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カテゴリ:コラム
今回は、強みについて話したいと思います。
私は、今、文章や物語を書く仕事をしているが、実を言うと、幼少時の私は作文が苦手だった。日常の出来事、自分が感じた事を書く事が苦手で、何をどう書けば良いのか分からなかったからだ。 しかし、高校時代になって、現代文で作者の随筆を読む授業があり、筆者が自分の考えを述べる事に関心を持った私は、「自分も、自分の考えを書けるようになりたい!」と思った。 そして、大学時代は自分の文章力向上の為に、ブログを始めた。当時は現在の様に、ほぼ毎日更新するような事は無かったし、来客数やコメントも少なかったが、それでも文章を書く事自体は楽しかった。また、文章力を上げる為の本も読んでいた。大学でレポートや論文を書く事も、ほとんど苦痛ではなかった。 そんなおかげで、私の文章力は向上し、僅かながらではあるが、文章を書く仕事で給料も稼げるようになった。 「自分には、何の取柄もない」と思っている、そこの貴方。取柄が無いなら、作れば良い! 何も才能がいる訳ではない。「これをやりたい!」という思いがあって、そこから極めていけば、きっと人並みには良くなる。もし、それでも上手くいかないなら、基礎からやり直してほしい。上手くいかない原因というものは、大抵基礎や土台が出来ていなかったり、常識(ここでいう常識とは、知識に限らず共通感覚も含む)が無かったりする事が多いからだ。 もちろん、更に上を目指そうと思うと、才能が物を言うが、ある程度努力をすれば、誰でも人並みには、少なくともやる前より幾らかは上手くこなせるもので、少なくとも最初の頃より下手になる事はない(もし、そんな人がいたら、努力の仕方や方向を間違っているか、加齢や疲れ、ストレスによる能力低下を疑った方が良い)。また、一部において出来ない分野があっても(実際、私もスポーツは人並み以下だった…)他の分野で頑張るという手段もある。少なくとも、全てにおいてダメな人間はいないのだ(もし、そんな人がいたら、病院等でカウンセリングを受けてほしい。こういう人は、何らかの病気や障害、トラウマを抱えている可能性があるからだ)。 私の職場の社長も、「『才能が無い』というのは、あくまでその道でトップに立つ事が出来ないだけ。才能が無い人でも、その道で食べていく事は出来る」と言っていた。 大丈夫、君はそこまでダメな人間じゃないよ。
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最終更新日
2018.03.25 18:26:20
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