|
カテゴリ:コラム
『アメトーーク!』“好感度低い芸人”好評も……ペニオク芸人・ピース綾部の出演に「ギリギリアウト」の声- 日刊サイゾー(2013年11月15日22時00分)の続き
ここからは、コラムとして嫌われキャラについて書いてみたいと思います。 (昔、ネットで同様の事を書いてはいたのだが)ここまで叩かれているとなると、嫌われキャラは、必要なのかとは思う方もいらっしゃると思いますが、昔、見た雑誌『日経エンタテイメント』に掲載されていた嫌いな女子アナランキングのコメントには、「あらかじめ言っておくが、嫌いだからと言って、本当に嫌われている訳ではない。本当に嫌われている人は、嫌いとすら言われない」という文章が書かれてありました。 そもそも、彼らは嫌われていると言っても、あくまで漫画の悪役、プロレスのヒール役レベルであって、本当に嫌われている訳ではないのです。 じゃあ、本当に嫌われている人達はどうなるのかと言うと、警察沙汰になる様なレベルはもちろん、そうでなくても、洒落にならない程深刻な不祥事を起こさない限りは、無関心、つまり全く関心を持たないのですよ。 つまり、嫌われているということは、欠点とは言え目立っており、それが世間から注目されているという証なのですよ。 そもそも、嫌われるタイプには、幾つかのタイプがあるのです。 ※該当例は、あくまで管理人の主観です。時代の流れと共に、変わる事もあるかと思われますが、ご了承願います。敬称略。 汚れ型 容姿が悪く、下品な芸風から、世間、特に若い女性に嫌われやすいが、芸に対するプロ意識の高さから、同業者やお笑いマニアからは、絶大な支持を受けており、ネットでも叩かれにくい。 男性に多く、いじられキャラ、リアクション芸人、ヘタレキャラによく見られる。「抱かれたくない男」「嫌いな男」ランキング常連は、まさにこの型。 該当例 出川哲朗、月亭方正(旧:山崎邦正)、江頭2:50、狩野英孝 キャラクター型 毒舌家、ぶりっこ、ナルシスト等、本人のキャラクターが強烈に濃い為、根強いファンを多く持つ一方、徹底的に嫌う者も非常に多く、好き嫌いがはっきりと分かれやすいタイプ。 お騒がせ型と複合する事も。アイドル・芸人から大御所まで幅広く、嫌われキャラの中では、最も多い型で、ネットでも叩かれやすい。 該当例 みのもんた、和田アキ子、芹那、井上裕介(NON STYLE) お騒がせ型 キャラクター型と似ているが、こちらは自身の言動が元で、騒動を引き起こし、時にワイドショーを賑わせるタイプ。奔放な言動や低俗な振る舞いから、批判されやすい反面、実力やカリスマ性はある為、羨望の的となる事も多い。ネットでは叩かれやすい。キャラクター型と複合する事も。 芸能人に限らず、評論家、政治家、文化人にもよく見られる。好色家、毒舌家、放蕩な人に多い。 該当例 石田純一、沢尻エリカ、デヴィ・スカルノ(デヴィ夫人)、陣内智則 妬み型 世間からの好感度が高く、特に深刻な不祥事も起こさないが、好感度の高さが原因で、一部の人から批判・嫉妬されてしまうタイプ。アイドル、若手女優、アナウンサーなど、若くて綺麗な女性に多いが、近年では男性もいる。 該当例 AKB48、剛力彩芽、上戸彩、高島彩、木村拓哉(SMAP) 気取り型 近年、急増している型。本業の傍ら、映画監督、音楽家、エッセイスト等の活動をしている芸人に多い。世間からは「文化人気取り」と批判されるものの、作品自体はそれなりに注目を集めている場合もある。 該当例 島田紳助、品川祐(品川庄司)、西野亮廣(キングコング) 悪役型 汚れ型と似ているが、こちらは共演者に悪態をつく等、問題ある言動が目立つタイプ。とは言え、これらはあくまで偽悪的なものであり、実際の性格はそれほど悪くない。あくまで漫画の悪役、プロレスのヒール役の様なものである。バッシングも極めて多いが、一部の人からは「かえって潔い」「良い子ぶらない分、清々しい」等と支持する者が多い。 該当例 鈴木拓(ドランクドラゴン)、村本大輔(ウーマンラッシュアワー) 以上の様に、嫌われているからと言って、完全に嫌われているという訳ではなく、一部の人からは支持を受けているのですよ。 そもそも、「批判や悪口を言われたくない」「世間からバッシングされたくない」「嫌われるくらいなら、何も言われない方がマシ」という人は、芸能人には向いていない。人の好みが千差万別である以上、全ての人に好かれる事は不可能だからです。 それなら、芸能人にならなければ良いのかと言われると、そうでもなく、政治家や評論家も問題ある言動をすれば世間から叩かれるし、一般人であっても、対人関係やネット上でも、相手に不快・迷惑をかける言動を取れば、批判されてしまいます。つまり、私達は批判からは、ほぼ完全には避けられないのです。そんな批判にすら耐えられない人は、誰とも関わらず、ネットでの情報発信・交流も一切せず、1人きりでひっそりと生活して、一生を終えるしかないでしょう。 あと、昔、「嫌われキャラは必要か」という私からの問いに対して、「そもそも嫌われ役というのは、漫画の悪役の様なものであって、彼らがいるからこそ場が盛り上がる。もし嫌われ役がいなくなったら、かえって番組はつまらないものになる」と語っており、決して不要ではないという意見もありました。あくまで悪役であって、悪人ではないのですよ。 つまり、嫌われていても、存在価値はあるのですよ。 だからと言って、嫌いと思うのは仕方ないとはいえ、悪口や批判も度が過ぎると、誹謗中傷となるので、止めた方が良いですよ。彼らだって人間なんですから。 ちなみに、私は公の場に出ることは無理。たとえこのブログ、いやそれ以外の出来事がきっかけで有名になっても、顔出しはもちろん、公の場に出るは極力避けよう。バッシングはもちろん、被害妄想が激しいし、口頭でのコミュニケーションが取れない(突発的に変な言葉を言う、思っている事と違う言葉を言うetc)、ゴシップを流されたくない、というのもありますからね。嫌われるくらいなら、無関心の方がマシだ。芸能人には、向いてないですね。 追記(2014年3月21日) ちょっと、嫌われる型を始め、該当例の芸能人、文章を変更しました。 追記(2014年12月27日) 更に、追記。今まで型が決まらず、モヤモヤしていた人も、新しい型に追記しました。もう今後は、時代の流れが変わっても、追記しないでおこう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.26 16:15:20
コメント(0) | コメントを書く
[コラム] カテゴリの最新記事
|
|