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カテゴリ:ソラ
ここ数日、綴っておきたいコトはあったけど、なかなか綴れずにいた。
ようやくコトバに出来そうになったよ。 デモ、内容が内容なだけに、とても重たいコトバたちになると想う。 そんなコトバは見たくない!という方はココから下は読まないでくださいネ。 土曜日、今までで一番といってもいいくらい、たくさんの飛行機雲を見た。 お家から空を眺めたとき。 家を出て空を眺めたとき。 会社の前で空を眺めたとき。 会社を出て空を眺めたとき。 いつ見ても、空には飛行機雲があった。 まるで、空高く昇る手助けをしているかのように…。 ................................................................. 金曜日の夜、1通のメールが届いた。 とても悲しくて、とても悔しいキモチになるようなメール。 出来るコトなら、受け取りたくなかった…。 5年間、共に働いてきた仲間の訃報。 あたしよりまだ若い32歳の男性。 癌でした…。 最初に見つかったのは一昨年の夏の終わり。 余命半年という宣告を受けたのだけど、 手術で取り除いて、体力が回復した半年後、仕事に復帰した。 半年どころか1年経ったよ!良かったねー。 そう言っていた矢先、転移が判明…緊急入院。 10日後に手術を控えた彼に、あたしは何て声をかけたらいいかわからず… 手術が終わって落ち着いたら、連絡してもらうことに。 1ヵ月後、電話越しに聞く彼の声はとても明るく、病気になる前の彼と変わらなかった。 手術が成功したと想って、「良かったね」と声をかけたら… 実は手術をしないで退院してきたんです。ととても明るい声でそう言ってきた。 手術をしても、単なる延命措置にしかならないと医者に告げられ、 自宅で穏やかに過ごすことを選択したようです。 辛かった…。 仕事中だったけど、あふれ出る涙を我慢できずに、トイレに駆け込んで声を出して泣いた。 その彼の訃報。 いつかはそのトキが訪れてしまうと覚悟はできていたけれど 来てもらいたくないとずっと想ってた。 最後に彼と話したとき、また一緒に仕事しようって言ってたから。 教える仕事が好きな彼は、元気になって復帰したいと言い、 あたしは、彼が戻ってきてくれるのを子ども達と一緒に待つと言ってた。 ふたりの願い、叶わなかった…。 昨日、告別式に参列してきました。 今にも動き出しそうで、今にも声をかけてくれそうなくらい とてもステキな笑顔のご遺影でした。 彼のステキな笑顔は、これからもあたしの中で生き続けることでしょう。 私信 1年半にわたる闘病生活、お疲れ様でした。 病気のこと、再発後のアナタの選択のこと。 もうみんなに話してもいいよね? 子ども達には何て言おう…。 みんな、アナタのことが好きだったから、どうして来ないの?って聞いてくるのよ。 今までは、違う教室で教えてるよって言ってたけど… きっと、これからも子どもたちに教え続けるだろうし、同じでいいよね? 最後の最後まで、頼りないダメな上司でゴメンネ。 もうこれ以上、迷惑かけないから…。 今までアリガトウ。 安らかにお眠りください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
以外とこの病気ってのは身近な存在でもあるし
カレの病気から来る周りに対す配慮とか、自分自身の身のおきかたとか・・・・ 簡単に意志云々よりももっと奥深く感じてくれればそれなりに良いと思うので ある程度詳しく話す事もまた良いと思います! 子供達がどういう風に捕らえるか多少不安はありますが・・・・・ それぞれに考えてもらえると思いますので 報告的に難しくなってしまうかなぁ? なにより、私には多分カレと同じようには出来ないと思います! かなり色々な面で強い人間だったのでしょうと推測しますが・・・ (January 22, 2008 11:07:58 PM)
実はね。私も似たような経験があるんです。ブログ始めたばかりの頃、書いたことあったけど。同僚で4つ年下だったんだけど、2年近くの闘病の末に。
泣きました、本当に。私以上に本人は悔しかったと思うけど。 でも、最後に会った日以外は、彼も本当に元気に振舞っていました。 一時は家族以上に一緒にいる時間があったような人だったんでね。当時は、若い人間が私と2人だけだったので、兄弟みたいな感じもあったのかな? 顔を見たけど、苦しかったと思うけど、笑っているようでした。 亡くなった方は、きっと、辛く悲しく、そして悔しかったと思いますが、その分もaiさん頑張って、子供達を立派な大人に成長させてください! って、私っぽくないコメ?(^^;) 長々とすんませんでした。 (January 22, 2008 11:44:08 PM)
彼はきっと1年半の闘病生活の苦しい中で現実と向き合ったのだと思います。
正直なんと声をかけてあげてよいか分からないですが、逃げないで今に向き合うことを大切にしたいと思いました。 (January 22, 2008 11:50:57 PM)
読ませて頂いて涙が溢れてきました。
私には7歳年上の従兄弟がいるんですが、31歳の時に事故で亡くなってしましました。身近な人の死、受け止めるのに時間がかかると思います。どうしようもない気持ちと悔しい気持ち・・・でも彼は天国から子供達を教え続けてくれると思います♪心からご冥福をお祈り申し上げます。 (January 23, 2008 03:49:35 PM)
若くして癌とは..宿命と言う言葉しか思い当らないです..
死ななくても良い人が死に、いなくなっても良いと思う人間は、のさばっている世の中で この方は惜しい人だと思いますよ。 (January 23, 2008 06:42:09 PM)
彼のぶんもがんばろうね♪
(January 23, 2008 09:05:35 PM)
ホント強い人でした。
あたしだったら…って何度想ったコトか。 仲間や子どもたちに言わなかったのは、彼に頼まれたわけではなく、あたしが勝手にやったコト。 なんとなく、彼がそうするコトを望んでいたような気がしたから…。 (January 23, 2008 10:32:30 PM)
kantouteiouサンも似たような経験をされているのですね。
きっとあたしより何倍も辛かったコトでしょう…。 残念ながら、あたしは『直属の上司』以外のナニモノでもなかったから…ね。 (January 23, 2008 10:35:53 PM)
今を生きたのでしょうね。
とても精一杯。 現実と向き合うコトは、簡単なようで難しいデス。 それをやってのける彼は、ホント強い人間だったんだなぁって。 改めてそう感じました。 (January 23, 2008 10:37:41 PM)
こんな拙いコトバを読んで涙を流してくれてありがとう。
病気も辛いケド、事故の方がもっと辛い気がします。 だって突然だもの。 ちゃんとお別れも出来ないわけだし…ね。 彼は彼の世界で、あたしはあたしの世界で、これからも子どもたちに教えていけたらいいな。 (January 23, 2008 10:40:38 PM)
いなくなってもいい人間なんてひとりもいないと思います。
どんな人でも、その人がいなくなると悲しむ人がひとりくらいはいるはず。 たとえたくさんの人に恨まれていたとしても、愛してくれる人がひとりいたら、生きていなくちゃ。 あたしはそう想ってしまいます…。 (January 23, 2008 10:45:12 PM)
記事読んでたら、「千の風になって」の歌詞を思い出してしまいました(ToT)
わずか32年の生涯だったんですね・・・ きっともっと生きたかったことでしょう。 やりたいこともあったでしょう・・・ はなしたいこともいっぱいいっぱいあったでしょう・・・ 謹んでご冥福をお祈りします m(__)m (January 24, 2008 12:40:30 AM)
彼の強さ 優しさ 生き方を
子供達にもゆっくり教えてあげれれば いいですね。 昨日コメントを書き込みしようとしたら サーバーパンクで無理でして、 昼間携帯から書き込みしようとしたら エラーでした。 やっと書けた。 aiさん 元気出してな!!! (January 24, 2008 12:41:52 AM)
*ai*さん
>いなくなってもいい人間なんてひとりもいないと思います。 >どんな人でも、その人がいなくなると悲しむ人がひとりくらいはいるはず。 >たとえたくさんの人に恨まれていたとしても、愛してくれる人がひとりいたら、生きていなくちゃ。 >あたしはそう想ってしまいます…。 ----- 性格の穏やかな方ですね、実際に言われてみれば そうだな要らない人間なんていない.. 誰か一人くらい悲しむ人がいる..当たり前の事と思います。 考えを改めないと、いけないなと思いますよ。 (January 24, 2008 06:46:45 PM)
千の風になって…
あたしも先週末からずっとアタマの中で流れています。 優しい風になってますよね。きっと。 そうであると願いたい…。 (January 24, 2008 09:39:55 PM)
穏やかなのかな?
違う気もするケド…。 きっと、辛いコト、悲しいコト、苦しいコトが嫌いなだけかもしれないデス。 なんとなく、そんな気がします。 (January 24, 2008 09:42:46 PM) |