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あいりんわーるど

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2019.04.24
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そう、君と出会ったのは10年も前。

その頃私たちは15歳。

まだ付きあうって意味よく理解してなかった気がする。

レイとは3年程付き合った。

すごく大好きで、でも彼はいなくなった。





「ねぇ、今日パーティーあるから来てよ!」

こんなことを言ってるのは私の親友のしぃだった。

「いいけど~?」

行く気なんてなかったけど、まぁ、なんとなく行ってみることにした。




到着するとそこには12人程集まっていた。

男と女半々くらい。



たぶん合コンみたいなものなんだろうな。

まぁ、こんなもんか。


到着しても尚気が向かなかった私は会場の端のほうにいた。



「りん、やっぱだめだった~?いい人いる~?」

しぃは相変わらずだ。

「全然。」

そう言いながらあたりを見渡した。

「ねぇ、あれって…?あの人…!あの人と話してみたい」

私が指を指したのは元カレに似ていた人だった。

後ろ姿しか見えなかったけれど何故か似ていた。

雰囲気だろうか。



私はすごく惹かれたが自分から行く勇気が出ず、彼を見つめていた。

その時、彼と目が合い彼が近づいてきた。

目の前に来た彼は

「初めまして。」

そういった。

だから私は、あぁ、勘違いか、彼がここにいるはずがない。

ーだって、彼はもういないのだからー

「あ、始めまして!」

私はなるべく笑顔で返事をした。

「何か飲む?」

彼は私に向かって笑顔でそう話しかけた。

「うん、ありがとう。でも、私お酒飲めないの。だから、」

ジュースを欲しいって言おうとしたけど、なんだかこの場でジュースっていうのが恥ずかしくてやめようとしたら

「アップルジュースでいい?」

と彼がいってきた。



なんで?

いつかもこんな会話を誰かとした気がする。

何故だろう…



「あ、うん。それがいいな。」

私がそういうと彼はジュースを持ってきてくれた。

そして彼は私の隣に座った。



それを見たしぃは私に小声で

「なんかよさそうだから、あっち行ってるね。あとで話聞かせてよね。」

といい去っていった。



また気を利かせてー。

ほんとしぃは私の気持の察知が早いことで…。



「あの子とは仲いいの?」

「うん、もう結構長い付き合いだよ。」

「そっかぁ。りんちゃんって、俺とどこかであった?」



…。

やっぱり、そうなのか…。

元カレなのか…。

でもだとするならその質問逆に失礼すぎる!

なにそれ。

お前のことなんてどうでもいいですよってか?

そりゃそうだよね…

なんか嫌われてそうな気がしたもん…

仕方ない…。



「うーん、どうだろう?わからないかなぁ。」

…。

むかつくとはいえ少しは素直に私も答えればいいものを…。

なぜこうひねくれた回答しかできないんだろ、私って…。



「そっかぁ。りんちゃん、俺漫画好きなんだけど、りんちゃんはどんな漫画好き?」

彼は機嫌を悪くするどころか笑顔で話している。

とてもキラキラした笑顔は私にはまぶしくて、私まで笑顔になる。

彼を見ていると本当に思い出す。

私は完全に元彼の何もかもが好きなのだ。

でも、もういなくなってしまった元カレがここにいるっていう不自然さで半信半疑の状態。

しかも彼は一応 初めまして とあいさつしてきたから尚更だ。



私はとりあえず彼に好きな漫画を言った。

そのあとは話が盛り上がるまで時間はかからなかった。

私は彼の魅力に取り付かれ、彼もまた楽しそうに話していた。

パーティーも終了間近に迫ったので、私は彼とラインを交換することにした。

帰ってからも彼とラインして寝る前に少し電話をした。

そして次の日の夜、また会う約束をしたのだ。



「昨日ぶりだね!」

そういう彼の笑顔は昨日と同様キラキラだった。

「うん、また会えてうれしい!」

「俺もだよ」

2人は会って二日で完全に惹かれ合っていた。

いや、本当はもう出会った日に惹かれていたのかもしれない。

ー元カレの時と同じようにー



「今日は昨日約束した通りドライブしよ!」

「うん、するー!」

早速2人は車に乗り込み夜景スポットに行くことにした。



ドライブの道中二人は雑談で盛り上がっていた。

けど、私は彼の名を口にしようとしたとき、彼に名前を聞いていないことを思いだしたのだ。



「ねぇ、そう言えばすごく今更なんだけど、私名前聞いてないよね?」




そう、私は彼に名前を聞いてない。

名前聞いてないだけじゃない。

私は自分の名すら言っていないはずだ。

なのに彼は知っていた。

最初からおかしかったのだ。

それに気が付くのがこんなにも遅くなるなんて、相変わらず自分のあほさには呆れる。



「そうだったよね。俺の名前はレイ。」



私はそれを聞いて驚いた。

そして、いろんな気持ちが込み上げてきて言葉が出てこない。

なんでだろう、どうしてだろう、元カレなのか?いや、ここまで来たらそうなのだろう。

ではなぜ今まで隠してたのか。

どうして彼は今更目の前に現れたのか。

なぜ彼はいなくなったのか。

いろいろ聞きたいことがたくさんありすぎて頭の中でいろいろな言葉がグルグル回っている。



「ごめん。言い出せなかった。」

「心配、してたのに…。なんでっ…なんでっ…」



私の目には涙が溢れだしていた。



「俺もあの場にりんがいると思わなかった。」

「そんなんじゃ…」



ない、そう言いたかった。

そんなこと聞きたいんじゃない。

私はあなたの消えた理由が…



「覚えてないのかもしれないけど、死んだんだ…。」



…?

私の頭の中は更に混乱した。

レイは何を言ってるのだろう、今一緒にいて、死んだってどういうことなんだろう。



レイは私に順を追って話をした。

レイがいなくなってしまったと思ってた日、私はレイと一緒に出掛けていたらしい。

そして、出かけ先で車がこちらに向かって急発進をし、歩いていた私たちは引かれた。

レイはその時に私を守るため重傷を負ったらしく、そのまま亡くなってしまったらしい。

私はその時のショックで記憶がなくなっていたため、レイがいなくなってしまったと思っていた。

思っていたわけではない、レイの両親を訪ねたとき、私の両親にレイのことを尋ねたとき、4人から、レイはいなくなった、といわれていたからだ。

そしてそれをなんの疑問も抱かずに信じたからだ。



少し冷静になってからようやく私から出た言葉は



「え?じゃぁここにいるレイって誰?」



そう、素朴な疑問だった。

他にも知りたいことはあるけど、とりあえず今一番最初に出た言葉がこれ。



「んー、俺もよくわからない。気が付いたらあの会場にいた。」

「え?まって、それってなに?お化け?でも、しぃには見えてたし…え?ってかまって、運転してるよね?それ大丈夫なの?免許は…?どうなって…」



レイは車を止めた。



「ちょっと一回落ち着いて」



彼はにこやかにほほ笑むと私を抱きしめた。



「りん、久しぶりだね。あったかい…」



何かをかみしめるような口調だった。

私はその温かさに触れ、止まっていた涙がまた溢れ出した。



「ほら、泣かないで?笑ってたほうがかわいい。」



レイは昔のように私の頬に手を当て軽く頬を引っ張りにっとさせた。



「やだぁ…。」

「え~?やなの~?」

「ばかぁ…。」

「今度は怒ってる?」



なんてニコニコしながら私の顔を覗き込む。



変わらない彼に私は翻弄された。



「好き。」



やっぱり私は彼が大好きだ。

どんな状態だろうと。

仮に人じゃなかったとしても。

細かいことはまだよくわからない。

でも、私はこの人じゃないと無理なんだ。



「俺もだよ、りん。」



あぁ、あったかい。

心が満たされる

愛しの彼。

たぶんこれが最愛なんだろう。



「俺はずっと忘れたことなんてなかったし、りんだけしかいない。俺の好きな人はりんだけだよ。」



私のほしい言葉をくれる彼。

きっときっともっといっぱい言いたいことはお互いにあるのだろう。

けど今は少なくていい。

だってもう十分伝わってるから。



「私も、あれから一度も忘れたことなんてない。」



彼がこれ以上消えてしまわぬように私は彼に抱き着いた。

あの日に戻ることはできないけど、次にいなくなるその日まで私は彼に伝え続けよう。



ー愛してるよー






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Last updated  2019.04.24 22:05:04
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