「ちょちょら」 by 畠中 恵
『兄上、なぜ死んでしまったのですか?千穂殿、いま何処に?胸に思いを秘め、困窮する多々良木藩の留守居役を拝命した新之介。だがー、金子に伝手に口八丁、新参者には、すべてが足りない!そして訪れた運命の日。新之介に、多々良木藩に、明日はくるか。』 畠中さんの「しゃばけ」シリーズは大好きなのですが、 他の作品はあまり面白く感じません(・。・; 今回も新聞掲載時にあまり面白くないと途中で読むのを止めてしまった作品です。 気を取り直してもう一度と読んでみました。 前半はかなり退屈。 また止めそうになった; 徐々に面白くなっては行きましたが、江戸留守居役の仕事内容の説明に大半を割いていて、肝心の人物像に肉薄していないので、主人公にシンクロ出来ないまま終わりました。 残念! |