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奇改屋のチラ裏雑記

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2020年02月01日
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カテゴリ:映画鑑賞




本拠地というか、ヤサというか、
商品の倉庫兼、店舗兼、寝床は、
富士山のよく見えるとこにあった。
ほとんどが、安いチラシを打って催す、
訳あり品市という名目で、骨董品みたいな物を売っていた。
茶碗、掛け軸、絵画、剥製、家具、宝石、
オレも親父も知識は無いし、美術年鑑を見ながら、
適当に儲からない商売をしていた。
買い付けは、何故か富山が多かった。
地方を回りながら、、地方といっても東京、神奈川、埼玉だけど。
そんな2色刷りの安っぽいチラシに誘われ地元の地主が来る。
そこから個人的な付き合いが始まったりするのだけれど、
上手くいったためしはなかった。。
地主さんの家で通された居間は、宴会場の様な広さだった。
ヤクザ屋さんの家には、お相撲さんとの写真がたくさん飾ってあった。
北陸の地主のオバさんは、「あたしは、サラリーマンが大嫌い」と、
内定が決まった大学4年のオレにそう言い放った。
元締めのタカハシさんが16号線沿いのパチンコ屋で死んだり、
島根の翡翠屋の商品が盗まれたり、
コミックの様なバタバタが日常だった。
コレは事実であり、嘘八百屋長だらけの世界だった。
親父と底辺を彷徨いながらも、金持ちと接触したり。。
40代半ばの親父は、何を考えていたんだろう。
あの先の見えない時代に。
ただ商売が好きなことはよく分かった。センス無かったけど。

嘘八百 京町ロワイヤル を観て思い出した。
箱書がどうとか、銘がどうとかやってたなあ。
映画と同じで、親父の周りは胡散臭くて、
金のないヤツばかりだった。。
裏切りや、騙し討ちは日常で、油断も隙もありゃしない。
贋作の卸屋は知ってたが、贋作者は知らなかったけど、
あの漫画みたいな世界にはこんな話もありそうだと、
ホント懐かしみながら楽しく観させてもらいました。



嘘八百 [ 中井貴一 ]

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最終更新日  2020年02月03日 14時16分36秒
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