テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:最近の出来事
一年前と変わらない景色
二年前と変わらない匂い 三年目 三度目の蛍 「小さいからこれはきっと平家蛍 平家蛍は本当にキレイな沢にしか住めないんだよ」 まだまだ日本も捨てたものじゃないね 無数の星と 無数の蛍の光 境界線は山の木々 空間を乱舞する蛍と 垂れ下がる木の枝にとまっている蛍 二人並んで覗き込む ここが安心出来る場所なのね 暗闇の中で 体イッパイに光を放ち 私はココよ ココにいるわ あの日 真っ暗闇の中で 身体を丸め光こそ放っていなかった私を 見つけてくれて両腕にソッと 抱き締めてくれたのは貴方 あの日から私にとって木の枝が 貴方の胸の中になった 今目の前で両手の中の蛍を 愛しそうに眺めている貴方 やっぱり私も蛍になりたい 貴方だけの蛍になりたい 2007/06/16(土) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.17 13:06:23
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