デュアル生活２０年、法人歴４9期　吉祥研究会　岩崎喜久美

「ちらし寿司、食べたい～」

愛しのダーリンからメール。

疲れたときって、「酢と甘み」が食べたくなるよね。

選挙の応援で普段のお仕事プラスの忙しさ。
ややばて気味のダーリン。
富山県も、大変なんですよ。
しがらみ多い、田舎ですから。。。

地域利益だけじゃなくて
日本国がよくなるためにがんばるぞ。とうちの旦那様。
男だね(*^_^*)
美味しいちらし創るからね～

材料　　　ちらしの具という感覚でご用意を
　　　　　寿司飯の量によって、分量は変わります。
　　　　　今回は、二人分２合の食べきり分量　

松茸　一本
いきなりかよ～
中国産で形のいいものででますから。
一本５００円くらいです。
石突を包丁でこそぎ、全体のほこりをふきんで拭く。
少し、切れ目を入れて、一口大に手で裂く

ごぼう半本
レンコンのいいのが無かったから。代用。
シャキシャキ感がほしい。
やや細かめのささがき。酢水にさらした後、水でさっとすすぐ。

松茸とごぼうを甘辛に炊く。出来るよね？
シャキシャキ感残すように煮すぎないで。
汁の中で漬け込んで、冷ます。
煮物の味は冷めていく行程でしみ込みます。

茗荷４個
千切りにして、塩もみ。しんなりしたら、
水でさっとすすぎ固く絞る。

大葉１０枚
手のひらで「ぱん！」って叩いてから千切り。
香りがたちます。

さやえんどう一掴み
筋を取り、軽く塩茹で。
水にとって、色止めして、飾り用を残し、千切り。

錦糸たまご卵２個
かたくりをちょっと入れるとやぶれにくいです。
甘目が美味しいね。

シャリ
これが大切。
ぽけた味の寿司飯はちらしには合いませんよ～
しっかり、味をつけます。
シャリは、寿司屋用語。
仏様のお骨。仏舎利からきています。

しゃりは、水を少なめに炊く。

合わせ酢の分量
酢　　大さじ８杯　
砂糖　大さじ３杯
塩　　小さじ２分の１

鍋にこれらを熱します。
炊き上がったご飯に合わせます。

シャリ合わせの極意
やっぱ木性の桶ほしいですね。余分な水分を取ってくれますから。
合わせやすいし。。。大き目のがいいね。

ご飯の上に、熱い合わせ酢かけます。むせないようにネ(笑)
同じく、木性のしゃもじでご飯を斜めに切るようにします。

ざっくり、合わせたら、小山にしてふきんをかけてしばらく置く
これがポイントです。ここでじんわり味がしみます。

しばらくしたら、シャリ合わせをします。
丁寧にさっくり。酢が満遍なく広がるように。
錦糸玉子と大葉以外の、上記の材料を合わせます。
あくまで、さっくり。
これが今回の下地です。

器に盛り上げたら、生魚トッピングしましょう。
今日は、「しま鯵とつぶ貝」が手に入りました。

わさびと、昆布醤油を合わせたものに、
さっと、くぐらせますよ。

筋子が安売りしてたから、これもトッピング。

筋子のはずし方
ざるの中で転がすんです。水を使って洗うの。
ぱらぱらになったら、酒をかける。
で、さっきの合わせ醤油にくぐらせて、汁きり。

錦糸玉子、さやえんどう、大葉を飾って。
はい！出来上がり♪

しま鯵、脂がのっていて美味しかった～
つぶ貝、こりこり！
富山県に来てよかった！
錦糸玉子のふわふわ甘さがほっとする。
茗荷のかおりが口中に広がって、
ごぼうと松茸の歯ごたえもｇｏｏ！
しゃり、旨い☆☆☆
あっという間に、旦那様完食！(^^♪

この器は、九谷です。
洗っていたら裏に注意書き。
「この器は、観賞用の飾り皿で、食器用ではありません」
だって。
えっっっっ。
加藤唐九郎さんも、「使ってこそ器」って言ってたぞぉぉぉぉ。