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2022/05/26 コメント(32)
全23件 (23件中 1-10件目) 和の心
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ^-^◆ 躾(身を美しく)……恥の心 <Renewal> 高齢者や子供や障害者など……、 社会的な弱者に危害を加える近年の事件や……、 名の通った大企業の、不正ごまかし事件等を、 見たり聞いたりするにつけ、深いため息が出るのは、 私だけではないのではございませんでしょうか……。 人の心の原点の大切さを痛感するのでございます。 良い事だとか、悪い事だとか……という感覚を中心に、 教育が為されてきたように感じるのでございます。 ……これは大切な事であることは申すまでもありません。 悪い事はしてはいけないのであります……。 当たり前のことでもございまして、 子供たちはそのように指導されて参りました……。 大切なひとつの指導法でございます……。 ![]() ……しかし、何か抜けておりはしませんでしょうか? ![]() 良いとか……悪いとか……の感覚は、一般的に、 法や規律に照らしてどうか……という感覚でございますね。 また、 人は自分が嫌いな事を、悪いと判定しがちでございます。 法や規律の以前にある、倫理的な感覚は、 少し、横に置かれた感がございます。 私共は、 法治国家の日本に住む社会的存在でございますが……、 その前に当然、人として「個人」でもござまする。 自分の魂やアイデンティティーに、 起因した精神行動があって、 然るべきではございませんでしょうか? 何かの社会的な規範に照らした「良い悪い」の前に、 大切にしていきたいもの……それも重要なのでは……。 ……等と、考えるのでございます。 ![]() 日本には、古来よりそのようなものがございますようで、 「道」という言葉で現されているようでございます……。 「人の道に反する」など……と、使われております。 人道主義という言葉が使われる時は、 一般的なルールの枠を越えるようでございますね。 我が国に古来から伝わる、文化芸能関連には、 この「道」が大変多いのでございます。 剣道、柔道、武道、合気道、茶道、華道……など等。 ![]() そして、 最も身近で、実態的に私たちを磨いてくれた概念は、 「恥ずかしい」「恥を知る」というものでございました。 「恥を知る心」は身に美しいものとして、 「躾」られてきたように感じます。 ![]() 時折、テレビカメラの前に並んで、 よーいドンで頭を下げている会社幹部を見るにつけ、 ため息を禁じえないのは、私ひとりでございましょうか? 「申し訳ございません」という、全ての非を認めて、 反論が皆無という意味の言葉を、 「申し訳ございませんでした」と過去形で言って、 もう許されているかのような顔に見えるのでございます。 多分、 彼らの企業の決算書は、立派なものなんでございましょう。 そして、 それこそが唯一最高と思っている様な顔でもございます。 情けないこと……この上もございません。 ![]() 戦後……、 特に東京オリンピック以降の時代からの、 知識重点教育にも……欠点がありはしなかったかと、 深い溜め息をついている、今日この頃でございます。 我々世代の幼い頃は、 日本人としての倫理観を、 しっかりと育まれてきたように感じております。 明治生まれの祖父や祖母によく言われたのは……、 〇 ご先祖様に顔向けのできないことはするな。 〇 世間に顔向けのできない事はするな。 〇 人様から後ろ指を指されてはいけない。 等などでございました。 そして、結婚披露宴のご挨拶の定番は、 『品行方正 学力優秀』で、 必ず品行の方が先でございました……。 ![]() 弱い者いじめは、恥という概念、 「ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる」という戒め、 そんな中で、育ってきたように思うのでございます。 ロータリークラブの活動の指標に 「四つのテスト」というものがございますようですが、 このような感覚の原点に立ちたいとも思っております。 『四つのテスト』 ――― 言行はこれに照らしてから ――― 1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか 先ずは己の襟を正して参りたい……と、 改めて思う今日この頃でございます。 (-_-) 愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。 <m(__)m> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ![]() ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/20
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 彼岸花の季節(宗像・東郷の宝)お楽しみ下さい この季節、例年の楽しみ……彼岸花(曼珠沙華) (^-^) 我が家から歩いて10分程の水町川です。農業用水路で、 子供の頃はもう少し綺麗な小川で、水遊びをしていました。 大切な稲作水路なので今はきちんと整備されています。 ご存知のように、毎年この時節その岸を赤で彩ります。 今年は台風14号のせいで曇天続きですが、 じっくりと紹介させて頂きます。(^。^) 彼方の許斐山に向かって一直線 許斐へと 一直線の 花の帯 ![]() 誇らしげ あちらこちらに 花の束 ![]() ![]() 街並みと 稲田をバックに 曼殊沙華 ![]() 彼岸花 川面の風に ゆらゆらと ![]() ![]() ![]() 四塚に 向かって並ぶ 彼岸花 ![]() 曇天で 緑に映える 紅の冠 ![]() 豊作に 仲良く並ぶ 曼殊沙華 ![]() 向こうにも 仲間出来たね この秋は ![]() また来てね あしたは咲くよ 私たち ![]() 花言葉は 「情熱」 「独立」 「再会」 「あきらめ」 「悲しい思い出」 「想うはあなた一人」 「また会う日を楽しみに」……と、たくさん。 ![]() 毎年、人々の心に染み入る彼岸花…………。 紅い光に、先祖を敬う心が重なります。 今年も、変わらぬ見事な輝きを届けてくれました。(^。^) ![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/22
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 摩利支神社の藤の花 日曜日の午後晴れたので、強風の中を 我が家の近隣の神社に行きました。 ![]() 勝運の神 摩利支神社です。明治時代から咲き続けている 藤棚の撮影が目的でした。 ![]() 例年に比べて、花も葉もとても少なく、 強風にあおられて、花房が暴れまわるので、 厄介でした。(^_^;) ![]() 風の呼吸を計りながら撮ってきた数枚です。 季節感を味わって下さい。(^。^) ![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/12
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 建国記念の日に思う 「源さん、昨日は建国記念日でお休みでしたね。 ゆっくりされましたか?」 「ん?ワシは毎日が休みだからいつもゆっくりしとるわい」 「えっ?じゃー今は、例の造園の仕事は辞めたんですか? 知りませんでした……」 「うん、ちょっとあってな……。(^-^; ところで、昨日の2月11日は何の日か知っとるか?」 「えっ!……だから、建国記念日じゃないですか?」 「……正確に言ってみろ! (゜_゜)」 ![]() 「だから……『建国記念日』です!!」 「ふふふふっ……、正確には『建国記念の日』だ。 昔はこの日は『紀元節』として奉祝されてきた……。 戦後は廃止さたがな……。 ワシの親の代までは『紀元節』だった……。 今年は、皇紀2681年だ…………(-.-)」 「ああっ……、確かに『建国記念の日』だ。 源さんの言う通り、『の』が入ってるよ……」 「フン……、又、スマホか……。 それが無いと生きて行けんな。 お前たちの頭は空っぽやからな……( ̄д ̄)」 「…………(;一_一) 源さん、この『の』って何故ついてるんですか?」 「『建国記念日』といえば、世界各国が、それぞれに定めている 自分の国の建国を祝う祝日を指すわけだ……」 ![]() 「ええ、日本だってそうじゃないんですか?」 「あのな、国によって何をもって『建国』とするかは様々でな。 独立もあれば革命もある、憲法の発布、政府の樹立などが、 様々あるんだ……。中には、国家の独立に尽力した人の 誕生日だったり、政治体制の変革日であったりと色々なんだ」 「そうなんだ。……源さん、詳しいね……」 「お前たちと違って、頭で考え、覚えてるからな……( ̄ー ̄)」 「そう言えばアメリカでは、7月4日が『独立記念日』と呼ばれ、 花火が上がる等、国中で盛大にお祝いするのは知っています」 「中国の『国慶節』も知ってるだろう。10月1日から1週間の 連休となるんだ。10月1日が、1949年中華人民共和国の成立が 毛沢東によって宣言された日にあたる事に起因している。 その他にも、フランス、ドイツなど様々な国が色々な方法で、 建国をお祝いしているな……」 ![]() 「あのう、話を戻しますけど、日本は何故『建国記念の日』と、 『の』が入っているんでしょう……?」 「うん、その『の』が大切なんだ…………実はな。 『建国記念日』と『建国記念の日』では意味が違うんだぜ」 「だから……どう違うんですか?」 「もう……、お前の首の上に乗っているのは頭じゃないんか? 少しは考えてみろよ……。……もう……。(-.-) 『建国記念日』ってのは、先程から言ってるように、 世界の各国がそれぞれに定める自国の建国を祝う祝日を指す。 ……なっ!分かるな?」 「分かります。では、日本はなぜ2月11日が「建国記念の日」と されているんですか?何故『の』が付くんですか?」 「うん、そこなんだが……、日本の『建国記念の日』は、 日本書紀に由来しているというのは知ってるよな? 日本書紀に登場する初代天皇である神武天皇が即位した日が、 グレゴリオ暦に換算すると、2月11日にあたるとされている」 ![]() 「だから、源さんがさっき言ったように昔は『紀元節』として、 お祝いしてきていたんですよね……」 「うん、戦後は廃止されていたがな……、昭和40年頃に、 各国の様に建国記念日を制定しようという動きがでてきてな」 「……戦後、20年程経って、出てきたんですね……」 「そうだ……。『いつ』を建国記念日にするか。 つまり日本という国が成立したかを決めるにあたっては、 喧々諤々の議論がなされた。紀元節以外の案としては、 日本国憲法の施行日であったり、 サンフランシスコ講和条約の発効日であったり、 聖徳太子が十七条憲法を制定したとされる日などが、 候補に挙がってな……、大変な議論となったわけだよ」 「有識者を交えて、様々な議論がなされたんですね。 想像できますよ……(^-^)」 ![]() 「そこで……、最終的には『の』を入れることによって、 国家成立の日を確定して祝うのではなくて、 日本という国が興り、現在もあるという事柄をお祝いする日 としようと決まった訳だ。 1966年(昭和41年)にな……」 「なんだか、如何にも日本人らしい話でもありますね……」 「当時の首相は佐藤栄作さんだったが『建国記念の日』の制定時 このように述べられている。ちょっと待て、メモを見る。 『建国をしのび、国を愛し、国の発展を期するという、 国民等しく抱いているその感情を率直に認めて、 そしてこの日を定めようとするものであります』……とな」 「『の』の入らない『憲法記念日』は日本国憲法が施行された 5月3日ですね。『天皇誕生日』は今上天皇陛下の生誕日を、 お祝いする日ですね……。きちっとしている」 ![]() 「そうだな。一方『みどりの日』や『こどもの日』『海の日』、 『勤労感謝の日』……など、『の』の入る祝日は、 その事柄に思いを馳せてお祝いをしましょう、 という日として扱われているんだな……」 「源さん、祝日の名前に入る『の』は意外にも、 それなりの意味を持っているんですね。 これからは何気なく過ごす祝日ではなくて、 『の』を少し気にしてみることにしますよ……」 「ははははっ……、殊勝な事を……。 まっ、良い事だ。忘れないようにな……はははっ (^o^)」 ※ ネット記事をベースに脚色 ※ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/18
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ お陰様 と お互い様……麗しき大和 <Revival> 「石川君、優勝おめでとう!」 「……お陰様で……」 「過酷な練習……よく耐えたねぇ?」 「お互い様ですから……」 「しかし……頑張って、よくここまで来たよ……」 「ハイ…………お陰様で……」 「学業の傍らでの練習……、よく乗り越えたと思う……」 「ありがとうございます。……お互い様ですから……」 「今度はいよいよメジャー出場だね…………」 「ハイ、……お陰様で……」 「期待が大きいから……、プレッシャーが、かかるよねぇ」 「それは、お互い様ですから……」 「がんばってね。応援するから……」 「ありがとうございます……」 ![]() ----------------------- ◆ 「陰」や「互い」に、 「御」を付け「様」をつける日本人 ![]() ◆ 自分の力だけで勝ったのではない。 陰の力に助けられた。 ![]() ◆ 自分だけが苦しいのではない。 みんな苦しいのだ。 ![]() …………と、いう考え方……。 ・ 麗しきかな…………。(^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/27
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 日本の凄いところ<外国人の眼> <Revival> もう7~8年前の話ですが……、 『外国人に聞いた日本の凄い所ベスト6』 ってのがあったんですよ……。披露しましょう。(^。^) 1、治安が良い 良く言われますね。(^-^) ![]() 2、富士山 景観の美しさ 世界遺産に登録されてから 登山客の3割(10万人)が外国人 ![]() 3、温泉 外国人の人気NO.1 黒川温泉 日本人の人気NO.1 箱根温泉 ![]() 4、新幹線 50年間 乗客死者無し 発車前掃除7分 (このノウハウは輸出希望) ![]() 5、親切で礼儀正しい国民性 ![]() 6、回転寿司 食べ物が自動的に回ってくる。 都度都度に、食べる物の組み合わせが変わる。 ![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() =================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/20
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 自分が造った物に「銘」を入れる誇り <Renewal> プーンと匂ってくる墨の匂いで……、少年の僕でもその日が わかります。普段は滅多に無い匂いですから……。 そして……、そんな日はきっと沢山あった筈なんですが……、 小学三年生の時の夏休みの思い出が今でも鮮明です……。 ![]() 朝の10時頃……匂いは座敷からしてきました。 フスマを少し空けてそっと覗くと、じいちゃんが、 しずかに墨を磨っています。(ー_ー) ピンと張った麻の「甚平」を着ています。 じいちゃんは、この日にしかこの「甚平」を着ません……。 正座して……目をつむって……。 右ひざの横に置いた、硯の上を手がゆっくり行き来しています。 ![]() 前には、飯台が置いてありました。 指物職人のじいちゃんが何日もかけて作っていた飯台で……、 郵便局長の奥様から頼まれたというものです……。 あんまり大きなものじゃなくて、一人か二人で、 ご飯を食べる時の、ちゃぶ台です。 昨日まで、ニスの匂いをプンプンさせながら、 細工場の端っこで、乾かしてあったものです。 じっと見ていると、じいちゃんが飯台を裏に向けて、 左の膝の上に、端を乗せて……それから、筆をとりました。 たっぷりと墨を含んだ筆です。 左手で飯台の脚をしっかり持って、 じっと裏面を睨むようにしていた、じいちゃんが、 さらさらさらと書き始めました。 ![]() きっと、いつもと同じように、今日の日付と「銘」を、 入れているのです。 「銘」は「正作」で、じいちゃんの名前。 どんな小さな小物でも、じいちゃんは、自分で作った物には、 必ずこの儀式をします。……カメの蓋でも……。 いつもの優しい表情とは違う、キリッとした顔で……。 じいちゃんは、この、キリッとした顔を時々します。 作品が出来上がってニスを塗る直前に、 何度も何度もあっちこっちから、作品を眺めながら…… ……その時、こんな目をします……。 ……真剣な目。 ![]() 江戸時代の名工左甚五郎みたいで……かっこ良いです。 銘を入れたら、傍らにおいて墨が乾くのを待ちますが、 その時、必ずキセルに火をつけて、おいしそうに、 煙をゆったりと吐き出します。 この日も……そうです。 じいちゃんが、凄く偉く見える瞬間です。 この時は、ぜったい部屋に入って行けません。 厳しく止められているからだけでなくて、 いつもと違うじいちゃんがそこにいるからです。 じいちゃんは、亡くなるまで、職人の鑑って、 近所のおじさん達に言われていました。 じいちゃんみたいになりたいなって……当時思っていました。 この時のじいちゃんが、現在の私の年齢です。 自分が丹精込めて造ったものに誇りを持てる人間に、 少しは近づけているのでしょうか…………(^_^;) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ![]() ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/06
カテゴリ:和の心
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==================================== ※ 和活喜は6/29日から約一週間の予定で入院します。 2月に手術をしましたが、その連続で後半の手術です。 危険なものではありませんので他事乍らご安心下さい。 ブログもアップできませんので、過去のブログから抜粋し、 リバイバル、或いはリニューアルで予約アップ致します。 この様な事情ですので、皆様のブログへの訪問・応援が、 叶いません。どうかご理解下さい。 無事に退院しました暁には熱烈訪問させて頂きます。 以上、よろしくお願い申しあげます。 ==================================== ![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 感謝の言葉って気持ちの良いものですね <Revival> 正午のチャイムが鳴ったので、マウスを離して手を洗いに 行こうと思った次の瞬間……、部屋の入り口に若手が5人、 肩をぶつけ合う様にして入って来まして…………、 「昨日はご馳走様でした!」と 声を揃えて……ペコペコリ。 「いや、いやー。わざわざどうも……」 と……いつに無く照れてしまいました。(^_^;) ![]() 前夜、一人で住んでいる若手だけを集めて野菜鍋パーティを やったのですが……その折り、誘った連中です……。 普段、独り身なので野菜の摂取が不足しているだろうと、 よく気の付く女性がセットしてくれました。 「彼ら、コンビニの場所は知っていても、スーパーの場所を 知らないんですよ。絶対、生ものが不足しています……」 そして私ともう一人同僚が、資金源の大スポンサーとして 声をかけられた……というわけです。(^。^) 久しぶりに若い人と食事をし会話も弾んで楽しい時間でした。 ![]() それにしても、挨拶というのは気持ちの良いものです。 「ご馳走様でした!」 といわれて……少し照れてしまいましたが、 ……後々……清々しい思いに包まれて…… 昼食もおいしく感じましたよ…………。(^-^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/23
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 天皇陛下即位礼正殿の儀 10月22日、天皇家の神事に引き続き、 13時から即位礼正殿の儀が、厳かに執り行われました。 私は、テレビに釘付けです。 即位礼は、 日本の天皇が皇位を継承したことを国の内外に宣下する、 一連の国事行為たる儀式で、最高の皇室儀礼です。 中心儀式の即位礼正殿の儀は、 諸外国における戴冠式、即位式にあたるといわれています。 定刻が近づくと参列される皇族方や、三権の長が、刻々と 皇居宮殿の正殿松の間に設えられた、 天皇と皇后が昇られる高御座と御帳台の前に、 集結されました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 定刻に天皇皇后両陛下お出まし迄、皆さま待機の姿勢です。 ![]() ![]() ![]() 参列者は約2000人、海外からは180ヶ国の要人が お出で頂いたとのことです。 ![]() ![]() ![]() そして、いよいよ天皇皇后両陛下のご登場です。 私もテレビの前で緊張しました。 ![]() ![]() 天皇陛下が即位を内外に宣言するおことばを述べられました。 「…………国民の幸せと世界の平和を常に願い、 国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、 日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを 果たすことを誓います。 国民の叡智とたゆみない努力によって、 我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、 人類の福祉と繁栄に寄与することを 切に希望いたします」と述べられました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 思わず正座致しました。 安倍内閣総理大臣の寿詞 ![]() ![]() ![]() 続いて万歳三唱 しっかり唱和いたしました。 ![]() 21発の礼砲が響き渡りました。 ![]() 終始厳かで、世界中が注目した感動的な儀式でした。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ![]() ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/08/26
カテゴリ:和の心
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![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ^-^◆ 美しき国・美しき日本人の心 <就職試験前の工業高校生に卓話を頼まれて> <Revival> 「日本良い国」という思いを我々自身の胸に抱き、 それを次の世代に伝えていく事が出来るか……。 これが現代に生きている私たちに問われている 大切な事だと思います。 では、ここで、ひとつの逸話を読み上げたいと思います。 良い話なので、どうか、聞いて下さい。 ![]() 「稲むらの火」という話です。 『江戸末期、和歌山県の広村というところに、濱口梧陵という 庄屋さんがいらっしゃいました。 ある日、大きな地震が起きました。驚きながら海に目をやると 潮がさーっと引いて行って真っ黒い砂が現れるのが見えます。 濱口さんは「これは大きな津波が来る。村人を避難させなけ ればならない」と考えました。 しかし、時間に余裕はありません。 そこで、自分の稲むら、つまり刈り取った稲を積み上げていた ものに火を付けて、村人たちが登ってくるための目印にしよう としたのです。そして一年分の食糧に火を付けました。 村人たちはその火を見て「ああ、庄屋さんの家が火事だ」と 思い、どんどん駆けつけてきます。その後に大きな津波が やってきて、村人たちは助かったという話です。 ![]() これは、実話ですが明治になってから、この話を聞いた ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、 ”A Living God”(生き神様)という題で、全世界にこの 話を紹介しました。ですから、多くの国の人たちが知って います。濱口梧陵さんには三人の子供さんがいらっしゃいま した。一番下のお子さんは学者で濱口担さんといいます。 その濱口先生が1903年、明治36年にロンドンの ジャパン・ソサエティで講演をされました。 講演の内容は日本の女性史でした。その勉強会には沢山の ロンドンの女性たちが集まり、そして濱口さんの話を聞いた後 質問時間になりました。たくさんの質問を受けた後、最後に 妙齢の婦人がひとり手を挙げました。 「濱口さん、今日のお話と違う質問でもいいでしょうか。 私は濱口という名に大変強い印象をもっております。 なぜならば、あの”稲むらの火”の主人公が濱口だからです。 あなたと”稲むらの火”の英雄の濱口とは同じ名前だけれども 関係がありますか。失礼な質問だったらお許しください」 そのときのことを濱口担先生は手記に書いておられます。 まさか自分の父親の話を、遠くロンドンで聞くとは思わな かった。言葉に詰まってしまって、目からポタポタと涙が落ち るのを止められなかった、と。その様子を見て、司会者が 「どうしたのですか?」と尋ねます。濱口先生はようやくの ことで、「いや、それは私の父親です」と答えたのです。 そう言った途端に一瞬会場はしーんとなって、そのあと全員が 立ち上がってスタンディングオベーションになったのです』 ![]() どうですか?みなさん、現在の様に簡単にヨーロッパに行ける 時代ではありません。先生がロンドンに行かれた1903年と いえば、八幡製鉄所の高炉記念公園の溶鉱炉に大きく、 1901年と掲げてありますがあの二年後という事になります。 日本の鉄鋼業の夜明けの時期です。 また、庄屋さんとはいっても、日本の小さな村の庄屋さんです。 まさか、ロンドンで父親の名を聞こうなんて、誰も予想できませ んよね。海外の人々にも心に残る話であったからこそ……と いえるでしょう。 ![]() 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 ![]() ![]() ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ このブログでよく読まれている記事
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