あたまのなか

あすかの最近のお気に入りの本は『ハネムーン』吉本ばなな著。
毎日、寝る前にパラパラめくって喜んでます。

この本は、絵本ではありません。若干重い暗い内容も含む、大人が読む本です。
でも、中にたくさん絵があります。
その多くは、犬。それから、泣いてる子供、富士山、イルカ、赤、青・・・オバケ

パラパラめくって、絵のページを見つけると「あ！あった！！」「これナニ？」

赤い絵のページでは「これナニ？」と聞かれるたびに「red（発音はデタラメ）、赤」と言うと、大喜びで、同じくデタラメの発音で「ルるれ～っっど（超巻き舌）！」連発。
青い絵のページでは「blue（もちろん発音はデタラメ）、青」というけど、ブルーは言いたがらなくて、「あ～おぅ！！」と大喜び。
そのうち、赤のページで「あぁお～～（めちゃくちゃ嬉しそう）！！」と言ったりする。

富士山の絵のページでは「ふじさん」を連発しようとしてるのだけど、どうしても「おじさん」と聞こえて(^m^)プププププ。

泣いてる子の絵では「え、え、え、え・・・(悲しそうな顔で泣きまね）」
私が勝手に「オバケ」と呼んでる絵では「お～ばちぇ～」

そんなあすか、見てて面白いです。

しかし、この本、主人公の旦那の両親が、悪魔を崇拝するようなヤバイ宗教やってて、気味が悪い場面もあるし、最愛の家族の死を乗り越える場面は、あまりに重くつらそうで、あまり、子供ウケする内容の本とは思えません。

まぁ、そんな場面があっても、主人公とその旦那の絆の強さや、困難を二人で乗り越えていく姿が、ぎこちないけどまっすぐで、未来に続いていく物語なんで、いつか、あすかにも、絵だけでなく本文も楽しんでもらえる日が来たら良いのになぁ、なんて思ったりしてます。

あすかが愛読してるので、カバーはとっくの昔に紛失し、ページも折れて、ボロボロの本ですが、ずっと置いておいて、いつか、大きくなったあすかにプレゼントしたい。