなかったよ。ホントに………」

「…………?」

「だって、くったくない顔して、しょっちゅう家に来るし……」

「へぇー……珍しいケースだな。……で、彼の方は?」

「ダンナも、まったく平気な顔してたし…………」

「……という事は本当にプラトニックだったんだな。ふたり」

「ええ、少なくともダンナの方は……、妹みたいって言うか」


     


「妹っていったって、同じ年だろうが……?」

「あれっ、知らなかった?彼、年は二つ上よ」

「えっ、何?俺より上?……何だそれ……<`ヘ´>」

「彼、小学校三年の時に難病を患ってね。学校を2年休んだの。
 …………それで……」

「……知らなかったな。光チャンも呼び捨てにしてたし……」

「だって同級生だったし、
 付き合いだした後で知ったことだからね……歳のことは……」

「ふーん、そうか………知らなかった。……で、どうなった?
 ……それから……」


     


「10年近い歳月が流れたのよ………サラサラと」

「……10年……。……10年か。…………彼女は?」

「ずっと、来てた。遊びにね………月に1、2回かな」

「ずっと、独身か?……へえー、それもまた、珍しいな」

「娘のことも可愛がってくれたし……。なついてもいたし……。
 けっこう…楽しかったよ……」

「…………」

「………みんなで一緒に食事したりしてさ……」

「それじゃ、まるで、親戚付き合いみたいなもんだな……」

「学生時代の彼女と彼との関係なんて、すっかり忘れてたよ」


     


「そりゃーそうだろうな。10年も経てば……それに、
 元々プラトニックだし……」

「イヤ!結局は、私……試されたんだけどね……」

「何を……?」

「私の気持をよ。……彼への……」

「そんな事はお前、夫婦の間の問題であって、
 他人が、とやかく言う事じゃない……。
 大きなお世話だろうが………?」

「だって、スキがあれば取って代わろうって………」

「何だって!……まさか、まさかそこまでは無いだろうが?」

「イヤ、彼女が、自分でそう言ったんだから……」


     


「ほんとか?……………試されたって何よ?」

「3年前にね、告白したのよ、彼女が………」

「……………」

「ダンナと、又、付き合いだしてるって…………」

「彼女が、そう言ったのか?……光チャンに直接……」

「ウン、彼が出張で居ない時、ウチに泊りに来ててね……」

「………フーン、………で」

「ずっと好きだったって……待ってたって……」


     


「何を……?」

「彼が、一人になるのをよ……」

「なんだ?……それ」

「それって二人が別れるか私が死ぬかでしょう……?<`ヘ´>」

「………だな」

「ホント、頭にくるよね。そしてね、くれって言うのよ………」

「何を?」

「彼をよ。……私に言うのよ……俊さんどう思う?」


    


「メチャクチャな、話だな………」

「……でしょ」

「……しかし、凄い話だな」

「年を重ねてきて、……彼女、待てなくなったみたい」

「………ウーン。……人のダンナさんをずっと慕ってた?」

「お腹に、子供もいるって言うし…………」

「何だって?……穏やかじゃないな。オイ」

「もう、カーッとなってねぇ……。当たり前でしょう?」


     


「そりゃー、そうだ!」

「その辺にあったものを、全部投げつけてやった」

「…………ショックだもんな」

「彼女、何と言ったと思う?…………その時」

「ウン…?何て、言ったんだ?」

「『あなたは彼を愛していない』って………」

「……?」

「『愛していれば自分のこんな言葉を、信じるはずがない』って
 ……そう言うのよ」


     


「うーん………そんな事を……」

「私、愛してたけどなぁ……すごく……でも確かにすぐ疑った。
 ……それも事実……」

「あーあ………。しかし、光チャンじゃ仕方ないか………」

「何よ!その言い方………」

「ヘヘヘヘッ………まぁ、怒るな怒るな…………でっ?」

「『自分の方が、数段彼を愛しているから……、
 自分が一緒に住むべきだ』って……」

「そりゃー又、勝手な理屈だ……」


         <続く>





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  ◆ 本日、和活喜は無事に退院の予定です。


  しばらくご訪問できず大変失礼しました。

 11日に、入院しまして12日に手術をしましたが、
昨今は凄い技術ですね。
 内視鏡による手術でしたので、傷口もとても小さく、
回復がとても速いんですね。これで、腰も大丈夫。

 酒は半月、テニス・ゴルフは一か月我慢したら、
復活できるということなので、また、気を付けながら
楽しみたいと思います。(^-^)


     


 ブログは予約でアップさせて頂きましたが、
沢山ご来訪いただき、
励ましのお言葉ありがとうございました。

 明日から、又、ご訪問させていただきます。
よろしくお願いします。



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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [3]
         <Renewal>



「そうそう、その角井田さんよ」

「うーーーん…………?? ( ̄~ ̄)」

「ねっ!……驚いた?……でしょ?……喜劇よね……ふっ( -.-)」

「……まさか…………。まさか、おい……」

「それが、そうなのよ」

「ホントか……。……うーーーんそう言えば…………」

「なに?」

「実は昔な……、
 光チャンから、結婚式の案内状を貰ったろう?
 あの時、新郎の名前を見て、ちょっと違和感があったんだ」


      


「ああ……ああ、
 彼が高校時代に角井田さんと付き合ってたからでしょう?」

「うん、確か……そうだったよなぁ」

「それはね、たいした話じゃないんだけど………」

「おいおい、どういうことなんだ?
 一体……」

「今度のことも最終的には二人には何の罪も無かったんだけど」

「何だって?……罪がない?
 ややこしいな……どういう意味だ?
 それって?」

「イヤ!…………そうらしいのよ………」

「……?」


      










「………人を信じるって、どういう事なんかね……」

「又、それか………」

「私の一人相撲っていうの?
 ……思い込みって言うか……」

「思い込みぃ……?
 思い込みって言ったって、お前、簡単に言うなよ。
 夫婦一生の事だぞ……。
 ええっ!!(゜_゜)」

「………私が、彼の言葉を信用しさえすれば、
 問題なかったんだけどね……」

「信用しなかったのか?……なんで……又」

「イヤ!……そのう……」


     


「お前なあ、その何でもかんでも、
 すぐ『イヤッ』っていう口癖……直ってないなぁ」

「……かねぇ?」

「なんで、ダンナを信用しなかったんだ?」

「イヤッ!……あれ又、ふふふっ……。
 でもさそういうことってあるじゃない?
 ……もう、カーッと頭に血がのぼって……」

「……まあ、ないことは無いが……。子供もいて……か?」

「イヤ!俊さん、やっぱり、よそう。
 ……昼間っからする話じゃないよ……やっぱり……」

「ウン…………」

「……(ー_ー)」


     


「……光チャン、
 会社の中にもな……ホントに色んな人間がいるわけさ。
 俺もな、時々何だかんだと相談受けるのよ……」

「………」

「……夫婦の間のすれ違いの相談だって、
 今まで、無かったわけじゃない……」

「……そう………でっ、俊さん、聞いてあげてるんだ……。
 丁寧に……ね。
 ……昔からそんなんだもんね、俊さんは……」

「あのなーー、俺んとこの職場ってIT職場だろう……?
 感性とか……頭脳使ってする仕事がほとんどなのさ……。
 体が元気でも、首から上が健全でなきゃなっ、
 仕事もはかどらないし……第一、本人が面白くないんだよ。
 気分転換といっても難しいしなぁ……、
 悩みなんか持ってた折りにゃー、能率もガタ落ちで、
 品質も悪くて、本人にストレスも溜まっちゃうんだ……」

「フーン、色々、あるのねぇ………(゜_゜)」


     


「その悩みってヤツも、これが多種多彩でな……。
 ………まっ、俺達の若い頃だって色々あったから、
 何も現代に限ったことじゃないが、
 ……けっこう男女に関する事って、……最近、多いぜぇ……」

「世の中、結局は男と女だもの……。
 弁護士の仕事も、そっちの方……多いよ……」

「まあ、俺の場合は会社の先輩って立場だから、
 職場の人間関係とか、
 仕事の技術上の悩みとか、
 仕事の適性上の相談っていうか向き不向きの相談だけど……。
 そういうのが多いけどな。
 しかし……以前から、
 結婚や離婚に関することも決して少なくは無い……」

「会社の先輩って言ったって、
 いつも一緒に生活している人生の先輩でもあるからね。
 色々と人生相談するのも人間としちゃー自然な関係よね」

「……ウン、そうだな。考え様によっちゃー、
 家族よりも一緒にいる時間が長いわけだ……」


         <続く>








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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [2]
         <Renewal>



「ところで光ちゃん、まさか、例によって、
 短気に走ったんじゃないだろうな………?」

「何言ってるのよ………これでも私、知性派よ」

「……ウン…確かに……。
 しかし時々、メッチャクッチャ感情的になるもんな。
 お前って……」

「イヤ、……だって、裏切り行為よ!」

「(゜-゜)裏切りか……頭にきたわけだ………」

「あたり前よ! (`ヘ´)」

「やっぱりな……」


     


「分かるでしょ!俊サン!……私、そういうの許せんのよ」

「ウン……確かにガキの頃から、潔癖だ……お前は」

「それを言うなら『嬢ちゃんの頃』でしょ……嬢チャン!」

「……利発で、ハキハキした嬢チャンだったよな。……全く」

「選んだ仕事も弁護士稼業……なんてネ。…ふふふっ……」

「性格ってのは変わらんからなぁ……。
 で……何年生?」

「えっ?…………ああ子供?……もう中学2年生………」

「そーんなになるか……。
 女の子だったよな……じゃ5年生の時か、その子が……」


     


「うん、…………相手が相手だったしね……」

「えっ?……?光チャン知ってるのか?その相手の女性」

「俊さんだって、知ってるよ………」

「何?…………誰?……誰よ? その女性誰よ?」





「………人を信じるって……どういう事なんかね……」

「又、きたか……」

「………」

「………まるで浜田みたいだな」

「えっ?……ハマダって……何……?」


     


「いや!こっちの話だ……ちょっと会社で、色々あってな……」

「何?……どうしたのよ?」

「イヤ、信じてたって言うか……、
 思い入れの強かったお客さんに裏切られたんだ………。
 ウチの浜田って奴が……」

「ふーん……そんな事……」

「お客さんにしてみりゃー、別に裏切ったわけでも
 騙したわけでもないんだろうがな………。
 逆に、表返ったのかもしれん。……はははっ……(^-^)」

「又、そんなこと……。(^。^)
 でも、………そういうのって難しいよ。
 そのハマダさんって人がさぁ、
 自分で一方的に信じてたのかもしれないし………ネ」


     


「営業マンとお客さんの間じゃ、色々な局面があるからな……。
 究極の営業は『情』だと思うが、
 最後の具体的な手続きは契約行為になるし、
 利害につながる……。キチンとした……利害にな」

「………」

「最後には、たいていの人間は自分側の利益にこだわるんだ」

「利益ねェ………」

「金銭的損得とか、自分の地位名誉に関わる損得とか……」

「…………俊さん……」

「……ん!」


     


「相手を信じてるっていうのと、好きっていうのは違うよね」

「……ウン?? (゜-゜)」

「どう……?」

「ウーン……似てはいるがな…………違うかな……?
 しかし嫌いな奴を信じるかぁー?」

「……事によっては信じるよ。……係争段階ではよくあるよ」

「……なるほど……」

「信じてる人を嫌いってのも、おかしいかねぇ………」

「プライベートな事では、考えにくいなぁ………。
 しかし、仕事が絡むとそれって、あり得るなぁ……………。
 信じられるけど好きじゃない…………ウーン」


     


「逆によ………いくら好きでも信じられないことってあるよね。
 ………人間……」

「ウーン……待てよ。
 信じられないっていう事は……疑うってことだな」

「信じてないんだから………、疑ってるのよね………」

「どっちでもないってのもあるぞ。信じても疑っても無い……」

「……確かに……」

「普通は、好きな相手の事は信じるなぁ……うーん」

「ヤッパリ……、信じるって疑わないってこと……?」


     


「しかし、わざわざ『信じて疑わない』って言う言葉が
 ある位だからなぁ……。……少し違うのかもしれん?」

「…………」

「なんか、ややこしいなぁ……」

「あのさ………ヤキモチってさ、好きだから疑うのよね………」

「うんそうだろう、何も感じてないヤツになんか、
 ヤキモチ焼かないぜ~~」

「そうよね……」

「まっ、プライドの強さから、愛しても無いのに、
 怒り心頭ってのもあるが……あれはヤキモチとは違うな……」

「ホンデ……疑うってのは信じて無いってことでしょう?」

「そりゃー、そうだ。……信じて無いってことだ」


       8731.jpg


「好きだけど……疑う………そして許せない………」

「ウン…………? なんだ?」




「角井田さんよ…………彼の相手」

「……! えっ (゜_゜)」

「……………びっくりした?」

「……!!!!!(>_<)」

「俊さん!!」

「びっくりしたなんてもんじゃないぞ!…お前」

「やっぱり……」

「高校で同級生だった角井田さんだろう?……お前もダンナも」

「そう………。俊さんの一年後輩だったからね」

「確か……お前と彼女、中学時代から親友だったんじゃ……?」


         <続く>








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Last updated  2017/12/13 02:05:13 PM
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2017/12/12




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     ^-^◆ 『信じる』 とは何か? [1]
         <Renewal>



「俊さん!!聞いて。
 人を信じるって……どういう事……??」

「なに! 信じる…………?フーム………………(ー_ー)」

「俊さんったら……!!」

「(゜_゜)ウーン……(ー_ー) 信じる……か……。
 ちょっと……お前、ひと言じゃ、こりゃー難しいぞ……」

「……やっぱり、…………難しいよねぇ……」

「ホント、久しぶりに訪ねてきたと思ったら、
 いきなり……何だよ。
 しかし……なんだー、弁護士稼業ってのも大変なんだなぁ」

「いやいや、仕事の事じゃ無いのよ…………。
 ……もっと本質的な事なの……」

「へぇー……本質か……?」

「……個人的な……コ・ト……(^_^;)」

「まっ……よく分からんがな…………。
 案外……何だよ、自分を信じるっていうのと
 同じかもしれんなぁ……」


      8731.jpg


「自分……!? (゜_゜)」

「そう……自分だ」

「自分をねぇ……そっか~……。
 ……でもさぁ、自分ってヤツも分かりにくいよねぇー。
 いざという時の自分って全く想像通りにいかないもんね……」

「まあな……。
 ホントにいざって時は……わからんなぁ……」

「ふーぅぅ…………(;一_一)」

「光チャン、今日は何だか変だぞ!……何があったんだ?」

「うん……独りになると、色々考えてね……」

「ええっ?……独り?……??? (゜_゜)」

「ふふふっ……(^.^)」

「独身ってことか?………えっ?何だ……それ?」


      8732.jpg


「……実は……そうなのよ。へへへへっ……(^_^;)」

「嘘ッ……ウッソだろう……?(゜_゜;;)
 ……だってお前、……旦那いたじゃん……」

「……そんなに、びっくりしなくっても…………」

「そんなこと言ったってお前! ……何で?ええっ?……」

「……色々あってね………………」

「色々ってお前……いつからだ? ええっ? (゜_゜)」

「だから、ちょっとあって……まぁ……運命やね」

「別れたのか?オイ、オイ、穏やかじゃないな……えっ?」

「ウン……」

「………ウンって……ホントに……お前は (ー_ー)」

「気にしない気にしない。たいした事でもないから。
 ……まっ、華の『バツイチ』よ………(^_^;)」


       8733.jpg


「何言ってんだお前……、大変な事じゃないか?」

「イヤ………もう、3年になるし……」

「3年……!?」

「ウン、……いいかげん立ち直ったよ」

「ああ………そんな前の事か……。
 そんなに会ってないかなー……お前と」

「……ウン」

「……光ちゃん……確かお前、子供いたよな……」

「ウン、私が引き取った……。
 ……養育費はちゃんと払わせてるけどね……」

「フーン……で、………彼は?」

「ウン、元気にしてるよ……会社は変わったみたい……」


       8701.jpg


「……そうか……。
 コーヒー飲めよ、冷めるぞ。ホレッ…」

「アリガト…………あいつね、相手と一緒になったよ………」

「相手……??
 うん?……ダンナ……そういう事か?」

「……まあね……」

「武田信玄・風林火山か……?……ウーン……(一_一)」

「えっ?フーリン……?……ああ不倫か………」

「そういうことだろう……?」

「ちょっと違うけど……ふふふっ……、
 俊さんのダジャレ……、変わらんね……(^_^ )」

「しっかし、随分思い切ったな……子供までいたのに……」

「ウン……信頼関係が、プッツリ……かな。ホホホッ……」


      8734.jpg


「ホホホッって、お前……。
 相変わらず明るいなぁ……まぁ、男女のことに限らず、
 信頼は大事だがな………何事も……」



「俊さん………人生………難しいね」

「おいおい、何だよ、シンミリ…………」

「信じるって……難しいよ。……学校じゃ教えてくれない」

「そりゃーそうだ……知識とか学問とかの問題じゃないからな」

「…………」

「待てよ……しかし、深く考えてみると知識の面も強いか……」

「ええっ……?」

「ウン……無知では、信じる事も出来ないって事もあり得る」

「……でもさぁ赤ちゃんって、
 物心つかない頃からお母さんを信じてるよ………」


     


「あれはお前、信ずるも信じないもない。
 本能みたいなもんじゃないか。
 まだ自意識もないんだから…………」

「………………かなぁ」

「……しかしなんだ、学校じゃ教えちゃーくれないが、
 先生とか友達なんかとの人間関係から『信頼』について
 学ぶってことはあるよな……」

「……」

「国語、算数、理科、社会、英語っていうか、
 いわゆる、学問に優れてるっていうのと、
 人から信頼されるっていうのは、別物だもんな………。
 尊敬はされるかもしれんが……」

「……(-_-)」

「……まぁ、学問を通じて……人が信頼しあう
 心の基礎みたいなもんが、鍛えられる側面はあるが………」

「……俊さん、難しいこと言うんだ…………」


     


「難しくはないさ………。
 小学校の低学年位までに出来上がっているその人の精神の根幹
 みたいなものが、けっこう大切なんだよな……。
 ……誠実であるか?
 熱意があるか?
 思いやりがあるか? とか……、
 ……逃げないか?
 勇気があるか?
 智恵を持ってるか?
 ……なんてことがな……。
 ………信頼されたり、信じたりする力の基礎の様なものに
 つながっていく……」

「精神の根幹かぁ…………」

「お前『三つ子の魂、百まで』って言うじゃないか……」

「……魂……ねぇ」

「まあ、しかしなあ、………なんだかんだと言ったって、
 人間は人間を信じなきゃー、なーんにもできないのよ……」


     


「ん………?」

「運転手が悪さするって思ってみろ。
 電車にもバスにも危なくって乗れやしない……」

「……!」

「なっ!………毒が入ってないって信じるから、
 買ったものを食えるし、レストランにも入れる。
 ………みーんな、何もかも、相互信頼のシステムなのよ、
 社会っヤツはな………」

「…………そりゃー、そうだけど……」

「運転者がみんな、人をひき殺したがってるって思ってみろ。
 道も歩けやしないぞ……なっ」

「はははっ、ふふふっ……相変わらずね(^。^)」

「ははははっ………なっ!」

「イヤ、……まあね」

         <続く>








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Last updated  2017/12/13 02:04:42 PM
コメント(19) | コメントを書く
2008/07/22

^-^◆『信じる』とは何か?[5/5]

「麻チャン……彼のこと、

 粗末にしてたか……?」

「全く……そんな事ないよ」

「……だろう……」

「ただ、共働きだし……

 いわゆる翔んでる夫婦だったから…………」

「人からは、彼を粗末にしているように見えたってことか……?

 ……たとえば、角井田さんなんかからは……」

「ウン……、そういうことかな……。

 ………彼ってねぇ、育児にも家事にも凄く協力的だったしね」

「彼女、近くで見てたんだ、……色々とな……。

 確か……麻チャンとは、正反対のタイプだよな……」

「昔風で……私とは全く、性格が反対だから……、

 彼女にしてみりゃ嫌だったんじゃないかな……?」

「……憧れの男性が……粗末にされてるってかい……?」

「耐えられなかったんだって……、言ってた……。

 ……でも、要らぬお世話よ……ねぇ……」

「お前たち夫婦は、お互いに納得ずくなのになぁ………」

「私もこんな仕事でしょ……。子育ても家事も、

 分担しなくちゃ……やってけなかったし……」

「噂じゃ、お前たちは『おしどり夫婦』って聞いてたぜ」

「そりゃー仲良かったよ。いつまでも、アツアツだった……」

「そういう仲の良い所も、角井田さんは見てるんだろう?」

「もちろんよ、……羨ましがる訳でもなく……淡々としてたわ」



                8731.jpg




「……ウーン、彼女って………恐い気もするなぁ……( 一一)」

「あの二人が昔付き合ってたなんて……ホント嘘みたいだった」

「………だろうよ。…だから、プラトニックラブって………」

「イヤ!ただ……あれね……彼女が結婚しないのは……、

 ちょっと……ね」

「……気にはなってたか……?」

「ウン、恋人もいなかったし………結婚しないしね……」

「彼女、何て言ってた……?」

「……ウーン……独身主義みたいなこと……言ってたかな」

「そんなのが、み~んな計算ってわけか?……結局」

「……かなぁ……。わかんないよ……。

 10年以上だから……親戚みたいになっちゃって」

「………そんな娘だったか?元々……彼女」

「うーん…………。いつも、家に来るし……、

 近所の目もあるからさ……親戚の従姉妹って事にしてたよ」

「まさか、ダンナの昔の彼女って……言えないなぁ………」

「イヤ!まさか!ハハハハハハッ………ねぇ」

「しかし………お前も、相変わらずサッパリしてるなぁ………」

「娘も、オバチャン、オバチャンてなついてね………フゥ」

「何だな……そういう意味では、お前……、

 むしろ彼女を信じてたんだ……」

「私も忙しい時があって、彼女には随分助けて貰ったわ」

「仕事、大変だったらしいな………ピークもあるしなぁ」

「ウン、娘の運動会とか……行ってもらったことある……」

「……!ダンナも一緒にか……?」

「もちろん…………」

「いくら何でも、そりゃー、ヤバイのと違うか?

 ……油断大敵っていうぜ……」



      8732.jpg



「結局、馬鹿をみたのは、私よね………」

「何とかならんのか……?

 ……ああ、再婚しちゃったか……ダメか……」

「結局……何にもなくて……。私の一人相撲だから、悲劇よね」

「ふぅ……。角井田さんの気持に早く気付くべきだったなぁ」


「今はもう、さっぱりして彼とも時々会うけどね。娘と……」

「そうか!……俺なんかの感覚からすりゃー、翔んでるよ」

「なんといっても……娘の父親だからね」

「子供に罪はないからな。気をつけてやれよ……被害者だ」

「俊さん………」

「うん?」

「人を信じるって………どういうことかねぇ…………」

「生活の積み重ねもなぁ、バカにはできないぞ……」

「そうかなぁ、………先天的な性格のような気がするのよ」

「……疑い深い、性格ってか……?」

「……というか、他人の言葉に振り回されるっていうか……」

「時間の積み重ねも、理解が深まるし……信じる力が増す」

「…………かなぁ……?」


                    8733.jpg



「もしかして、能力かもな…?…………信じきる能力……」

「能力ね………念力みたいな気もする。……彼女見てて……」


「信ずる者って書いて、儲けるって読むんだ」

「………ホント!……信ずるって、奥が深いね。あ~~あ」


「考えてみりゃー……、日本国民も今、この事を真に

 問われているのかもしれん………………」

「日本国民!!!! 何!!……急に……」

「おいおい、そんな素っ頓狂な声を出すなよ。

 お前らしくもない……」

「だって、俊さんが突然変な事言い出すから……」

「変な事じゃないよ。……大事な事さ。憲法九条だ……」

「……九条……?」

「ああ、あの精神は、日本国憲法前文に書いてある」

「それは、知ってるわよ。

 『……日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を

  支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、

  平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

  われらの安全と生存を保持しようと決意した……』

 でしょっ……」

「うん、さすが法律屋だ。この精神は本当に崇高な理想なんだ」

「……」

「われわれは、真にそれに値する精神を持って、その上で、

 九条論議をしているのかな……」

「どういうこと……?」

「心底から『平和を愛する諸国民の公正と信義』に

 『信頼』しているか……ということよ」

「はっきり言って……してないよ。信頼なんか……。

 だって、ある国が日本を攻撃するかもしれない可能性を

 考えながらの……論議じゃない……」

「本当に、心の底から相手を信頼していれば、相手は決して、

 こちらを攻めることなどあり得ない……という、

 確信はあるのかな……?」

「……無いって……!!」



              8734.jpg



「それじゃー、九条の云う精神は担保されていない、つまり、

 国としては、偽りだということになるじゃないか……?」

「そんなこともあって、改正しようって言ってる面も

 あるでしょう……?」

「世界の現実の情勢が、理想論では危険という事か……?」

「そうじゃないのかなぁ……」

「じゃー聞くが、九条を守るって言ってる人達は、どうなんだ?

 真に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼する力を

 有しているのか……」

「どうでしょうね……。組の事務所を街から追い出す運動を

 している人達も、混じっているしね……」

「自分の、安全と生存を脅かすものに対しては敏感だよな」

「誰だって……そうでしょう」

「じゃーお前、日本国民の大半は、真に諸外国を信頼することの

 できるレベルでは無いという事じゃないか……」

「諸外国というか……、国際社会のレベルが、

 そこまで来ていないんだから仕方ないじゃない……」

「お前、さっきから一体何を話してきたんだ……。

 真に『信ずる』というのは、相手の問題じゃない……」



   8701.jpg



「あっ、そうか………。信じるって……難しいね……」

「『信じていたのに裏切られた』……ていうのはおかしいんだ」

「せいぜい『こちらが想定した通りに相手がしなかった』

 程度のレベルであって、信じてなんかいなかったって事だね」

「『想定していたようにならないで戸惑ってるけど、

  あの人の事だから、きっと何かあるに違いない』

 と考えるのが……信じているというレベルだろう……」

「信じる……って、軽々しく使えないね……」

「うーん……俺も……再認識したよ……」

「もっと崇高にならなきゃね……私達が……」


「うん崇高に……な。よし、頑張ろう……。ハハハハッ……。

 麻チャン、時々は話しに来いよ…………な」

「ウン……話してみて、少し、すーとしたよ。

 アリガト……。

 やっぱ……幼馴染って……良いわ……(^。^)」

「よし、……じゃーな。

 そろそろお開きにするか。ハハハッ。

 ……今日……時間あるんだろう?」

「えっ?」

「この後よ……。焼き鳥……行くぞ……」

「へへへっ……、そのつもりで、寄ったの……」

「よし、分かった。少し、時間潰していてくれ。

 片づけてくるからな……」

「りょうかい、了解!

 ここで待ってる……。

 電話も幾つかしなきゃならないし……」


「それじゃ、………あとで」


       <完>

  【長きご愛読ありがとうございました(^。^)】






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Last updated  2008/07/26 10:49:50 AM
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2008/07/18

^-^◆『信じる』とは何か?[4/5]

「考えてみれば、お前たちは

 何も……別れる必要なかった

 のになぁ……」

「でも、私を裏切ったことは

 事実だし……」

「はぁ……?彼は、裏切ってないだろうが……」

「………多分ね……多分……でも、分からない……」

「分からないって………信じてないのか?……まだ」

「……信じてるけど………けど……(-_-)」

「熱烈な恋愛結婚で……子供もできて、……10年も一緒に

 住んでたんだぞ……」

「信じるって、そういう生活実績の積み重ねなのかなぁ……」

「……それもあるだろう……?」

「分からないのよ…………………( 一一)」

「何が?」


                8731.jpg


「……信じるって事の意味が…………」


「………」


「……分からなくなったのよ」


「うーん……まぁ、俺の場合は『思い』の強さ

 みたいなもんかな……」

「じゃー、俊さん……信じてる人のことは絶対に疑わない?」

「………絶対にか……?……ウーン……(-_-)」

「わたし、あれ以来……色々と見えなくなったよ……」

「うーん…………。待てよ……、

 ……実は逆だ……そうだ……逆なんだ……。

 絶対疑わない相手こそ『信じてる人』ってことだ……。

 なっ、……そういう事だ……」

「…………絶対疑わないって……そんな……できないわ」

「………麻ちゃん、仕事上の依頼人は信じるだろう?」

「弁護士はそれを信じなけゃー、仕事にならないもん」

「じゃー、信じるというより、相手の言葉を前提にするのか?」

「ウーン…………………」

「依頼人の言葉は全て前提条件として……処理するのか?」

「……と言うより、やっぱり信じてるね。私に助けを

 求めているから……」

「相手は、麻チャンに嘘をつく意味が無いか?……」

「ウン……自分を有利な方向に話すような、そんな傾向は

 あるけどね……」

「しかし、そのあたりは、是正しながら聞くんだろう?

 ……プロだから……な」

「もちろんよ。限界はあるけどね。……一応、納得する迄は、

 チェックするね……」

「納得か…………こと仕事となると、信じれるってか……」



      8732.jpg



「そんな風に言わないでよ………複雑だなぁ」

「『理知』の世界と『情』の世界か……麻チャンは

 理知の方が強いタイプだ」

「情が絡むと、信じることに悩むってわけ………?」

「誰でも、そういう所あるよな。……そして様々な誤解を

 生む…………」

「…………仕事より人生の方が、ずーと難しいわ……」

「そんなこと……当たり前だ!……仕事なんて、人の人生の

 1ページに過ぎん」

「そこまで言う……?」

「生まれてすぐ、仕事始めるヤツがいるか?」

「ハハハハッ、それはいないわ。俊さん、相変わらずね」

「ここのところ、新聞紙上を賑わしてる法律破りの

 エリート連なぁ。……勘違いも甚だしいぜ……仕事と人生が

 主客転倒だ」

「ああ、大企業のね……偽装とか業務上横領が多いね……。

 私も、許せないって言うか、……哀れに思う。人生、

 棒に振って……」



                    8733.jpg



「………! …………! 」


「どうしたの?」


「おい!!!!」


「えっ……???」


「片想いだ!!!!」


「ええっ?」


「片想いこそが、究極の信じる心だ………」

「…………片想い………!」

「つまり、一切の代償を求めようとしない気持ちだ……」

「……うーん、一切、向こうの気持ちを求めない……」

「只々、一途……。それが、究極の『人を信じるって事だ』」

「……そういえば、佐賀の『葉隠』で読んだ事ある様な……」

「……俗人には、難しいなぁ……。

 …………イヤ、本物の俗人でなければ、ダメかもしれん」

「私たちは……染まりすぎてる?」



              8734.jpg



「しかし……角井田さんの仕打ちは常識外れだな……全く」

「ウン………私……彼には……やっぱり悪いことしたかもね」

「角井田さんの、思う壷ってことか………」

「それが、そうとも言い切れないのよねぇ……」

「えっ?…………?」

「噂だけど、私たちが別れるとは思ってなかったらしい……」

「えっ?……それが狙いじゃなかったのか……?」

「……それも、私を試したらしいのよ。ホント……頭にくる」

「なんだそれ、………誰から聞いたんだ?」

「彼女の親しい友人からね。……彼女がそう言ってたって」

「どういうことだぁ………?……おいおい……」

「私が、一笑にふすって思って嘘ついたらしい………」

「じゃー、麻チャンが本気になったんで、……彼女、驚いた

 わけか?」

「驚きはしないでしょうけど……。計算の中に少しはあった

 はずだから……」

「フーン、分からんなぁ……何のために……」

「だって、そんな話聞かされたら、こちらとしては、

 たとえ嘘でも、少しは気になるでしょう……?」

「ウン、たとえ、冗談っていってもな。それはそうだ……」

「ねっ、そうしたら、私が、少しは彼を大切にするように

 なるかなって……、思ったらしいのよ……」


          <続>





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