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レビュー:JUMPMAN TEAM FLOW 日本未発売 カラー/モデルナイキのディビジョンに属すBRAND JORDANには大きく分けて二つある。一つは、AIR JORDANシリーズ。マイケル・ジョーダンとナイキが生み出したバスケットボールシューズの王様。ナイキが特に大きなプロモーションをしなくても売れる商品。もう一つは、JORDAN 今回紹介するJUMPMAN TEAM FLOWは後者に属する。JORDANという名前はついてないが、AIR JORDANのロゴ「ジャンプマン」を名前に持ち、AIR JORDAN BRANDの商品には戦略商品がある。AIR JORDANに近い技術(全く同じにはしない)が盛り込まれ、NCAAディビジョン1に属するTEAM 米国ナイキのHPには、バスケットボール関連のサイトが二つある。一つはNIKE BASKETBALL。もう一つは、JUMPMAN23、JORDAN BRANDのHPだ。JORDAN それだけに、NBAプレーヤーでも履いている選手が多く、確認できているだけでもニュージャージーネッツのジェイソン・キッド、サクラメント・キングスのマイク・ビビー、LAレーカーズのゲイリー・ペイトン、LAクリッパーズのクェンティン・リチャードソンなど、TEAM JUMPMAN TEAM FLOWのその人気(?)の理由は何か?『ナイキが一押ししているから』という理由以外でレビューしよう。 Simple is Best"Simple is Best" 何時しか流行ったキャッチフレーズがこのシューズ全体を通して感じる事のできるテーマだ。JUMPMAN このあくまでシンプルに抑えられた外観は、一枚皮で完結しているようなアッパーの作りによるところが大きい。JUMPMAN TEAM FLOWのアッパーは、一枚皮で作られており、その一枚皮がクルリと内側に巻き込むような形で、インナーサポート(インナーブーツ)の役目を果たす。原材料の選択の一つ一つにそのシンプルさの哲学を突き詰めた結果、ハイカット、ローカット共に400g以下と、現在のハイテクシューズには見ることのできない超軽量化が実現されている。上記したNBAプレーヤーは全員ポイントガードだ。スピードが必要なポジションである。そのプレーヤー達が今シーズンを通してこぞってこのシューズを履いているのも納得のいく話である。 TEAM FLOWのクッションには反発性が乏しいクッション素材の選択にも、軽量化が意識してある。このTEAM FLOWのクッションには、シンプルなエアソールユニット(フルレングス)が採用されている。履いた瞬間に気付くと思うが、フワフワした感じですぐわかる。よって、ZOOM 作り(品質)はイマイチJUMPMAN TEAM FLOWについて残念な事は、その品質の低さだ。4足ほど確認したのだが、グルー(アッパーとアウターソールの繋ぎ目をカバーしている部分)のはみ出しが多く見てとる事ができる。また、ハイカットのものについては、内側の部分に糊付けの精度の悪さから、アッパーとライニングの部分に波打ちが確認できる。また、全ての右足のソールに若干だがネジレが生じている。これは、工場の生産ラインの不具合(ナイキの検品を通過しているので問題とは認識されていないのだろうが)によるものだろうか?右足ソールのネジレによって機能的な効果が生まれるうんぬんという情報は聞いた事がない。この辺の修正を早くしないと、この所、デザインと品質で素晴らしい向上が計られているadidasに抜かれてしまうのではないだろうか? JUMPMAN TEAM FLOWのウンチク前回のレビューでユーザーから好評だった図解を今回も利用して、TEAM FLOWのウンチクを語る。
HIGH カット VS LOW カットカットの高さの差は4cmにも及ぶ。この違いは大きく、ローカットを履けば、あなたの足首が完全に自由になる事を実感できる。通常のローカットのシューズでは、他のサポート機能が付属しているものだが、このローカットでは、これといったサポートはない。よって、あなたの足首は一切のサポートが提供されないようになるので、怪我が心配なプレーヤーはローカットは控えたほうがいい。 また、アッパーレザーの素材も異なる。ハイカットではシットリとしたスムースレザーが使われているが、ローカットでは、少々パサつきのあるリンクルレザーが使われている。個人的には、スムースレザーのほうが、高級感があって好きだ。 インナーブーツの素材も大きく異なる。ローカットのインナーは、少々厚みのある(フカフカしている)素材を使っているが、ハイカットでは、厚みが半分ほどのもので、作りが上質になっている。ローカットのインナーブーツのような素材は、使用するにつれて中の素材が水分を吸い、薄くなっていきがちだ。その上、ハイカットのものと比べると早くヘタってくる事が予想される。 下のアングルから見ると分かりやすいと思うが、ハイカットのモデルのインナーのほうが、足にフィットする。但し、ハイカットの吐き口には結構大きなエッジになっており、人によっては靴擦れを起こす。肌の弱い人は、長めのソックスで対応する必要がありそうだ。逆に、ローカットのインナーはフィット感に乏しいが、アッサリとした履き心地なので、靴擦れ等は起こす事が少ないだろう。2モデルにはそれぞれ一長一短があるが、全体的に、ハイカットに作りの良さという部分で分がある。 さて。冒頭にあった質問「JUMPMAN TEAM FLOWの人気の理由は?」だが。。。文字制限により、続きはJORDAN.JPで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年03月11日 08時42分12秒
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