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奇改屋のチラ裏雑記

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2019年10月27日
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カテゴリ:映画鑑賞



何しろ、松岡茉優の演技と音楽が素晴らしかった。
原作は、文章から音楽が聞こえてくるとまで言われた、
第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作。
joker、楽園と続けて重い作品を観た後のせいか、
鑑賞後清々しい気分になった。
音的には、松坂桃李演ずる凡庸の高島明石が奏でる。
生活者の音楽 「あめゆじゅとてちてけんじゃ」は、
心に響いた。 宮沢賢治は大嫌いだが、とても美しかった。
熱に浮かされた妹が
『雨雪を取って来てちょうだい(あめゆじゅとてちてけんじゃ)』
と賢治に頼んで、賢治は妹のことを想いながら
雪のみぞれを集めに行く。なんて切ないのだ。

凡庸の高島明石が、凡人の我々を救ってくれる。
奨励賞・菱沼賞を受賞は、視聴者に喜びを与えただろう。
小説内作品「春と修羅」を書いた架空の作曲家。
菱沼忠明が特別に賞を与えたということ。
凡人は努力する機会があたえられることを、
思召しだと思うべきなんだろう。

映画「四月は君の嘘」もこんな風に作れていたら、
よかったのに。

映画『蜜蜂と遠雷』良い映画でした。




蜜蜂と遠雷 1 / 皇なつき 【コミック】





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最終更新日  2019年10月27日 18時26分17秒
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